「トゥートゥーフォー」「お客さんふたつで充分ですよ」
 
けっこう映画は好きなので、時々ビデオ屋に行って映画を借りてきたりします。まぁ普通に借りて普通に見ているわけなんですが、どうもに私は文句が多いので、映画ひとつ借りるにも文句たらたらだったりします。たかがビデオ屋に文句たらたらなわけですから、社会に対しては一層文句が多いわけで、自分が社会に馴染めないことをビデオ屋で再確認してしまっていたりもするわけです。

つまり見たい映画が置いていないんです。バタリアンという映画をご存知でしょうか。バタリアンというのは映画会社の担当者が鼻糞ほじりながらいい加減に付けた邦題でして、原題は"The Return Of The Living Dead"という由緒正しいホラー映画なのです。由緒正しいとは言ってもその手の人たち(含私)が勝手に傑作だと思い込んでいるだけの話なのですが、この傑作が置いていないんです。ホラー映画通を自負する私が聞いたこともないゲロゾイドなんてC級イタリア映画置いている場合じゃないですよ。まぁ次借りるつもりですけどね、ゲロゾイドは。

しかし単に見たい映画がないから文句を言っているわけでもないんですよ。バタリアンが置いていないにも関わらず、何故かバタリアン2が置いてあるんです。新手のいやがらせでしょうか。言わせてもらいますと、経営の観念というものが欠如しているわけです。パート2から見始めるバカがどこに居るんですか。話がわからない上にネタバレ必至。そしてパート1が見たくなっても肝心要のパート1が置いていない。新しいほうを置いておけばいいだろという短絡的な発想のおかげで、私が4件もビデオ屋巡りをしなくてはならないわけです。キルビルを20本も置くスペースがあったらなんとかして欲しいものです。最近のビデオ屋はどうも流されすぎです。

ラーメン屋も流されていると思います。流行りの横浜家系ラーメンがそうですが、麺の固さ油の量が選べる上にトッピング自由。自分とこのラーメンにこだわりないんですかね。流行りをなんでも取り入れればいいってもんじゃないと思います。これがうちのラーメンだ!って自信持って出して欲しいんですよ。固さは?油は?トッピングは?だなんてお客に媚び売るべきじゃないと思います。自信がないからお客に色々と選ばせるんならわかりますけど。

先日彼女と食べに行ったラーメン屋なんですが、私がノーマルで彼女が固め。しかし出てきたのは同時。なんで固さ聞いたんですかね。厨房で何か密か事でも行われているんでしょうか。
 
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