セロー225との出会い
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%

なぜセローかというと、とにかく扱いやすそうだったから、という事になりますね。それまでBMWR850Rに乗っていたわけですが、まあst1100よりは軽いとはいえやはり私のような小柄な体にはまだまだ重いのです。ちょっとした取り回しとか、ツーリング先で見つけた小道に興味シンシンで突入してみようなんて時はやっぱり大型ばいくだと躊躇してしまうのです。低速でのばいくの扱いがまだまだできてないわけですな。
よし、そんじゃあ練習すればいいじゃん!という単純かつ短絡的な発想のみで警視庁(だったかな?)主催のグッドライダー講習会へとBMでノコノコ出かけたもんです。(青色のGRと書かれたシールがもらえるヤツ。ご存知の方も多いと思いますが)

写真が不鮮明でごめんなさい → こんなシール →
1日も練習すりゃあ何とかなるさ、という考えがいかにアホでアサハカな考えかをさとるのに半日とかかりませんでしたね、自慢じゃないけど。三角コーンを蹴散らし、一本橋は乗る前から落っこちて クランクにS字はほとんど脱輪か!? てなもんで 指導員のセンセの失笑をかったりそれはそれは散々の1日でありました。コケなかったのが本当に不思議でしたよ。
そうそうこの時の指導員のセンセに女性白バイ隊の方が4,5人いましたね。皆さん20歳台(結構カワユイ)とお見受けしましたが、大型ばいくを軽々と扱ってラッシャイましたよ、ほんと。にこやかな笑顔とはウラハラにあの目は「オッサン、大型ばいく無理だからやめたら〜、あん?」とどこぞのレディースもまっつぁおな雰囲気を漂わせていたのを小生は見逃しませんでしたぞ。

BMでチカレタビー(泣)
まあそんなわけで小生すっかり落ち込みまして、「いいんだ、ボクなんて、どうせ真っ直ぐで広い道しか走れないんだい」と突っ張って(?)見たもののやっぱりおもしろくない。かといって大型ばいくの操縦がすぐうまくなるような運動神経を持ち合わせていない事は自分自身がよおおおっく知っとる。そこは元来ネアカの小生(なんも考えて無いという説も)「じゃあ、もっと小さくて軽いばいくを買えばいいんじゃん!」とあいなったのでありました。
はてさて新たにばいく(セロー)を買うとは簡単に言うけれど、さしあたって先立つもの(金)は無し、そうでなくとも女房初めとする家族の反対は必須!!絶対絶命の危機かあ? う〜〜ん、困った。
んでもってまたもやアルコール漬けのアタマにポッと浮かんだのがヤフオクでしたよ。「ん、ヤフオクならきっと安いセローがザックザクあるに違い無い!いやそうあるべきだ!!」と一人で勝手に決め付けた小生ではありました。大丈夫かねホンとに。
それからというものヤフー-アラートにキーワードの「セロー、SEROW」を登録して中古探しの毎日が始まりました。ここで勉強になったのは、オークションは玉石混合で決して安くない場合も結構あるし、物も程度良好からジャンクまでまっことに幅ひろいという事。(今にして思えばあたりまえ)やっぱ程度のいいものはそれなりの価格で取引されてますな。しっかり経済の原則にのっとってますな。
何軒かあたって結局 埼玉川越方面の方が出されていたものを落札しました。当初は程度の割には高い買い物だったかなあと思いましたが、その後故障もせずあっちこっちツーリングに行けたのでまあ結果オーライかなと自分に言い聞かせております、ハイ。
小生はもともとばいくイジリの趣味があったワケでもなく、どちらかと言えばただノホホンと乗るだけ、の人生を送ってきまして(んなおおげさな)工具も殆ど持ってません。まあペンチにドライバくらいはありますが。ところが今回購入したセロー君はどうも乗るだけ、というわけに行きそうに無い感じでして、エンジンこそ良好でかかりもよく機関は絶好調!なんですが、あちらこちらサビは浮いてるし、そもそもえらい汚れているし、タイヤはヒビだらけという按配。こりゃあ高速走るのはちょっとヤバイかも、人気の無い山んなかなんか走っても大丈夫かしら、というわけで 半ば「必要に迫られて」シロウトメンテをするハメになったのでありました。やってみると結構おもしろいんですがね、これがまた。
整備中の写真がありませんですいません。
まず気になったのはやっぱりブレーキでした。1番の安全装置だもんね。命にかかわるよね。まだ死にたくないし。
それで前輪のパッドを見ると殆ど磨り減っているではありませんか!早速 「誰にでも出来るバイクメンテ」みたいなノリの本を購入して さらに近所のばいく関連店にでかけて 「すいません、セローのブレーキパッドください!」とまるで殆ど 「初めてのお使い」モードでした。あとはメンテ本とにらめっこしながらすったもんだの挙句交換しました。
結構とまどう場面も多々ありましたが、何とかなるもんですね。左上の写真が交換したパッドです。古い上にかなり磨耗が激しいです。
右の写真、ちょっと見づらいですが新しいパッド(緑色)が無事装着されました。メデタシ、メデタシ。
さて、前輪ができたとなると次に気になるのは後輪です。このセローは後輪はドラム式になっており、バラさない限り中の状況はわかりません。でも前輪のパッドの状況から推察するにブレーキシューもかなり限界ではないかと思われました。(前・後輪とも特別ききが悪いわけでは無いんですが)
でもブレーキシュー交換となると、タイヤをはずす必要もあるし、チェーンだってはずさないとイケナイ、ということは小生にとっては 人生初体験のドキドキもんなわけです。そもそも自分の腕でタイヤをはずしたばいくにまた乗るの!?あぶないじゃん!と すっかりおじけづいておりました。
そうは言ってもやるっきゃない!!ってんで くだんのメンテ本と首っ引きで何とかブレーキシューも交換しました。ドラムの中は粉だらけでやはり新品交換して良かったです。ツーリングしてても何となく安心ですね。作業終了後は結構な達成感にひたった小生でありました。ただ特にブレーキのききが良くなったという感じはしません。そんなもんですかね。
オイル/フィルター交換は、始めるまでが面倒なだけでいざ始めれば 私のようなドシロウトでもスムーズにできました。オイルフィルタは やはりかなりのゴミ(それも金属性の)が溜まっていました。オイル代もバカにならないので、比較的低価格のオイルでマメに交換しようかと思ってます。オイルはオイルパックを使って燃えるごみで出すようにしています。
このセロー君、なかなか年代物だけあってスピードメータユニットもそれなりに年季の入った物でしたが、そのうちにトリップメータが動かなくなってしまった。トリップの効かないツーリング生活(なんじゃそりゃ)って結構不便です。自分が何キロ走ったのか、燃費はどうなっているのかとか、まあメモ使ってオドメータで出来ない事は無いがすこぶる面倒であります。
そうこうしている内にヤフオクでメータユニットが出品されているのを見つけました。セローくらい息が長くてポピュラーなばいくだと、いろんな部品が次々と出品されるんですね。
左下のユニットが取り外した古いユニットです。左上は 新たにユニットを装着した状態です。こころなしかきれいになったような気がしてます。
タイヤは購入した段階では7部山くらいだったでしょうか。磨耗度という観点ではすぐの交換は必要なさそうでしたが、そのワリには小さなヒビが多数あって、いつ破けるかわかったもんじゃないぞ、という感じでした。もっともそのタイヤのまんまで自宅のある埼玉から秋田・青森の白神山地までツーリングに行っちゃいましたけど。
んでタイヤ交換なんですが、このタイヤ、チューブタイプとかで、例の「メンテ本」によると結構難しいのとなにやら工具も必要げな事が書いてあるので、これはもう業者にお願いしようという事になり(自分一人で決めたんだけど)前後いっぺんに変えてもらいました。
新しいブロックタイヤを付けると、さあどんなガタガタ道もかかってきなさい!!ってな気分になるノー天気な小生でありました。
もうひとつ、エアフィルタも交換しました。セローのエアフィルタは湿式とかいってオイルがしみこませてあるんですね。このフィルタもぼろぼろで汚れだらけでした。交換はいたって簡単でフタを空けて入れ替えるだけです。でもこれで何となくエンジンの調子が良くなったような気がしてます。