ミミ立体化への道 |
ないから作ってみた |
![]() ポプキャラ(ミミ)の立体化は昔からやりたかったことのひとつでありました。 ですが、私はガンプラの人でありフィギュアは門外漢……。 そこで選んだ素材に「ファンド」を選びました。いわゆる、紙粘土です。 エポパテ(エポキシ系パテ)よりも扱いやすく、乾燥後の切削性も良好です。 とりあえず一気に形を作ってみました。ここまでの作業時間は約二時間。 ![]() ![]() ![]() ![]() 乾燥後、紙ヤスリ、カッター等で接合部の調整、表面処理をおこないます。 ファンドは初めて使ったのですが、普通の紙粘土より粒子のきめが細かく、かなり繊細な加工が出来ました。 彩色には、ごく普通の絵の具を使用しています。 エポパテで作っていたら、塗装にはプラモ用塗料を使わなくてはいけないところです。 使い慣れた素材を選んだので、戸惑うことなく作業できました。 ![]() やっていることはきわめてアナログ。 乾燥待ちの間、ベストヒッツなんかプレイしていたり。 表面処理と下地塗装に一日、細部の彩色に一日かけています。 ![]() ![]() ![]() ![]() 単一の色で塗らずに、濃度の異なる塗料で陰となる部分にハイライトをいれてやります。 こうすることで立体的な表現を得ることが出来る……はず。 模型誌で得た技術なれど、実践するとなると障害は多いな。 いちおう胸のエンブレムには『PMBH』と文字が入っています。 基本的に一方向から撮影するだけのものとして作ってあるので、背面はかなりおざなりです。 耳も「右方向」から見たときに一番映える角度で固定しました。ゆえに、正面からだとバランスがアレですな。 ![]() 大きさ比較。全高十数センチといったところ。 【反省点】 表面処理がまだ甘い 両腕に骨格を感じさせられなかった 目のバランスが悪い(画竜点睛を欠いた!) 下半身を作るだけの時間と気力をひねり出せなかった (足なんて飾りですよ! お偉方にはそれがわからんのです) 第一作目として、習作として、それなりの出来映えじゃないかなぁ……と自分を慰める昨今です。 |