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2001.8/15 WED
さて翌日。昨日の深夜、倒れ込むように眠り込んだ後、習慣で午前七時半に目が覚める。それでも目覚ましの力を借りなかったら危なかったかも知れない。今日も会う予定の人が居るのだ。
その人の名はCABさん。インターネットランキングでも名を馳せた福岡ポッパーさん。マユミさん好きとしてもかなり有名。せっかく九州まで来たのだから、是非会ってみたいと思っていました。
待ち合わせの準備は万端。午前九時にホテル前で待ち合わせる段取りになっています。
……朝の支度をしながらのんびり「ちゅらさん」なんか観ていたらもう八時半なんですが。とりあえず朝食をとらなくてはなりません。ここのホテルの朝食はバイキング形式と聞いていたので、期待が持てます。
バイキングっていいですよね! 好きなものを好きなだけ取ることが出来る幸せ。時にはフルーツとかゼリーの類を食べ散らかす事も出来るという、背徳の食……! 素晴らしきかな、バイキング。それでは今日も一日フル稼動で過ごすために、ちゃんと朝御飯食べるよー!
御飯とみそ汁、ウインナーを炒めたものにめんたいこ(博多っぽい!)とか卵焼きとか。あとはサラダにコーヒー。
うわー(目の焦点虚ろ)。
考えてたのとちょっと違う〜。
とりあえず御飯を茶碗に盛り、みそ汁を一杯。お皿にウインナーをはじめとしたおかずと取り、サラダとコーヒーを一杯ずつ。
朝御飯にしては充分なボリュームかと。時間にはまだゆとりがあるし、よく噛んで食べるとしようか。もぐもぐ。
デザート……(ぼそ)。
九時まであと十分足らず。荷物を一つにまとめ、おかわりしたコーヒーをゆっくりとすする。そろそろCABさんもこちらに向かってきている頃だろう。
待ち合わせの目印……ミミぬいぐるみ(チャイナ仕様)の準備も万端。いつでもカバンから取り出すことが出来る。CABさんには「絶対にわかるものを持っている」としか伝えていないからどんな顔をするか楽しみだ。
一応初対面の人間にこんな待ち合わせ法を提示するもの、なんかアレだが。
九時。チェックアウトしてホテルの外に出なければ。
刹那、ホテルの自動ドアから飛び込んでくる男一人。
メールで聞いたとおりのGパンにデニムの姿。ビジネスホテルに朝一番でやってくるには明らかに浮いてる(失礼)出で立ち! ま、まちがいね〜、この人がCABさんだ!(ここまで0.4秒)
「あ、あのもしかしてインターネットとかやってます!?」
開口一番こんなセリフの上に、目印のチャイナ仕様ミミのぬいぐるみを提示する男 in ビジネスホテル
破顔一笑。正解で本当によかった……!
違っていたらどうするつもりだったのか。
オフラインでの邂逅というのは不思議なもので、かつてオンラインで接していた時のようによどみなく言葉が出てくる。掲示板やICQを用いた時とは比べものにならない高速の意思伝達。
やはり、人とは会わねばダメだ!
ゲーセンが開くのは午前十時だが、待ち合わせを九時にしたのはその間談笑していればよい、という考えがあったからだ。談笑の時間は、ある一面ではポップンしてる時間よりも大事なのだ。
CABさんは自転車でホテルまで来ていたが、徒歩にて福岡市内を案内してもらいました。移動しているうちに、ゲーセンも開くことでしょう。
歩きながら東京から持ってきた「ポップンミュージックヴィジュアルガイドブック」を渡します。十日に発売されたところは非常に限られていたので、この時期にこの場所で渡せて良かったですよ。加えてニャミ通、こすびさんからの伝言と、ぽっぷらーの上チャリさんからの伝言&オリビアさんのキーホルダーもこの場で渡しておきました。
関東と九州がここで繋がる。やはり人とは会わねばダメですね。
そしてたどり着いたところは、どこか見覚えがある場所……そう、ここは昨日焼き肉を食した後で皆で立ち寄ったゲーセンではありませんか。ポップン6とポップンステージexが並んでいるというポッパーの聖地! ……ポップン6の方は200円だけどね。意外なことに、手ポップン100円ってのは近場にないらしい。
さっそくここで「お互いのポップン」を披露と相成りました!
こちらの目指した境地は等速(ノースピ)ポップン。
おじゃまならばエキサイト+FAT POPくん。
一方CABさんはランダム、ミラー、ヒドゥンにエキサイト。爆走ポップくんにおじゃま攻撃と思いつく限りのおじゃまを入れてポップンと向かい合う。
チャレンジモードといえばスコア、コンボ、BAD数くらいにしか「挑戦」しないポッパーが多い中、生粋の「チャレンジ精神」あふれるポッパーといえましょう。
お互いの目指した境地は違えども、共通しているのは「常に自分の限界に挑み続ける」という姿勢。
倍速を入れれば楽にはなろう。だがあえて入れない。おじゃまを入れなければハイスコアも狙えよう。だがあえて入れる。
そうだ。常に自分に挑戦を続ける人だからこそ、会ってみたいと思ったのだ。ハイスコアラーの凄腕ポップンを見ようと思ったわけじゃない。ポップン筐体の前に立って、いまさらそんなことに気が付いたりする自分がいる。
そして今、こうして二人でポップンの前に立つ日が来たのだ。
そして
二人してポプっているとき、一通のメールがケータイに飛び込んできた。昨日上チャリさんに送ったメールの返事だ。オススメのお土産について書いてある。
お土産はちょすい庵でお願いします。
それとCABさんによろしくと……。
ちょすい庵? 聞き覚えのない名だ。上チャリさんからのメッセージを伝えるついでに、ちょすい庵について訊いてみた。なんでも博多駅の有名なお土産屋らしい。福岡にいられるのは午後九時がリミット。CABさんと行動を共に出来るのは夕方まで。
よし、日が沈む前にちょっと案内してもらおう。
ポップンの方は、結構早く切り上げた。長くやる必要はどこにもなかったし、一回200円の台で本気でポプったら本当に散財してしまう。
大型ゲーセンの地下から、外へと歩を進める。
福岡の太陽は高く熱い。昔行った沖縄を思い出した。乾いた風が、ここが南方であることを思い出させる。お昼にはやや早かったが、涼を求めて近場のマクドナルドへとなだれ込んだ。
おなじみのセットメニューを注文する。コーラをビッグサイズにしておくことも忘れない。オフのメインは、やはりポップンよりも談笑にあるのだ。店にとっては良い迷惑だが、こちらはもう長期戦の構えを見せる。
そもそもあの日差しの中、あんまりブラブラと歩きたくはなかったしね。
ここで話の他に花咲いたのが、わんさと出てくるCABさんのアイテムの数々。カバンから出てきたのはサイトの方でも見慣れた絵の原画やら、アップされることのなかった習作や落書きの数々!
いや、やはり生の迫力ってのは違うね。スキャニングしてデジタルで着色する過程で失われてしまう魅力が息づいている。
おまけに、原画の一部をいだだいちゃったりなんかして! いくら描いた原画はコピーをとっているとはいえ、オリジナルの方をいただけるとはありがたい話です。ありがとうございました!
他にもいただいたものが一つあります。ミミのプラフィギュアですよ! もしかしたら、皆さんも昔作った経験があるかも知れません。透明なプラ版にマジックで絵を描き、温めたオーブンの中に置いて、熱によりプラ版を縮小させる。縮小したことにより、程良く絵の密度が上がります。出来上がりも均一にはならないので、味わい深い。しかも綺麗に彩色されています。これはもうストラップにする勢いですよ!
ちなみに、他にヒグラシのプラフィギュア(無彩色)とかも見せてもらいました。こちらは、モミアゲを忠実に切り抜いたら先端が凶器と化したとか。恐ろしい話もあったものである。
ポップンの話からゲームやコミックの話に派生し、インターネット裏話やらサイトの運営方針についてまで、話はどこまでも広がりを見せました。
結局コーラをおかわりしたうえに、追加でデザートまで頼んだり。なんとも充実した昼食となりました。
太陽が中天を過ぎるあたりに、マクドナルド店内から外へ出る。まだ夕刻まで時間はあります。ここでおもむろにゲーム屋探しとが始まりました!
事の発端は、マクドナルド店内にて話した真・ポップンコントローラーex化計画にあります。真・ポプコンexはPS対応に改造する予定ですが、東京都内ではPSポプコンの中古がなかなか見つからないのです。秋葉原で中古ポプコンが堂々と四千円台で売られていたときは驚愕しました。
中古で二千円ぐらいなら即買いなのですが、どうにも見つかりません。それならば福岡で探してはどうか、と。
もちろん帰るときに荷物になるのは容易に想像できますが、真・ポプコンのために福岡でノーマルポプコンを買って帰るというのもネタとしては充分面白いよなぁ……とか変なところで管理者意識が鎌首をもたげたり。そこで一も二もなく、福岡市内の物見遊山も兼ねて各地のゲーム屋を巡る運びとなりました。
……結果から先に言うと、DC用ポプコンが2980円で売られていたのを見つけただけでした。嗚呼、この地でもポプコン不足なの!? 恐るべき現実を目の当たりにして、夕日を前に崩れ落ちる男二人。
っていうかCABさん、よく付き合ってくれたよ……。でも、観光しながらポプコン探しとは。とことんポップン馬鹿である。
夕暮れ時。そろそろCABさんと別れなくてはなりません。博多駅まで戻り、例の「ちょすい庵」を探します。CABさんの記憶を頼りに、地下商店街へ降りていく二人。すると地下階段へ向かうとき「如水庵」の看板が目に飛び込んできた。これでちょすい庵って読むの? 気が付かないわけだ。
とりいそぎ、家族とご近所ポッパーさんの為に羊羹や饅頭を買い込んでいくことにしました。そろそろリミットが近い。
さらばCABさん。こうして会う時間をもうけることが出来たのは行幸でした。願わくば、またポップンの前で。
午後六時。福岡空港に向かうリミットである午後九時までまだ時間はあります。この時間にまた一人になることは涼村兄さんとリュウノスケさんに伝わってはいるので、博多駅の近くで晩御飯をご一緒する予定があります。とりあえずケータイメールで近況を報告。涼村兄さんはこれから博多駅へ。リュウノスケさんもちょろっと寄ることは出来そうとのことです。
さて、段取りはつきました。どの辺で時間をつぶそうかなー、と思い目に入ったのは博多駅となり、交通なんとかセンター。ここの七階がゲーセンであることは知っています。そこで待つことにしました。
ここにはなんと……ポップン1が現役で稼動しているのですよ! ちなみにDDRも初代だったりして。ちょっとレトロなカンジがイケてルンバ。ここのポップンは1プレイ200円ですが、見たところ電源を落としてもスコアが残るようなので、記念にプレイしていくことにしました。
隠し曲を含む全十四曲(少なッ)が自由に選べる。おじゃま設定はON。現在のハイスコアは二十四万点。どうやら通りすがりのライトポッパーしか触れていない様子です。
全曲解除なのを良いことに、ラテン→J-テクノ→ポップスとお好みプレイ。スコアは276461点と、それなりの点数。おじゃま設定がONとはいえ、腕に覚えのある人なら十万点は取れるでしょうし、このくらいのスコアなら塗り替えることが出来るはずです。
スコアネームは「YOSY」なので、博多駅の近郊にお住まいのポッパーさんはスコアを見に行くなり、スコアを塗り替えに行くなりしてして欲しいです。ここでポプったという、確かな証拠です。
もう一度福岡に行くことがあったら、もう一度みてみようと思います。
午後六時半。大きく膨れ上がったカバンを降ろし、初代DDRそばのテーブルで一休みしていると、職場帰りの涼村兄さんと合流! とりあえず二人で近場の居酒屋へとなだれ込むことにしました。
選んだ店は博多駅ガード下「益正」。もう一件、お刺身のよさげな店があったのですが、特製のハヤシオムライスが400円を割るお値段だったのでついついこちらの店へ。店内は日本風なれどどこか大陸的でいいカンジ。洋風、和風なんでもござれの良い店でありました。
とりあえず、二人で飲み始めます。今この時しかない時間を共有して、とりあえず飲みます!
あと二時間と少しで、ここから離れなくてはならないなど、信じられない心地です。
まったく、信じられない心地です。
午後八時をまわる頃、ようやくリュウノスケさんがやって来ました。料理とお酒がおいしく一回りした頃だったので、ここで例の特製ハヤシオムライスを注文します。お酒と御飯はよっしーの場合、入るところが違うのです。
うまくて、楽しくて、うまくて、楽しくて。
福岡の夜は、ひとときも止まることなく進みます。
そう、これを忘れてはいけません。リュウノスケさんが職場で上司の目を盗みながら描いてきてくれた生ミミ絵ですよ!
特別にここで公開しちゃいます。縮小してるけどね。オリジナルはおいらの宝と言うことでヨロシク。広告入りのメモ紙ってのが臨場感あるね。この場であらためてお礼を言わせていただきます。ありがとうございました!
きっと、きっと
これから何年経とうが「こういうこと」が楽しくてしょうがないだろうなぁ。
リミットは、もうすぐそこ。
もとの場所に、戻らなくては。
さらば福岡。何度でも言うけど、願わくばまたポップンの前で。
あ、それとですね。
酒の席でなにやら「えろ絵談義(二回目)」に花が咲いたわけですが、その後涼村兄さんが「なんかよっしー兄やんに絵を贈るのが流行ってるみたいなので」とかいう珍妙な理由で、後日やはりミミ絵をいただきました。
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