音楽のジャンル解説、言うまでもなく苦手であります。
トランスミュージックを語る上で外せない要素って、「繰り返し」なんでしょうかね。短い旋律を何度も繰り返し、全体を構成する、みたいな。
よっしーがポップン6の『トランス』から感じたイメージというのは「光」だったんですね。太陽ほど強烈でもない、月光ほど冷たくもない、という。
元の英文歌詞は、至極まっとうなラヴソングとして書かれているようです。妄想日本語歌詞の方では、最初に抱いた「光のイメージ」を元にして歌詞を作ってみました。
映像的なイメージというのも、実は頭の中にありまして。
トランス系のミュージックはIIDXの方で多く出ているので、自然とIIDXのムーヴィー風にイメージが固まりました。
どんなイメージかというと……そう、昔実際に見たことがあります。
プールで……仰向けに沈んでみたときのことです。
冷たい水に包まれ、周囲の雑音から隔離された状態。そこでばっと目を見開く。暗闇からの反転とはまた違った、光の世界への転身。冷たい水を透過して届いてくる、燃える太陽の光。その時にはもう、太陽はやさしい光に姿を変える。水でふさがれたはずの耳に、何かが聞こえてくる。光は、あくまで静かに降り注ぐ。
『トランス』を聴いたとき、その夏の日のイメージが頭の中でシンクロしました。
あ、なんかまとまりのない話に。
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