J-POP(J-ポップ)
Life |
ARTIST
Haya-P & Maru |
超ラブラブなガールズポップス。一緒に歌ってね!
ポップンといえば、曲よりも歌の方が印象的かも知れません。家庭用ポップンに収録されたこの曲は、「歌モノ」の中でもかなり記憶に残る曲であると思っています。静かで柔らかで、聞き取りやすい歌声。リフレインの部分は、すぐに覚えてしまうのではないでしょうか。
ジャンル解説にもあるように、皆で一緒に歌うことを視野に入れて作られています。この試みは大成功したと言えるでしょう。すぐに口ずさめる歌として、ポッパーの記憶に残ったのではないでしょうか。
すぐに歌える。すぐに覚えられる。聴いた人の、すぐそばに立つことが出来る音楽。聴いた人と共に生きていけると言うのは、音楽にとっては最高の幸せのはずです。リズムは鼓動に、旋律は息吹に。聴いたその時から、その曲と一緒に生きている。それはもう、『Life』ですよね。
ポップン3ではハイパー譜面を引っ提げて帰ってきました。今でも前奏部分、難しいね。
曲終了後、赤ボタンを叩いて「こ〜わし〜たい〜♪」とヴォイス出す派ですか?
TECHNO'80(テクノ'80)
Weter Melon Woman |
ARTIST
NAKATEK |
ウワサの'80年代テイストテクノサウンド!
「テクノ」と言うジャンルに、年代が組み合わされています。テクノといってもピンからキリまで。でも、俺達が表現しようとしたのはこの時の、この時代のテクノなんだぁ! ってことでしょうか。テクノと共に生きてきた人でないと、こういう発想は持てないよね。時代や歴史に触れてきた人が、なんだかうらやましい。
緩やかなリズムが心地よく、空間に浮かぶ音を一つ一つ拾い上げていく感覚が面白い。実際のゲームでも、叩く部分が気持ちいいんだよね。ハイパー譜面も叩く部分が多すぎず、適度な緊張を保ちながら遊べました。よけいな部分を叩かないから、ハイパー譜面とはいえ、かなりまったり系と言えるかも。確か、これが初めて出来たハイパー曲であるように記憶しています。
ところで、「すいか女」って誰?
FUSION(フュージョン)
CROSSOVER 12 |
ARTIST
319 |
ちょっぴりオトナで、すっごくオシャレなフュージョンナンバー。
音楽ジャンルには詳しくないので、ライナーズノートを参考に。フュージョンはその昔『クロスオーバー』と呼ばれていたそうです。ジャズとロックの中間、という意味合いで。数々の音楽が生まれ、いくつもの音楽が融合していったのを、リアルタイムで体験できた時代というのがあったのですね。
こちらは無論そんな時代背景を知らないままゲームとして遊んでいたわけですが、初めて聴いたときの印象というのが「オトナの曲だなぁ」というものでした。ちょっとこの良さはお子さまにはわかるまい、という。こちらも家庭用で遊んでいたときにはさほど選曲はしていませんでしたが、今改めて家庭用ポップンで遊んでみると、なかなか味わい深い音楽であると(やっと)感じることが出来るようになりました。ジャンル解説の「ちょっぴりオトナ」の件が、やっとここでわかりました。
ちなみに、開幕部分の譜面でBADを出さずに叩けるようになったもの、つい最近のことです。てへ。
CLASSIC(クラシック)
Chaos Age |
ARTIST
Waldeus von Dovjak |
みんなの知ってるクラシックのアレンジメドレー
クラシック……オーケストラって不思議ですよね。数多くの楽器が複雑に絡み合いながらも、指揮者の導き一つで全体が生き物のように躍動する。数回「ドラゴンクエスト」系のクラシックコンサートに足を運んだことがあるのですが、非常にダイナミズムで聴き応えがありました。
さて、ポップンに取り上げられたのは、誰もが聴き覚えのあるクラシックメドレー。さすがに、自分で叩いて音を出すパートというのは非常に限られています。でも知っているリズムを気持ちよく叩けるので、むしろこの曲は指揮者の気分で、感情のおもむくまま叩く曲なのかも知れません。そういう視点で見ると、また新しい発見があるかも。
ハイパー譜面は、それこそクラシックのように、担当を決めて皆で叩きたくなる譜面。ポップくんの数は無茶苦茶多い、というわけではないがもの凄く技量を要求される。そのストイックさとクラシックの荘厳なイメージと相まって、以降最高難度曲の代名詞となりました。
AFRICA(アフリカ)
Con te sabi 2119 |
ARTIST
Hamba Un Aa |
アフリカのハートでビートでズンダカタ!
いま気が付いたんですが、ジャンル解説がきれいに韻を踏んでいますね。そう、この曲の命は「リズム」です。数多くの打楽器で構成された曲なのですが、なんだか九つのボタンそれぞれが太鼓等の打楽器であるような錯覚を覚える曲です。時折獣の鳴き声が織り交ぜられているのが面白いですね。アフリカのジャングルを想起させます。もちろん『アフリカ』というジャンルは無いのですけれども。
ハイパー譜面の方は、まさに「鳴るところは全部叩け」の世界。ポップン3以降のハイパー譜面よりも、感覚的に難しい譜面であると思います。自分で正確にリズムを刻むことを要求される、と言うところが硬派ですよね。「ハイスピード」を入れて、高速でとんでくるポップくんにボタンを叩かされることに馴れている人には、なおさら難しいかも。こんな譜面があってもいいよね。
あまり話題に上がることも無かったので、クリアしないまま次回作のポップンを迎えてしまった、という人も多いのでは。いやさ、私もその一人ですが。ムズカシー。
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