●邦題「アフリカの女王」に登場したこのかわいい蒸気船は、この映画の題名にもなったこともあっていろいろな場面でその構造からエンジンまで詳しく描かれていて、マニアにとっては貴重な資料です。
特にその小さなおもちゃのような蒸気エンジンが始めから最後まで一生懸命働いている姿を見ていると愛着を感じます。
模型も出来るかぎりその雰囲気を表現するためにエンジン、ボイラーはもちろんマキなどの小物まで作りこんであります。
手をかけたかいあって、走る姿も誇り高く堂々としている気がします。
●映画を見ていない人のために説明しますと、船首左右に突き出ているものは酸素ボンベを改造した魚雷で、これで敵艦に体当たりする計画です。
●上の写真はアルコールランプです。ゾウの鼻毛みたいなものは火口の細いワイヤーの束です。
戻る