[道具.材料など]
●銅板をたたき出すのに使うものは、左の窪みを付けた角材とハンマーです。なるべく堅い木材のほうが良いです。(形は丸太のほうが良いかも)

この角材は廃材売り場で手に入れたもので、木口に彫刻刀で窪みを彫り込んであります。

他は切ったり曲げたり穴をあけたりするための
道具と、ハンダ付用の細口バーナーなどです。

必要に応じてこれ以外のものも使います。

最近は便利な工具が沢山ありますが、基本的な物を揃えておけば使い方の工夫でほとんどの工作は出来ます。必要なら自己流工作の目的に合った工具を作る場合もあります。

●材料は船体用0.3mm厚の銅板、エンジン用の4mmの銅パイプやバーナー用パイプ、ヒンジ用の銅の針金等です。

[製作工程]
1
イメージスケッチからだいたいの大きさに、0.3mmの銅板を楕円形に2枚切り出します。
2
切り抜いた銅板をバーナーで焼きなまし、水につけて冷やします。銅は急冷しても鋼のように硬くはなりません。
3
軟らかくした銅板を、ひざにはさんだ角材の上で、「♪モシモシカメヨ♪」とか、「♪三歩進んで二歩さがる♪」とか、あせらずリズミカルに叩いて少しづつへこませます。
4
叩くと銅は硬くなるので焼きなましを繰り返しながら形を整えていきます。我慢してこの位でやめておきます。
5
フチが歪んでいるのでコンパスを利用して水平線を引きます。切り抜いたものを型にしてもう一枚も作ります。
6
ヤットコペンチでフチを曲げて、後で接着剤で張り合わせるためのフランジを作ります。
7
合わせてみたところ。「謎の物体X」みたいでチョット不気味
ですがこれくらいで良いのです。
8
デッキ側にハッチをあけます。カーブ切り用のハサミを使うと簡単に丸く切れます。切り口で手も切れます!(注)
9
先の曲ったペンチで穴のフチを内側に曲げておきます。
こうすれば強度も出ます。
10
ドリルとリーマー、ヤスリなどを使って空気穴を開けます。
11
排気筒を兼ねたコクピットを作ります。デッキと接する部分は外側に開いておきます。
12
開閉できるように銅線を使ってヒンジを取り付けます。
13
4mm銅パイプを焼きなましてアルミパイプにしっかりと
巻き付け、ポンポンエンジンを作ります。
14
出来上がったエンジンを取り付ける穴を船体に開けます。
15
エンジンの下にバーナー用の10mm銅パイプをハンダ付けします。パイプの中にはランプの芯をつめます。
16
船底に舵を取り付け、前後のバランスを考えながら、好きなデコレーションを取り付けます。
17
最後に接着剤で張り合わせます。乾いたら出来上がりです。
排気筒にはアルミのパンチングメタルをはめてあります。
反省!!

デッキに開けたハッチが小さく、燃料注入や点火作業がやりにくい。船底にこぼれたアルコールをふきとれないので蒸発するまで点火できない。トホホホ...。それに火加減の方法など、遊んでみるといろいろ問題が出てくるものです。

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