●OCEANIC DIMPLE

全長/108.0cm 幅/26.5cm マスト高/140cm

船体はラジコンレース艇の図面をもとにして、シナベニアのフレームにヒノキの外板、ヒノキ張りのデッキで組み立てられています。
マストはグラスファイバーの釣り竿、セールは自転車カバーのナイロンクロスを使っています。マストをささえる索具はステンレスワイヤーを使いターンバックルで調節できるようにしてあります。
キールの先端には2.4kgの重りが付いています。重りは図面にあわせて木型を作りそれからとった石膏型に溶かしたナマリを流し込んで作ります。

ヨットはその時の風によって走りかたが変わってくるのでその都度調整が必要になります。特に風上に向かってはしる性能は大切で、マストの取り付け位置や角度など細かく調節出来るようになっています。
左の写真では斜め前からの風を受けて快調な走りを見せています。
このヨットは水深が50cm以上ないと遊べませんので、次は浅い所でも遊べるカタマラン艇(双胴艇)、広いグランドで走るランドヨットなどいろいろ計画しています。

●フレームをを船台にしっかり固定しキール、ガンネルなどを取り付けたあとヒノキの外板を左右対称に張っていきます。
●下の写真は全景です。
ラジコンユニットも含めて重さは5kg位、高さは
170cm位で、持ち運ぶ時はバルブキールをはずしセールを下ろしてたたみます。マストははずすとやっかいなのでそのままにして運びます。
●外板を張り終たところです。船体のボリューム感が出てきます。
●デッキはメンテナンスハッチをのこしてヒノキ材を張りつめます。
●塗装の終えた船体とバルブキール、船尾オーバーハングです。
オーバーハングはキールとラダーの距離をとることで走行の安定性と抵抗を減らす効果があるそうです。
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