ポップンライフ

2004/07/04 SUN

 7月3日、Sanaさんのファーストシングル「僕のトナリ」発売記念インストアライブに行って来ましたー。今日はその時の様子をお話ししたいと思います。

7月2日、渋谷はHMVでのインストアライブレポは、ESTさんのRiesana Noteにレポが上がっております。
そちらもぜひご覧下さい。

 場所は以前のパーキッツインストアイベントと同じく、秋葉原は石丸電気。

 店頭でシングルを購入、引換券で入場順を決めるくじ引きを行います。そして開場前、順番に並ぶ中「Sanaさんへの質問」を紙に書きました。……ひねった質問が浮かばなかったのが無念。

 質問用紙の回収が終わったあたりで、開場時間。私の入場番号と席の位置を鑑みると、100人前後集まった様子です。
 司会のお兄さんが登場。パーキッツの時は「階下に響くから足を踏みならさないように」という注意事項があったのですが、今回はその事には触れられませんでした。ウィスパーヴォイスのライブだからまったり進行になると踏んでいたのかな?

 御本人登場の前に、プロモーションビデオのお披露目です。
 初めて聴くことになる『僕のトナリ』をバックに、緑深い丘を歩む……大きな画面の変化を期待していたのですが、この辺は極めて普通のプロモ風味。
 スクリーンが引き上げられ、いよいよ御本人の登場です。


 ライブの時はいつもスパンコールでキラキラの衣装を着てきていましたが、本日は白黒の豹柄のタンクトップ?に白のズボンを合わせた私服風味。「お客さんの顔が見えるライブ」に感激気味の様子でしたが、昨日もインストアライブをこなしているためか、落ち着いた感じでした。うーん、初ライブの時のような「おびえたうさぎ」なカンジがしないのが頼もしいような残念なような。

 一曲目はSanaさんの恩師とも言える「Togo料理長」の作詞作曲による『エブリデイ・ラブリデイ』。あのミラクルムーンの続編とも言える楽曲で、秋に発売となる家庭用ポップン10(昨日から言っていた事だからサラリ、だったが嬉しいニュースだ)にも収録されるとか。
 家に帰ったら歌詞の内容も要チェックだな! 今は歌声に酔いしれるとしよう。


 司会のお兄さんと軽くトーク。
 歌詞と歌が好き、というトークからどうやってそれらが生まれるのかというお話に。
 電車に乗っていたり、ぼーっとしているときに歌詞、メロディが浮かぶことが多いとのこと。歌詞は携帯に、メロディは最近買ったというICレコーダーに録っているそうです。
 ギターの練習もしている、とのことなので、いつかお披露目の時が来るかも……?(宣言することで、自分を追いつめるタイプだそうですよ!?)


 二曲目はSana-mode II に収録された曲、歌詞共にSanaさんの手による『Loveholic』! 家庭用ポッパーさんにはCS9の『エモーショナル』と言った方が通じやすいかもですね。CS9の中で特に好きな一曲なので、これをやってくれたことが嬉しい。
 歌うときのステップも、どこかキリさんを連想させました。


 ふたたび司会のお兄さん登場。手には金ぴかの箱。「お馴染みのゴールデンボックスです!」
 お馴染みなんだー!(ガビーン) たしかに前のパーキッツライブの時も抽選に使ったヤツだ……。ここで、質問の書かれた紙を引き当て、Sanaさんがそれに答える、と。おまけに選ばれた人は「ポラロイドでツーショット権」を獲得!
 うーん……当たりたいような、当たりたくないような。壇上に上がるのって結構勇気いるよな〜。


 以下、引き当てられた五つの質問ッ!(うろ覚え)

 1.犬派ですか? 猫派ですか?

   僅差で猫派とのこと。子供の頃両親が共働きで、飼っていた猫がお姉さん代わり……
   ってなんかあんまり聞きたくなかった悲しい話っぽいですよぉー!?

 2.好きな動物はなんですか?

   残念、ちょっと1とかぶった! 質問者さんは「動物ならなんでも好き」とのこと。
   Sanaさんの「は虫類も?」との質問にも大丈夫、と。

 3.歌う前にボイストレーニングとかしますか?

   ストレッチとかするそうです。これ実際に効果あるようですね。声が出やすくなるとか。

 4.いつ頃結婚したいですか?

   母が晩婚だったので「早く結婚するともったいない」という認識のようです。
   な、なんか自分から結構プライベートなこと(家族のこと)喋りだすんでこっちがびっくりした。

 5.プロモーションビデオの裏話を聞かせて下さい

   昨日のライブでもちょっと話したそうだけど、「風に吹かれる」場面を撮るのに送風機を使う、と昨日は言ったそうですが、正しくは扇風機だとか(どっちも正解のような)。
   丘の上で撮影するときはその扇風機を上げることが出来なかったので、ADがレフ版(光反射させるヤツね)で扇いで風をつくったそうですが、監督から「違う! 草原の風はそうじゃない!」と非常に厳しい檄が飛んだとか……プロモビデオスタッフの中の人も大変だな。


 私の質問は読まれず、ほっとしたような、がっかりしたような。
 ……どんな質問を書いたのかって? 「会場にはどうやって来ましたか」
 冷静に振り返ると本当につまらん質問だ。Sanaさんのボケに期待しすぎであった。


 三曲目は満を持して、『僕のトナリ』を歌ってくれました。
 「トナリ」がカタカナなのは、隣り(自分の近く)という状況に限定されないようにする意図があったとか。家族、友人、愛する人。離れていても、いつも「トナリ」に。
 「日だまり」というキーワードから生まれたこの一曲、どこかで聴いていただきたいですね。


 最後は握手会。大事な場面でドギマギしないようかける言葉は用意しておく。
 「Loveholic
とてもよかったです!」
 シンプルに、ストレートに。

 「ありがとうございます! これからもこの方向で曲を作っていこうと思うので応援してください(うろ覚え)」

 おおおおおっ!? かつてのSanaさんなら「ありがとうございます」で終わっていても仕方なかったところを、ここまで能動的なオヘンジが帰ってくるとは! ライブに、ファンの前に立つことに慣れてきているー! その事実にこっちの方がSanaさんの打ち返したボールを上手く返せなかった。びっくりした〜、ていうかドギマギ。

 細い手の平でした。


 出口へ向かう時、お土産にいただいたのはSana生写真。プロモビデオ撮影時に撮ったもののようです。大事にそっとCDケースの中に忍ばせておきます。


 ポップンというゲームから生まれた、数奇な歌姫……という一面からステップして、誰が呼んだかOLシンガー。そういえば司会の兄さんとの話の中で「尊敬する人」にあるシンガーソングライターさん(名前は失念)を挙げていましたね。歌を作り続けるその姿勢が素敵、と。

 変にアイドル化せずに、これからも歌を作り続けていただきたいです。


 歩みが道になるよう、歌声を積み上げていくところを見習いたい、よっしーのポップンミュージック。


 これからもひそやかに応援していきます。