暑い夏になると、どういうわけか「すごろく de 8」を思い出しますね。開催期間が夏休みとシンクロしていたので、印象深いイベントでした(日本を何周もするのはアレでしたか)。
6/30に無事ポップンツーリストも無事終了し、ポップン11はその真の姿をほぼ全部表したわけですが……ツーリストについて語る前に、魅力的な「旅行」を発見したので、そちらの方を先に語ろうと思います。
それはナムコ・ナンジャタウンのナンジャ8周年誕生祭。期間限定で「8」に関係したものを持っていくと入園料無料、もしくはパスポート割引といった特典があるのです。
それだけなら「ちゅーか、ニャミタウンかよ! おれが行く理由ねー!」とか半ギレして行かないところですが(ひどい言いがかり)、ナンジャタウンにはアイスクリームシティや、餃子スタジアムがあるのだった! 今年の夏、鹿児島の名アイス「白くま」にハマっている私としては、是非一度本物に触れておきたい。
というわけで、さっそく池袋はナンジャタウンにゴー!
「8もの」として家庭用ポップン8を持っていきました。
相手がナムコさんなので太鼓の達人8の方がよかったかなぁとも思いましたが、奥から黒服の大男が現れてドン、カッの洗礼を受けたのち裏手のゴミ捨て場に投げ込まれたりしなかったのでよしとしましょう。
それでは、いざナンジャタウンへ!
(画像は全てクリックで拡大します)
ナンジャタウン内は昭和20〜30年代をテーマにした「屋内タウン」がモチーフ。近代的なフロアあり、モダンなフロアあり。境目無くお化け屋敷になっていたりもして、ただ入園して歩くだけでも面白いところです。
いざアイス! の前に紳士のたしなみとしてアミューズメントスペース(平たく言うとゲーセン)へと歩を進める。前に一度だけ来たことがありますが、ここには最新作の「太鼓の達人6」が稼働する中ポップン1があるのですよ! ボタンも新品同様で、ここに来たからには聖地巡礼をしない手はありませんね!
……と思ったらドゲェー! オフラインとはいえ最新作の11が入ってるー!
おまけに結構遊ばれている様子で、ある種の閉鎖空間でありながらポップンツーリストが15ステージまで進んでいました。すごいや。
コマンド入力して、隠しを全解禁しておきました。
場所が場所ですから、アニメ・TVの曲で周りのお子様連れの注目を浴びておくのも紳士のたしなみ。
さて、体が温まったところでいざアイスクリームシティへ!
日本……いや、世界から集まった名アイスの数々。
クッ、胃と予算が有限なのが悔やまれるぜ!
最初に選んだのは、日本全国ご当地アイス。これは……カイジジェラート?
ざわ・・・・
ざわ・・・・・
すいません、これをやりたいがために選びました。詳細は撮り忘れ。げそり。
白桃ベースのさわやかな味わいでした。
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二つ目。東京は本郷、和風創作あげぱんあいす。
あげぱんと言っても給食で見かけた砂糖まぶしタイプではなく、椰子油で上品に揚げたというパンは、アイスの甘みとよく合う……。
冷たいアイスと生クリームの境目にびっくり(全部アイスかと思った)。
このアイスの神髄は、やはりあらかた食べてからパンと一緒に「かじる」部分にあると思うがどうか。
子供に人気部門の一位でありました。
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三つ目に選んだのは変わり種。日本発の、マジックアイス。
-30℃に保たれた鉄板の上に素材、ベースアイスを加えてコテでかきあわせる。その場でみるみるシャーベット化してゆき、不思議なアイスとなる。
「ふむ、つまりもんじゃアイスと」
「下町っ子の発想だなぁ……」
不思議な新感覚アイス。素材のシャッキリ感が他のアイスと一線を画す。
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他にも魅力的な外国アイスの数々が目に留まりましたが、さすがにこれ以上は食べ続けても「楽しいひととき」とは違う展開になってしまう。
おやつ時かと思っていたら、時計を見ると晩ご飯の時間になりつつある。
うむ、ここまで来たら「餃子スタジアム」にて日本各地の餃子も食べたい!
そう思い立ってフロアを移動。昭和のたたずまいが再現された「屋台通り」に、餃子の香りがたちこめる。ここここれはたまらーん!
最初についた卓で食したのは、長野の「蕃龍(ばんりゅう)餃子」。
「ンマ〜イ!(藤子不二雄A風に) 『寝るにまさる薬はなく、餃子にまさる美味はない』ってことわざに納得だぜェー! そしてこのドラゴンエール! 最強に苦まったビールがアイスの甘みを押しだし、俺を一気に餃子天国へと押し上げたァー!」
ていうかこのサインはいったい……飲酒するト○ロを見れるのは蕃龍だけ!
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二つ目は軽く、東京代表の「餃むす」。餃子おむすびですな。
出来立てでなかったのが残念でしたが、本来おむすびは時間をおいて食べるもの。この状態でこそ、真価がわかるというもの。
濃いめに味付けられた、細かく挽き割られた肉。おにぎりの『具』として機能するよう考えられている……さすがだな(モグリ)。
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大阪発の変わり餃子を発見。たまらず店内に足を運ぶ。
手羽先の中に、餃子の具が入った手羽先餃子だ(まんまやねん! とツッコんでいいところか?)。セットになっているのはチーズ揚げ餃子。パリパリの生地に、チーズの濃厚さと餃子具の深みが加わる。
手羽先は、無論骨まで問題なく食べることが出来る。
大阪のサービス精神の旺盛さが形になったような餃子よ!
ムハァ! もうビール注文しないわけにはいかないじゃないかー!
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最後に食べたのは、ランキング一位となっていた滋賀県の「牛とん包」。
「牛肉だから」を超えるなにかがある。タレを必要としないのも自信の現れか。
一口食べたとき、「おいしいお汁が『ピュピュ』って出て来る!!」を真っ先に連想した自分がなんかイヤ。
店外で食べたので、道の傍らにあった「招き猫じゃんけん装置」とツーショット。
餃子スタジアム、最高だな!
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…………ん?
白くまアイスはどうしたのかって?
「白くまが出店されている時期ではなかった」んですよォー!
>たっぷりと盛られたカキ氷の上にフルーツや干しブドウを置いたところ、白熊の顔に見えたのがその名の由来である「白熊」アイス。
>昭和24年、鹿児島の天文館むじゃきが発祥のお店。
>薄削りの層が重なってふんわりとした氷の上にフルーツ、干しブドウ、トロクスン豆などをたっぷり載せ、店主にのみ伝授される秘伝の練乳系シロップをかけたカキ氷は想像を超えた美味さ。
>商標登録をしていなかった為、九州中に様々な“しろくま”が氾濫してしまい、九州の名物アイスの総称だと思われがちである。
>頑なに出店を拒んでいた店主が有象無象の「しろくま」を尻目に「白熊」元祖の店としてアイスクリームの殿堂に初支店を構える。
あぁ、パックに押し込まれて固くなった白くまではなく、職人的技法で空気をたっぷり含んだ氷のアートに触れてみたかったです、安西先生……!
悔しかったので一応パック入りの(本家発)白くまを買ってきました。
う〜ん、美味しいのだが「100%の状態」ではないんだよなぁ。男性、女性、子供部門で一位に輝いたという白くまとはちょっと違うのだろう……。
ポップン8にかこつけて、おいしいものを食べたいだけだった、よっしーのポップンミュージック。
「太鼓の達人8」が発売されるまでには、もう一度ナンジャタウンに足を運んで本家の白くまを食したいところ。
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