ダンサー

踊りが私の言葉

AYA(アヤ) 〜天衣無縫〜

 ポップンミュージック3から、プレイヤーキャラとして登場したアヤ。後発の登場でありますが、あっという間にポップンの顔となりました。
 ダンスにバスケ、炭酸ジュースが大好きで、無造作に束ねた髪がまたボーイッシュ。ポップンパーティーでマリィやジュディと初めて知り合い、あらたなライバル出現とまわりを騒がせたポップン3の台風の目。さすがYOKOHAMAのトップダンサーです。
 彼女を語る上で絶対にはずせないキーワード……それは「ずぼら」と「天才」です。
 まず家の前の坂道がキライ。行きはダラダラ、帰りは自転車を押して歩く彼女の姿が浮かびます。もう一つ。掃除がキライ。部屋の中には「機能的」と称された配置で、私物や着替えや下着とか投げ出されているのでしょうか。絶対一人暮らしですね。日曜の朝も、窓を開けて枕をはたくことはあっても、あとはスパゲッティーとか茹ではじめて掃除はしないでしょう。オンナノコらしく部屋に大きな鏡が立ててあったとしても、髪を束ねるときにのぞき込むだけ。美人のはずなんですがね、ずぼらなのです。
 ここで出てくるのが二つ目のキーワード「天才」です。彼女は天才です。間違いなく。ダンスの才能は目をみはるものがあります。初登場からマリィ、ジュディと互角に渡り合うのですから。ですが、彼女は天から二物を与えられたタイプの天才ではありません。常識が欠落したところに、天賦の才がはまりこんだ格好の天才なのです。
 生き様が自然。それが彼女の魅力です。ポップン3から登場というのは遅めのデビューですが、早くからなじんでいましたよね? 誰にでも好かれる。誰とでも友達になれる。アヤこそあなたの親愛なる隣人です。
 そんなアヤのヘコみ顔は「あっちゃ〜」的で「てへへっ」的なセリフのアテレコが似合います。失敗を失敗としてとらえていない。ある意味ぜんぜんヘコんでませんね!? 明るく楽しくくさらない。なんともポップン的で、ステキです。
 ここでちょっとダンスに注目。フィーバー時に見せるケツダンスに注目。おっと、今回はケツ抜きで。ポップン3の時は結構自分に酔う格好で踊っていましたが、ポップン4ではカメラ目線になっているのに注目。なにげにこういうところ、かわいいのです。てへっ。

総合評価
★★★★★★★★★★
(10)+てへっ

Judy(ジュディ) 〜キングオブヘコマー?〜

 ミミとニャミに並ぶポップンの顔といえば、それはもうマリィさんとジュディさんでありましょう。ここでは歴代ポップンを歩んできた、ジュディさんのヘコみ顔を追っていきましょう。では、キュー!
 ダンスの実力もルックスもかなりイケてる彼女ですが、ヘコみ顔だって他の追随を許さないほどすごいですとも。ポップン1の頃から「目が棒線」というハイレベルなヘコみっぷりで、すでに頭角を現していましたが、ポップン2で仲嶋さん(白鳥?)と競演することにより、さらなる高みに達したといえます。力の抜けた肩、ダラリとした衣装。ぽっぺまで赤くされた日にはもうとどめさされた、って感じでしたね。ベタベタでありながら、常に新鮮。あぁ、見ていて飽きない。
 でもここで終わらないのが彼女のすごいところ。ポップン3では完成の域に達したヘコみ顔に加えて、人差し指を付き合わせる「もじもじ」まで加わりました! いかんです。何故にここまでツボ知ってるかな〜。
 そしてポップン4……2の頃にすでに「衣装ダラリ」はやりましたが、4ではなんと「ズボンダラリ」で半ケツを披露してくれました! ポップン2か3あたりで半ケツやられていたら、よっしーはもう私設ジュディファンクラブつくっていたかも知れないという、そういう勢い。
 ポップン5でも意欲的にヘコみの新境地を模索しているのが伺えました。今度は「お腹がグー」でありますか! 表情にも堅さが取れて、これまた味わい深い。っていうか、1〜4でお腹を冷やしすぎたんでしょうか。ヘソ出しの宿命ですかね。
 ポップンステージでは見事デフォルトキャラに大昇格! 謎の生物(赤ポップくん?)と競演し頭にチューリップという難度Eのヘコみで我々のド肝を抜きました。
 ヤラれました……文句なくキングオブヘコマーの称号を贈らせていただきます。
 ……イヤ?

総合評価
★★★★★★★★★★
(10)+っていうかその顔に惚れた

Kate(ケイト)

 ※

Mary(マリィ) 〜プロダンサー〜

 職業舞踏家。これは本当に凄いでしょ。代々ポップンミュージックシリーズのデフォルトキャラをつとめたと言うのもうなづけます。踊りはまさに超一流。ポッパーズラウンジでもトークが冴えていました。この辺実にメディア向けの性格なのかもしれません。私生活も謎に満ちており、話題に事欠きません。土曜の夜、ダンスフロアで彼女そっくりのダンサーが居たという話は実に有名です。
 そんなマリィのヘコみ顔の基本は「頭上への物体落下」というドリフ風味のもの。
 基本的には16tブロックでありますが、ポップン3では☆が軽やかに落ちる、と芸風の転換を計ったあとがうかがえます。ポップン5からは落ちるものがポップくんに統一されましたが、ポップン4における目が棒、顔に縦線はジュディキングとならび各界(どこだ?)で高い評価を得ています。さすがポップン界のトップダンサー。……関係ない?
 惜しむらくは、彼女は「ポップンステージ」へ進出できなかったんですよね。まぁ、こちらではジュディさんがデフォルトキャラとして活躍した様子です。でも、ポプステにも彼女の面影はあります。

 ミミ「さびしくなるね、マリィが居ないと……」
 ニャミ「でもまぁ、ポプステ2では出番があるかも知れないし」
 マリィ「……慰めになってないけど、二人ともありがとう。
     これ、私だと思って持っていって」
 ミミ「何それ?」
 マリィ「16tブロックよ」
 ニャミ・ミミ「いらない(ステレオで)」

 結局、ポプステで使っていましたけどね。

総合評価
★★★★★★★★★
(9)+『ドゥアップ』やろうぜ



ヘコみ顔ランキングへ

Presented by yossy