ポップン7ロケテ座談会〜結局7はどう?〜

お茶の間談義ふたたび

登場人物紹介

よっしー

真・ポプコン作成者にして無軌道ポッパー。
ウワサのロケテに、行った人(台風の中)。

ベルベットくん

インド生まれ(本当)のにくいあんちくしょう。日本で居候中。
発言に屈託がない。ツッコミと話の軌道修正が得意。

〜都内・某六畳間にて〜

 よっしー
「まふー、ベルベットくんただいま」

 ベルベット
「帰ったか。こんな大雨の中、いったいどこに行っていたんだ?」

 よっしー(以下レイン)
「いやなに、ちょっとポップン7のロケテとやらに顔を出していたのだ。いや、しかし凄い人手だったな。ポップン6で大きく転換を図り、そこからどのように進化を果たしたのか、皆気になっていると見える」

 ベルベット(以下ボー)
「そうかい」

 レイン
「…………(ウズウズ)」

 ボー
「(待っていやがる!)……で、7はどうだったんだ?」

 レイン
「ウム、よく訊いてくれたベルベットくん。一にも二にも目を引いたのは、筐体上の新ポップ。今作はなんとキングがメインだ! しかもこのキングが実に悦に入ったいい表情をしていてなぁ……左右ではミミニャミが楽しげに走り回っておる。メインカラーは水色と白。青空と白い雲のイメージだな。やはり『7』から想起されるのは『虹』であるようで、タイトルロゴにも虹がモチーフとして生かされていたのが印象深い。
しかも、キャッチフレーズが今回は凄いぞ。

キミのハートにレインボー
カラフルハッピーワンダホー! それがみんなのポップンミュージック7

と来たもんだ……最高だよ、ポップン7……!」

 ボー
「……詳しい説明を望みたいのだが」

 レイン
「ン? わからんのか? では順を追って説明せねばなるまい。まずキングがポップに主役として鎮座していることの重要性について説明しよう。ポップン1からレギュラーとして登場し続けているにも関わらず、どうしてもイロモノの域を出ることが出来ない、と思われていたキャラがこの場でスポットライトの下に躍り出ることが出来るという現実。これはポップンというゲームがまだ健康であることの証明なのだ」

 ボー
「微妙に毒の入った発言だな。キャッチフレーズについてはどうか」

 レイン
「のってきたね。キャッチフレーズだが、今回は本当に言霊の力を見せつけられた格好だ。もう、文としての意味を軽々と飛び越えて、人の胸にズシリと響くだけのパワァがある言葉よ。だってよ、ハートにレインボーよ!? これ、名キャッチね。ついうっかり読んでしまった人間の感性に、直球で飛び込んでくるだけの力がある。しかも『カラフルハッピーワンダホー』と、三発連続でこちらのテンションをさらなる高みに打ち上げる。そして待ちかまえるのが『それがみんなのポップンミュージック7』という優しさに満ちた言葉。そこで軟着陸。……キャッチ一つで魂を一気に天上界に打ち上げられたわい。見事なり!」

 ボー
「まぁ、勢いは伝わった」

 レイン
「やはり『ポップン』は『みんな』のものよ。皆で楽しめなくては、ゲームとしては三流以下。それにどこか懐かしく響くフレーズだと思ったら、昔に作った『ポップン解説』のラストフレーズとそっくりだったんだな。これを作ったときも、ポップンは皆で楽しむもの、という思いを込めて歌詞を作ったものだ」

 ボー
「歌詞の件については偶然であると思われるが。
 それと、肝心のゲーム内容の方を聞いておきたい」

 レイン
「無論。そこまで酔うことは出来ぬ。はじめに遠くから画面を見たときの印象は……キャッチにもある通り、カラフルだったな。多くの色を使っているというよりも、配色が非常に綺麗であるように感じた。曲選択画面などは、透過した光や半透明の表現が『キーボードマニア』を連想させる。文字の表現がネオンサインっぽくなっているもの、そんな雰囲気だ。ポップン7もポップン6に引き続き、それぞれの曲にバナーが用意されている。だが表示法がちょっと変わったな。画面左に曲名がズラリと並び、バナーは右下に表示される格好だ。キャラは右上のスペースに……」

 ボー
「そう言われても、ちょっとつかみどころがない」

 レイン
「む、確かに……。口で説明するにも限界があるな。だがなベルベットくん! 実際のゲーム画面は口答で説明できるほど進化と変化が認められた。キャラクターとネームの配置はこれまで通りだが、目立って変わったところが五つあるので、それぞれ説明していこう。
 一つはグルーヴゲージ。これまでのシリーズとは完全に姿を変え、『ギターフリークス』のゲージのようになった。かなり目盛りが細かくなった感じだ。この辺がゲーム性にどんな影響を与えるのか、興味ありだな。
 二つ目は、これまでハイスピードやランダムといったオプションの表示されていたスペースに、リアルタイムでBPMと残時間が表示されるようになった。なかなか便利だったぞ。曲の途中でBPMが変化する曲が多くなった事による変更と思われる。残時間はMDコンポの時間表示のように、何分何秒と表示されている。曲の終了と同時に00:00になる格好だな。これは攻略面において、『何分何秒のところが出来ない』と説明できるようなったのが、実によい。
 三つ目は画面最上段、曲目が表示されていたウィンドウに曲名と入れているオプションが入れ替わりながら表示されるようになった。後ろで見ているギャラリーにも、いろいろな情報が伝わることだろう。
 四つ目は判定ゲージの下に描かれていた「九つのボタンの絵」が無くなった。アニメロのように、打ちもらしたポップくんがそのまま沈んでいく様子が見えて面白い。無論、GREATなりGOODなりで拾えばライン上で弾けて消える。
 最後の五つ目。画面の最下段……ゲージの下に、ポップン5のフリーモードで見られたように、GREAT・GOOD・BADの数がリアルタイムで表示されるようなった。ただ、これはかなり小さく表示されているので、プレイヤーが自分のプレイの成果を見るのに使うくらいだろう。
……ところで、ベルベットくん」

 ボー
「なんだ?」

 レイン
「帰ってきてから喋り通しで疲れた。お茶にしよう」

 テーブル代わりの、真・ポップンコントローラーと板を取り出しながら言う。

 レイン
「後半戦は曲とキャラについて行くぞ!」

 ボー
「おれはやっぱ聞き役かよ!?」


 レイン
「フム、こんなものであろうか」

 J-オルタナ(H)→クレイジーテクノ→ミスティ(H)

 セブン(H)→サニー→サーフロック

 ミスティ(H)→ディスコハウス→キョウゲキ(H)

 ボー
「これは……選曲リストか」

 レイン
「察しがいいな、ベルベットくん。モードはいずれもノーマル。すべて等速でやってみた。都合三回しかプレイできなかったのが悔やまれるが、まぁその間いろんな人のプレイを見ることが出来たからな」

 ボー
「ノーマルモードで等速だなんて、他にほとんど居なかったんじゃないか?」

 レイン
「そうだな。三〜四倍速でチャレンジモードを選ぶ人が非常に多かった。だが今回、ゲームの構成の中に等速に回帰せよ、というメッセージが込められているような気がした。単純に四倍速で挑めば良いという展開では無くなっている。画面上に様々な『情報』が表示されることにより、結果として画面の天井が低くなったのだ。それで四倍速ポッパーからは、ポップくんが見えにくくなったという意見がロケテノートに寄せられていたな。もとからBPMが速い曲もあるし、ロケテでの最難関曲『デスレゲエ』なんか終盤のBPMが超ッ速になるようになっている。あれは二倍速でも見えなくなってしまうぞ」

 ボー
「デ、デスレゲエ!?」

 レイン
「左様。ヘヴィロックやヒップロックで一世を風靡したデスロウの新曲だ。この前曲語りのコンテンツを作っていて気が付いたのだが、レゲエ系の曲は1からずっと新作が出ていなかったのだ。それが今こうして甦るとは、タイミングがいいじゃないか。
 ちなみに担当キャラはジャムおじさんではなく、ユンタとかいうドレッドヘアの少年?だった。海人(うみんちゅ)と書かれたシャツを着ているのが印象的だったな。こいつのヘコみ顔って、つまらなさそうにシャツに手を突っ込んで腹掻くんだよな〜。なかなか味わい深い。結構人気出るかも」

 ボー
「デスレゲエ……それじゃあもう何でもアリだな。
 デスポップスとかデスラテンとか、いくらでも作れそうだ」

 レイン
「まぁ、ジャンル名はね。デスポップスはちょっと興味あるが。
 話を戻すが、タイトル画面もまた虹をモチーフにしたお洒落な出来映えだったぞ。ポップン7のタイトルがあり、左右ではミミニャミが雲に腰掛けている図を想像してもらいたい。そしてバックに大きく虹が架かっているのだが、この虹、『白い虹』なのだ」

 ボー
「白い虹!?」

 レイン
「フフフ、ここで赤ボタンを押してスタートさせると、さっと虹に『色が入る』のさ。こういう演出はお洒落で好きだな。その後モードセレクト、キャラ選択となるわけだが、今回キャラを変えようとするとポップン4の時のように、顔アイコンがズラリと現れるのだ。デフォルトはマリィさんだが、黄色ボタンを押してキャラを変えようとすると、まずバンブーにカーソルが合ったのでちょっとびっくり。ロケテの段階では、7の新キャラと6のキャラは全員選べたようだ。ただし版権ミミニャミは依然使えない様子。
 ちなみにポップン6では最初に表示される曲は『アメリカ』だったがポップン7では『セブン(ウルトラマンセブンの歌)』になっている。これも意味深だな。6では版権曲初導入を意識させ、7ではズバリセブンとは。やってくれる」

 ボー
「話を戻すが……はじめにやったこの『J-オルタナ』ってのはどんな曲なんだ?」

 レイン
「えー……ほとんど覚えてない。タイトルにもあった『簡単な事だけど大切なもの』ってフレーズしか。男性ヴォーカルの曲なのだが、そもそも『オルタナ』ってなんだろう……? オルタナティブは二者択一、だけど」

 ボー
「おまえが質問者になってどうする」

 レイン
「む、失礼。等速でやるにはちょっと辛い譜面だと思いました。あと、ニャミが担当してたけど、多分A男の担当曲になると思う。まる」

 ボー
「落としたのね。はい次。『クレイジーテクノ』。よく見ると二曲目は全部ノーマルだな」

 レイン
「いや、さすがに二曲だけで死ぬわけにはいかないからな。それに、等速でノーマル譜面を体験しておきたかったのだ。ノーマル譜面も、ちゃんと面白いぞ。ちょうどこの『クレイジーテクノ』はBPMも速く、叩くところも多くてノーマルでも楽しめたぞ。担当は新生サイバーだったが、なんかバネを仕込んだジャンプシューズを履いていた……パワーアップなのか? 赤パンは相変わらずだがな。勝ち、負けにそれぞれマコト兄さんとパルが出てきて、宇宙家族が勢揃いしていた」

 ボー
「次の曲は複数回選曲しているな。『ミスティ』はどうだ」

 レイン
「これね、ロケテで一、二を争う人気曲の印象があったね! ミミが仮担当しているが、おそらくC子ちゃんの担当曲になると思われる。なんていうか、良い曲よ! この後に話すけど、パーキッツさんの『サニー(HAPPY MUSIC)』と並んでポップン7の顔となる予感のある曲だ。曲調は……暗く、低くも伸びのある……なんかよっしー的に久保田早紀を思い出したんだけど。とにかくこれはやってみて欲しい! 幸い一曲目から選べるぞ!」

 ボー
「ハイパー譜面でやったようだけど、結局どうだったんだ?」

 レイン
「二倍速なら、結構出来そうな譜面なんだよね……同時押しの見切りが……。いや、せっかく一曲目のカテゴリにあるんだから、ちょっと等速で頑張って……。『歯ごたえある難度です』。」

 ボー
「まぁ、がんばってくれ。
 次は『セブン』だが、これはリストの中では唯一の版権曲だな」

 レイン
「うむ、一度版権曲に触れておく必要があると思ったからな。曲担当も『隊員ミミ』で決まりだったようなので興味もあった。譜面に集中していたからよく見えなかったのだが、BAD時になんか、怪獣の着ぐるみを着たニャミが出てきていたような……。版権ニャミミは、この辺の掛け合いも楽しめるから良い。
 版権ニャミミといえば、未プレイだが『ラジオ』担当のポッパーズが面白かった。テーブルに座って、ラジオのパーソナリティーとして活躍していた。服装はなぜかポップン1のもの。BAD時にはおなじみのビッチを二人でかましてくれる。負けたときにはミミは居眠り、ニャミはあくび&伸びをしていたのを覚えている。いいなー、あれ」

 ボー
「闊達なのはいいが、話がずれてきているぞ。譜面はどうだ」

 レイン
「あぁ、いかんいかん。『セブンセブンセブン!』部分が2468の同時押し×3なのね。ドゥーアップとか、アニメロならドラゴンボールを思い出しました。面白かった。ハイパー譜面の中では、簡単な方だね。これは等速でもクリアできたよ」

 ボー
「次の二曲はノーマル譜面が続いているな。さっきも話題に上がった『サニー』はどうか」

 レイン
「皆が待ちかねたパーキッツさんの新曲! ロケテでの選曲率は、間違いなくベスト3に入っただろう。ハイパー譜面、鳴らす部分がはっきりしていて、あれは叩いていて楽しそうだ。難度もそんなに無茶ではなさそうに見えたし。でもここは大事をとってノーマル譜面で。ノーマルでも退屈しない仕上がりだったね。等速でやっていたからこそかも知れないけど。
 新生ポエットさんは……冬服仕様? ケープに手袋なんかしちゃってた。BAD時には鳥が横切って、それにつられてくるり。これから寒くなるから、水をかぶることは無くなったようだね。負けたときの絵も見たけど、水面から顔を出した加藤さん一家(魚)相手に楽譜(?)を広げて納得のいかぬ様子。指先を口元にやるのが、まだ幼い印象だね。ポップン4の頃から、そんなに成長していない感じだった。今作でも人気キャラになると思うよ」

 ボー
「凄い勢いだな……」

 レイン
「てへ。そして次の『サーフロック』だけど、これジュディさんの新曲。いやいや、これは曲調もジュディさんの衣装も背景も『夏』してて大好きね! ポップン7のジュディさんはインラインスケートにサンバイザー装備! 虹色のPop'nロゴが入った白いTシャツがまヴしかったです。そのジュディさんが西海岸(妄想)の海岸通りを疾走するんですよ。ポップン5は冬服のキャラが多かったけど、ポップン7は結構季節感が『混ざって』いるのね。
 さて、ジュディさんと言えばヘコみ顔に注目したくなるのが人情と言うもの。今回はBAD時には足下からモグラが顔を出し、ジュディさんが『WOW!』とか飛び跳ねるのがいいね。負けたときはおなじみのあのお顔に! 思えば目が棒になるのってポップン4以来だよね。サンバイザーも首まで落ちて、内股で立ちつくすのだ。あぁ、ジュディさんサイコー!」

 ボー
「凄い勢いだな……って、これは再放送か!? 譜面と曲のことを話せ」

 レイン
「てへ。三曲目だったけど、これはわざとハイパー譜面にしなかったのだ。ノーマルの段階で、☆の数が結構あったのね。やってみて納得。リズムを刻むことを要求してくるから、必然的にポップくんの数が多くなりレベル表記が上がるんだ。これも無論等速でやったけど、ポップくんの密度が気持ちいいね。楽しい。
 曲調は……チープなヴォーカルとノリノリなリズムがポップで良いね。夏の海の一曲という感じ。波のように寄せては引く譜面も面白いと思う」

 ボー
「うむ。そして三週目のプレイだが、ここでまた『ミスティ』が来ているな。落としたな?」

 レイン
「こ、今度はゲージが半分は残ったぞ! ……製品版でがんばります」

 ボー
「次は耳慣れぬ『ディスコハウス』か。これはどうなんだ?」

 レイン
「この辺であんまり選ばれていない曲をやりたくなってな。曲名は『ディスコ@タイフーン』。これはよく覚えている。ディスコ系の曲が出てくるのも、『ディスコガールズ』以来だと思ったので、選んでみた。
 曲は……なんだか新谷さなえさんが歌っているようなのだが、歌声はほとんど聞こえなかったなぁ。ちょっと曲に対する印象も薄い。
 担当キャラは女性型アンドロイド? ニュートラルのアクションがクラフトそっくりだった。蜂の尻のような頭部にバンブーのメガネのような眼。間違っても美人型ではないが、アクションは必見かと。他の人がチャレンジモードでおじゃま入れてたのを見たが、おじゃまが発動しているときの「右手の動き」が凄かった。興味のある人はおじゃまを入れてみよう」

 ボー
「……やっと最後か。『キョウゲキ』は『京劇』だな?」

 レイン
「その通り。中国のお祭りのイメージ、そのままの曲だ。担当キャラは京劇風の化粧が印象的な『孫悟空』。名前はyang-yang。読みはヤンヤンだろうね。BAD時にはやはり金輪(なんて名前だっけ?)が締まります。
 曲はBPMが非常に頻繁に、大きく揺さぶられるのが面白かったぞ。一番遅くなるところはBPMが60になるのを確認しているが、このパートを等速で抜けるのが個人的に熱い。練習したくなる譜面!
 と、これで一通り解説が終わったのかな? ベルベットくん、御苦労」

 ボー
「結局最後まで付き合わされてしまったな。
 せっかくだから総論まで付き合ってやろう」

 レイン
「すまんな。この席では自分でやった曲のみ語らせてもらったが、他にも注目の曲とキャラが居たのに体験できずに残念だった。『ダークネス』担当の仮面紳士を見るなりガンダムヘヴィーアームズカスタムを連想したり、負けたときに正体っぽい姿を現すが、どうみてもボツ案のMZD(ポプ本P70、左から三人目)にしか見えなかったり。あと、『バロック』担当の羊(モーツァルト似)の立ち姿がボウイに激似だったり、『Sebas☆chan』という名にリエサナとの関係を読み取ろうとしたり……」

 ボー
「……リエサナは関係ないだろう」

 レイン
「む、まぁそうかもしれんが、ツッコミどころだったもので。
 あと、ロケテといえばロケテノートだね! チャレンジモードでノルマを達成するとジングル音と共に譜面の上に大きく○とか×とかが出るんだけど、あれが邪魔だって声が凄く多かった。こっちはノーマルモードしかやらなかったけど、人がやっているのを見てもあれはもう『おじゃま級』だね。一番嫌なのは、曲にジングル音が混ざること。これはいただけない。
 だが……ロケテノートはポップン6の時と比べてそんなに盛り上がっていなかったな。途中からギャルの落書きが混ざったり、ペンが無くなってしまったりで荒れていた。だが、二冊目のロケテノートにちゃんと意見を書いてきたぞ」

 ボー
「二冊目?」

 レイン
「うん。三回目のプレイが終わった後、背広の人が話しかけてきてね。コナミの者だけど、感想を書いてくれないかって新しいノートを出してきたんだ。そこでこう書いた」

ポップン6の流れをまっとうに受けついだ正当進化した作品だと感じました。
譜面も多様で、初〜上級者、等速〜四倍速まで楽しめます。ノーマル譜面を
等速でやるとちゃんとおもしろくて感動。
曲ジャンルも大きくあそびながらも正面からガッツリ作られていて安心。曲あってのポップン。
ミスティやサニーはポップン7の顔となる名曲になる予感アリ。
新、旧キャラもかわいくしあがっていて良いですね。まだ曲とキャラは増えるでしょうから、
これからもポップンというゲームを楽しく大きくしていってください。
スタッフのみなさん、がんばって下さい!    by よっしー

 レイン
「う〜〜ん、今読み返すと煮詰まってないな〜。字も汚いし。っていうか、ポップンやった直後に文字を書くのがあんなに辛いとは思わなかった。小指に力が入らなくて困ったよ」

 ボー
「いやに朗々と読み上げたが……全部記憶していたのか!?」

 レイン
「まさか。『他の人の書き込みを写さない』という条件でデジカメに撮らせてもらったのさ」

 ボー
「!!」

 レイン
「ちょうどデジカメに真・ポップンコントローラーexの製作途中の画像が入っていたから、それも見せて結構話し込んできたよ。ポプコンの画像見るなり『今度ポプコン発売されるのご存じですか!?』だって。知ってます、頑張って1500人分注文集めないとですね、って言っといたよ。てか、ホントに発売にこぎつけてもらわないと!」

 ボー
「こいつ……無茶をする」

 レイン
「なんにせよ、ポップン7は名曲と名譜面をひっさげてやって来た! よっしー的には、ポップン7は名作になる予感アリアリだ!
 いくぞベルベット! キミのハートにッ!」

 ボー
「レインボー!(ビシッ)」

 レイン
「ははははは! 決まったなベルベット」

 ボー
「(はっ)クッ……こんな茶番!(曲リスト投げる)」

 レイン
「素直な反応を見せてくれて嬉しいぞ。さて、悪いがもう一度留守番を頼む」

 ボー
「まさか……ッ!」

 レイン
「もいっかいロケテ行ってくるよ!」



 その後ロケテには行けたのかって?

 ケータイで現在の状況を友人に教えてもらったのですが

 なんか、行ったら帰って来れなくなりそうだったので止めときました。

 でも、いいのです。

 皆、ポップン7がどんな姿になってやって来たのか、気にしているようでしたから。

 願わくば、キミとポップンの間に虹の橋が架からんことを!

 「キミのハートに!」

 「レインボー!」


<ポップン7ロケテ談義・完> 



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