● フルトンがハドソン川で蒸気船「クラーモント号」を走らせる20年くらい前、1790年、ジョン.フィッチという実業家がこのようなパドル付の蒸気船で最初の貨客輸送を始めましたがうまく行きませんでした。
この頃の蒸気機関はまだ効率が悪く重くかさばっていた上、パドルを動かす機械装置がたえず故障したのが理由で、人が漕いだ方がましだったとか???

うまく行かなかったと言う話を聞くと放っておけなくなる困った性格から、船の形やパドルの数は違いますが基本的なメカは同じようなパドルボートを再現してみました。

パドルは左右で8本、同時に水を掻くように動きます。 ボイラー、エンジン、それにパドルを動かすリンク装置です。
バーナーは液体アルコールで前部デッキの下に入っています。
エンジンの回転はゴムベルトで減速してリンク装置に伝えています。
(煙突は重心を下げるためやむなくチョン切りました。トホホ..)
パドルの動きです。中央のホイールの回転に従って、左から右へ順にパドルが動きます。
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