オリジナルの「ローラーシップ」はデッキ上がおもしろくないので、模型はブリッジなどを付けて船らしくしました。基本構造はデッキの左右にクルクル回るフロートをつけ、その間にプロペラと舵を付けてあります。車輪型フロートには動力は付いていません。
少し期待はしてたんですが、走らせた結果は残念ながらフロートはコロコロとは回りませんでした。
どちらかと言えばぬかるみにはまったタイヤです。それでもこの元祖双胴船の模型は思いがけず良く走り、丸いフロートにこだわらなければ30ノットも夢ではなかったかもしれません。
船首側には操舵ブリッジ、その下はこじんまりしたラウンジなど付けてなんとか船らしくしようと思ったのですが......どう見ても採掘現場のトラック!! 船尾には車輪型フロートにはさまれてプロペラと舵が付いています。このフロートの直径は10m、幅は3mあったそうです。
船体裏側です。車輪型フロートはスタイロフォームを丸く切りドリルでくわえてヤスリで仕上げます。けずりカスが飛び散るので後かたずけが大変!
デッキ配置は、左右6コのフロートカバーにはさまれて、後部にボイラー、エンジンのある機関室、前部はブリッジとラウンジになっています。
戻る