ナノカニッキ

2004.1/28 WED「曜日の感覚ロスト」

 ビデオの自動録画が動いていたのを発見。ちょっと再生してみたら、SDガンダムフォースが再生されてなんかびっくりした。そういやもう水曜終わっているのかよ!

 トラブルとか、面接とかに追い立てられてやるべきオシゴトを進められないもどかしさ。派遣社員の方もよくやってくれているが、やはり限界はあるか……!
 でも、今日の面接でやっっっっと三塁打以上の人が来てくれたよ! 面接終了直後に即決だよ! いや〜、今度の部下はいい塩梅に年下だし覇気もある。仲良くやっていけそうな予感だ。一安心。二月九日から来てもらえそうなので、バリバリ教育しちゃうぞ。

 やはり、一人より二人がいいのだ。1たす2たすサンバルカン。


 遅ればせながら、日曜感想。


 【アバレンジャー】
 邪命体の体を得てパワーアップしたデズモゾーリャ。今まさに最終決戦に赴くのであった。個人的な復讐から(やっぱり)デズモゾーリャ討伐にアバレキラーも力を貸す。劇場版に登場したバクレンオーさえも依り代とし、デズモさん大アバレ。
 しかし今日はキラーが主役だったな! 体内にデズモさんの半身がいるばっかりに「デズモの加護」でなかば不死身のキラー。だがバクレンオーに取り込まれ、体内の半身を吸い出されようとする。だがキラーはなすがままにはならない。

 「大なり小なり、人の中にはバケモノがいるのかもな……だがおれは、おれのやったことをおまえのせいにはしない! これもおれだ。おれの一部だ! おれは、おれの中のデズモゾーリャと戦い続ける!」

 おおおおお! キラーが、ここに来てひとつ大きくなったああぁぁ!
 デズモの半身は、キラー本人のダイノガッツと、アバレンジャー達の送ったダイノガッツの輝きで消滅! そして限界が来ているダイノマインダーでキラーは最後の変身。バクレンオーと巨大化したデズモゾーリャを倒すのだった。

 しかし……デズモの消滅はキラーの不死身の力が消え去ると言うこと。海岸にたたずむ仲代壬琴にかけよるアバレンジャーたち。
 「仲代せんせー!」
 「……(吐血)」
 ドシャアッ
 「仲代せんせえええぇぇ!!」
 「はやくおれから離れろ……ダイノマインダーが暴走し、爆発する……!」
 瀕死のキラーを、爆竜トップゲイラーが宇宙にまで連れ去る。

 「来てくれたか、トップゲイラー……宇宙にまで来たら、おれを放り出せ」
 「人間、おれはおまえと一緒だと言ったはずだゲラ」
 「物好きなヤツだ。皮肉なもんだ。生きたいと思った俺が……不思議と、悪い気分じゃない」
 「おまえは俺たちを充分ときめかせた。もうときめきを探す必要はない。さらばだ、壬琴……」

 そして

 仲代壬琴はトップゲイラーと共に

 星になった。


 「うん、感動の最終回だった!(滝涙)」
 「あ、でもデズモさんまだ生きてるよ」
 「な、なんだってー! うう……だがここで終わると本当にキラーが主役だもんなぁ。微妙」

 あと二話でどう化けるかなぁ。


 【仮面ライダー剣】
 いきなりバイクで疾走する仮面ライダーブレイド。
 正直、あのままタイトルが出るかとずっと待ちかまえてしまった。
 「目標地点まで7020
km?(本当は南西20km)」「うわー、ホントに仮面ライダーが職業なんだ!」
 「ライダー作った組織、ボードがなんかショボ!」「赤パン萌えの次は牛乳萌えかよ!」
 「え? 今のグロンギ語?」「カードの使い方は面白いかも」
 「ていうか公式サイト見て、ラッキョではなくヘラクレスオオカブトがモチーフであると知りました」

 一話だけじゃなんとも言えないのは、どの作品もまぁ同じだよね。555もそうだったし。視聴継続。

 グロンギ語……仮面ライダークウガで怪人が使用していた言葉。変換ページも。


 【明日のナージャ】
 明日のナージャ、最終回!
 ヘルマンの悪事を暴き、ついに孫娘としてプレミンジャー家に迎えられるが、祖父が衝撃の発言をする。
 「おまえとコレットを会わせるわけにはいかん」
 母親と会わせれば、なし崩し的に「貴族からかけ離れた育ち方」をすると判断したナージャ祖父。ナージャはスイスの寄宿学校送りとなるのであった。
 だが大人しくしている娘と母ではなかった。家を出ても娘を連れて帰ると強行する母。カーテンをロープとし、高層階からの脱出を計るナージャ。カーテンロープターザンをしているとき、まさに窓の中にナージャは母を見つけるのだった!

 「おかーさーん!」
 「ナージャ!」
 「おかーーさーーーん!!」

 バリーン(窓突き破る)→香港映画ばりに廊下に転がり込む→「おかあさん!」→「ナージャ!」

 こ ん な 親 子 の 再 会 あ り え ん 。
 だがこれでこそナージャ、と思っている自分がここに居る。
 一方、ただ引き下がる祖父ではない。パーティーの席で寄宿学校行きを宣言し、既成事実を作ろうとする。しかしナージャは多くの人と出会うことにより、貴族として生きるのが最上の生き方ではないとすでに学んでいた。今はあえて母から、貴族の家から離れ、ダンデライオン一座の踊り子に戻ると宣言し返すのであった!
 そしてナージャは、新たな運命の扉を開く!

 「思いこんだら一途なところは、お父様にそっくりですわ」
 「いいや、おまえに似たんだ」
 「えぇ、わたしの娘ですもの。そして、お父様の孫ですわ」
 「……うむ」

 祖父は……ラスボスではなく、ナージャが自分自身で乗り越えるべき最後の壁であったな。最後の運命の扉だけは、自分の力だけで開ける必要があった、と。物語上のラスボス(ローズマリー、ヘルマン)は前回で決着をつけていたから、最終話ではじっくりと親子の再開、失われた時の充足を描け、かつナージャの脱貴族宣言にも充分な時間をとれた。
 ローズマリー編のドロドロさかげんは話の落としどころとしてどうなのかなー、とも思ったが振り返るといいスパイスだった。引き際も綺麗だったし。
 イケメンズも最後のパーティーでエージェントを押さえ込むときちゃんと活躍していたし、最後に「送り出す」役目であったのもよかったね。誰が射止めるとかいう話で縛る必要も、すでにない状態だし。母親の「運命の人は目の前にいるかも知れないし、これから会うかも知れない」という話がナージャの心に深く刺さったのだな(初恋が至上であるということではない、と)。

 そういうわけでイケメンズ方面はちょっと放置入ったけど、希望の未来に進む力を示すことが出来た最終回で大満足です。いいアニメだった! まさに「機動武闘伝Gガンダム」の最終話タイトルがよく似合う。


明日のナージャ大勝利! 希望の未来へレディ・ゴー!

2004.1/27 TUE「明日のナージャ大勝利! 希望の未来へレディ・ゴー!」

 うーん、やはり自分の他にもう一人居るとかなり、楽。ペースが遅くとも、出来ることが限られているとしても、自分のシゴト進めてる間に他のシゴトも動いているって、すごく気が楽になる。


 日曜朝番の感想が完全に一週間遅れていますが、遅れはぼちぼち取り返すよ。やっとナージャ最終回見れた。うん、いいアニメだったな! 惰性でハリケンジャー見てた頃、新番組予告で外はねクララ似のオンナノコに目が留まったもんでついつい見始めちゃったけど、こんなハマるとは思わなかった。

 さすがに関連商品は買わなかったけど。


 …………リンリンとクララは欲しかった。
 もし、どこかの店頭で自販機を見つけていたら、あるいは……!

 困った大人ですね。
 そのまま「ふたりはプリキュア」も視聴してしまいそうな気がする。ていうかする。



 感想は後回しにして、先週分の視聴に専念。そして久しぶりにカレーなんか作ってみたよ。去年から外食ばっかりだったもんで。カレーは料理のリハビリにちょうどいい。

 じっくり煮込んで一晩寝かせる。じんわり熱い鍋の中で、おいしくなっていく様を想像すると明日が楽しみになってきます。

2004.1/25 SUN「一週間ぶりですね」

 結局月曜から木曜まで、一人でオシゴトを切り盛り。部下は復帰の見込み無しということで、ようやく金曜日に派遣社員を一人入れてもらいました。判断保留があったとはいえ、長かったぜ……。だが、これで来週から状況が好転するぞ!
 金曜も土曜のために深夜までふんばったので、タクシー帰り。だが、それもこれも明日のためだ。だってお知り合いポッパーさん達と新年会があるんですからね。

 土曜日、ついにオシゴト全部倒して午後五時に溝の口到着。行きの電車の中でちょっと寝ておいたので多少楽になった。新年会は焼き肉三昧。ようやく膝を交えて話せる人もいらしたりと、楽しい会となりました。
 焼き肉は五時〜七時と早めだったので、あとでゲーセン、カラオケを楽しめて満足。ポプも久しぶりだ。いや〜、しかしビーマニやキーマニが出来る人はいいな! 音ゲー的視野が広いと、きっともっと楽しくなるだろう。

 判っていたことだけど、終電半逃し。私含む帰らない、帰れない組四人は新宿で呑み直し。翌朝までポップンの未来について憂えてみたりした(そうか?)。
 一応私は、更新はリビドーだな、と思った。

 テンションこそ高いが、寒さと眠気には勝てなかった。日曜朝番をビデオ録画して、眠りに落ちる。昼過ぎに起きればよい。今日、オフライン的には家族のベッドを組み立てに行く、ぐらいしか用事無いんだし……。


 反動で、一気に遊んだ気分。明日からまたがんばろう。


 先週分の日曜朝番の感想、書いておきます。
 今日の放映分は、後ほど視聴するぜ。


 【アバレンジャー】
 気絶してる間に恐竜やに運び込まれたアバレキラー、仲代壬琴。凌駕のかな〜り強引な「強制引っ越し」で一緒に暮らすことに。しかし、キラー的にはこりゃかなわんだろ……。
 一方デズモゾーリャはリジュエルの体を操り、アバレキラー達を抹殺すべく行動を開始する。半身とはいえ強い強い! そのピンチの時にキラー登場! ついにアバレンジャーが五人揃うのであった。仲間意識三、デズモをブチのめせる七ぐらいの気持ちじゃないかな〜と判断。でも今日のキラーはノリノリだったな。なんか一番リーダーっぽく見えたぞ?(真ん中に立ってるし)

 そして一旦は倒されるデズモゾーリャ。その時(恐竜やに居候状態だった)謎の少女が現れ、リジュエルの体の中に戻っていった。リジュエルの体の中に居られなくなり、デズモの半身はリジュエルから追い出される。謎の少女と融合したリジュエルは赤ん坊に逆戻り。その後デズモゾーリャはジャンヌ→ミケラ、ヴォッファと乗り移りながら移動。ミケラとヴォッファの体を(彼らの意志を無視して)融合、乗っ取り。人間体を捨てた体に乗り移ることで、さらに真の力を発揮出来るようになったデズモゾーリャ! ラストバトルは近い。
 赤ん坊は、マホロの子ということで、ブラックは育てることに。子連れ狼化だ。

 「デズモさん、なんかところてんみたいだったな」
 「……」


 【明日のナージャ】
 明日のナージャ、セミファイナル!
 ロッソとビアンコとともに牢屋にブチこまれたナージャ。「明日を信じ」ひたすらに脱出を試みるナージャを、ロッソとビアンコはバカだバカだと言いながら手助けするのだった。

 「ナージャ。脱出出来たらヘルマンの悪事を暴いて、俺たちを助けてくれ」

 たとえ利用という形であっても、初めて他人を信用する探偵二人組であった。
 脱出後、ヘルマン公爵の悪事の証拠となる手紙の束を発見するも、拳銃を手にしたヘルマンに追いつめられる。駆けつけたダンデライオン一座に危ういところを助けられるが……ヘルマンは多少同情の余地ありだなぁ。ナージャを追いつめながら自身の半生を語るのだけれど、歪んでいった経緯が見て取れるもの。そして投獄エンド。「お伽噺における、倒されるべき魔王の役」だな。悪い部分を背負ってくれている存在。お疲れ様でした。
 では、ローズマリーはどうなる? とうとう屋敷内でローズマリーと対面するナージャ。強烈なナージャの平手打ち後の、静かな言葉と思想の斬り合いはクライマックスに相応しかった……。
 あれほど憧れていた貴族の生活が想像以上に退屈なものであったことを知ったローズマリーは、「貴族の地位」なんてものはナージャに返すのだった。そして、母親をも。ローズマリーは、貴族よりもさらなる高みによじ登るべく、意外なほど静かに表舞台から姿を消す。

 「ごきげんよう、プリンセス・ナージャ」
 「……ごきげんよう、プリンセス・ローズマリー」

 最後の最後で、お互いを認めあえたと感じた。
 そしてようやく、祖父にナージャこそが孫であると認められるのだった(てか、この祖父実は一番無能だろ?)。しかしその後、衝撃の展開が!

 「お前をコレットと会わせるわけにはいかん」
 「な、なんだってー!」

 次回、最終回!

 「ていうか、貴族を騙った罪を問われることなく、ローズマリーは逃げおおせてないか?」
 「あ、そういえば! うわーん! マリー・アントワネットばりにギロチンエンドか、草加雅人ばりにナージャに首ポキエンドだと思ってたのにー!(ジタバタ)」
 「それもどうかなぁ」


 【仮面ライダー555】
 ついに最終回ッッ!
 今回は感想に特化して書いてみようかと思います。

 最終回駆け足過ぎ、詰め込みすぎと思った人が大半でしょうけど、これはある意味仕方ないでしょう。一人一人のキャラがあまりにも「立ちすぎ」だしね。全員のドラマを掘り下げていったら尺が足りない足りない。
 物語的にもオルフェノクの王を倒して人間が生きるか、ライダー達が負けてオルフェノクの世界が訪れるか、の二択と明示されているからどちらかを描くしかない。

 番組では「王を倒して、人間の世界が守られました」という部分しか描けず、後はもう死を待つばかりのオルフェノク達。主人公もオルフェノクだし、細胞崩壊を促進される処理を施されちゃってるしでかなりバッドエンド風味。最後の最後で主人公にも「夢が見つかった」のがせめてもの救いだが「死に至る病」にかかったままなのは確かなまま(あれが夢オチエンドでないとするならば)。

 生き残れているのは人間である三原、真理、里奈ぐらいか? 生き残ると言えば、オルフェノクの王も仮死状態だし、ロブスターオルフェノクは唯一の「王の力で死から解放されたオルフェノク」なわけだし!
 オイオイ、続編あります、って状況じゃん! また劇場版作ってよ!

 あ、でも主人公三原? 微妙。
 悪いヤツじゃないんだが、吹き飛ばされてばっかりだったしなぁ……草加の死を越えて、強くなったという描写があったんだからもうちょっと見せ場が欲しかった。しかしそれを描くには尺が足りな(以下ループ)。



 最終回駆け足過ぎ、詰め込みすぎといえば私は去年の悪夢「機動戦士ガンダムSEED」を思い出すのですが、決してファイズと同列だとは思いません。私自身はファイズの最終回をかなり好意的に受け入れています。こうは書いているけどね。ファイズは各キャラクターがあまりにも魅力的すぎて「番組という器に収まりきらなかった」作品なんです。どんぶりからラーメンがあふれて店内大惨事、ではあるけれどファイズラーメンは本当に旨いと思っています。

 SEEDは、福田監督が富野監督からガンダムというフンドシを借りたところまではよいのですが……

 「SEEDという作品を通じて、戦争と平和についてなにかを描ければよいと思っています」
 「モビルスーツのリアルな描写に注目してください」
 「SEEDにおけるガンダムの首は回りません。それはロボットとしてリアルだから」
←???
 「SEEDのテーマは話し合い。ニュータイプなんてウソ」
←誰が話し合いで問題を解決した?
 「多くの人が誤解していますが、ガンダムはロボットマンガ。マンガ的アクションがアクセントとして効いている。その楽しさはネオスタンダート
(それはひょっとしてギャグのつもりで言ってるのか?)なら必要なので随所に取り入れています。
  (ですが、モビルスーツのリアルな運用が見所だとおっしゃっていましたが?)
  だって、最初からロボットマンガだなんて言ったら誰も見てくれないですよ(笑)」
←ロボットマンガを愚弄するな

で、番組終了後

 「所詮アニメの戦争はファッション。アニメの戦争はそれほどシリアスじゃないし、反戦論って言っても、難しいからわからん。 息子とテレビ見ながら戦争っていけないねーっとか、その程度」
 「よくラクスが分からないと言われるが、分かるのはスタッフにもいない。 分かるのは自分と両澤
(妻にして脚本家)だけ」
 「ジャスティス
(ガンダム)は、ほら、ウルトラマン(ジャスティス)とかあるじゃない。それとかぶるから普通避けるよね、でもこっちは 天下のガンダムだよ、お前らが避けて通れ、ってな感じだな」
 「最終回のフレイがララァに見えた? あれは僕の中ではむしろミハルなんですが。ララァと思う人は甘い(笑)」
 「面白くなかったらチャンネル切ってくださいよ。しかしおかしいですよね、何故かガンダムだけは面白くないっていいながらみんな見るんですよ(笑)」
 「ガンダムは他の何倍も予算がかけられて素晴らしいが、外れたらひどい目にあいますよ。高松君
(ガンダムX監督)とか池田君(ガンダムW監督)とか……(笑)。体内ガンダム指数っていうのがあって、それが高い人ほど新しいガンダムに拒絶を覚えてね(笑)」
 SEEDを作る際に『富野は関わらないんだな』的確認を社長から得たが、後に挨拶に行け、 と言われて正月に挨拶に行った。その時に『俺がせっかく歴代を統括してターンエーを作ったのに!!』と富野監督が激怒した。ガンダムを作るにあたっては『バンダイを信用するな』と。この時に『バンダイに関して詳しくは『ターンエーの癒し』を読んでくれ』と薦めていた。
 「Vの時にいろいろあったらしいですから(笑)」
 「大人になれない富野さん(笑)」
 「(その忠告もあってか)僕はうまくやれたんですけど(笑)」



 そんなこと言われてはガンオタとしては ブ チ 切 れ る しかないわけだが。
 勢い余って話が大きくそれたが、ファイズは違うぞ! 中盤サボり過ぎ、最後詰め込みすぎ(かつ未消化)と、面白すぎる要素が最終回からはみ出てしまった、とは根本から違うと言うこと。

 だから、あの最終回にはそんなに悪い印象は持っていません。

 駆け足だったとはいえ、海堂は最高にキャラ立ったし、ブラスターユニットを巧に託して散華するオートバジンには涙を禁じ得ないし、人として生きる道を選んだ琢磨は応援したくなるし、(短い期間に揺れ動きすぎだけど)木場も最後には力を貸してくれたしなぁ……。
 死の運命にある巧も、「変身さえしなければ人間並みに生きる」と信じているよ。そしてやっと見つけた夢……「世界中の洗濯物を真っ白にする」を実現させてくれ。人間としてな!

 啓太郎「ちょっとたっくん、それ僕の夢だよ!」



SEEDと他作品の比較は、SEEDの方が酷すぎて正常な比較評価が出来ません(する事に意味がない) 
SEEDと比較するとなんでもよく見えてしまうため、結果として作品を見る目がにごります 
こうしてSEEDに囚われる私もまた負け組であるので、皆は私を反面教師としてくれ 


 それでは最後に……マイベストキャラクターである草加雅人が生きていた、と仮定しての「ファイズ最終回」を書いて、仮面ライダー555の感想を終了いたします。

 では、どうぞ。

2004.1/18 SUN「あとは上がるばかりと信じて」

 土曜日は古い友人達と、新年会兼ねて呑みに行ってました。

 年末はマジ苦しかったけど、多少なりと運気が上向きつつあるのを今は感じている。まぁとにかく、酒を呑みに行きたい気分だったんだ。先に到着した友人達と店内で合流し、まず一回目の乾杯。

 よ「で、最近どうよ」
 友「あー、それいつも俺が言うセリフなのに!」
 よ「なにィ!?
   (現時点で)三人しかいないのにキャラがかぶるなんてなんたるザマだ!(イライラ)」

 とまぁ変なテンションで二軒ハシゴしてきたけど、いい気分になったよ。

 帰り際に雪が降り始めて、なんだか変にわくわくした。
 まわりが暗く冷たくても、雪だけは白い。



 日曜は洗濯日和。母親から4mもの物干し竿をもらって上機嫌。マンションの非常階段を幾重も折り返して、自室まで運び込んだ。これだけ長いと実に使い甲斐があるわい。
 いままで使っていた物干しは、室内干し用にリサイクル。タンスと袋戸に引っかけて使ってます。洗濯物が廊下にはみ出さなくなったから、快適快適。さながら空中タンス。
 そう、洗濯はしても畳むのは面倒派です。

 扉や襖に洗濯物を引っかける必要が無くなったので、廊下に通じる扉をすべて閉めることが出来るようになりました。するとね、なんか部屋もリビングも暖かくなったような気がするのね! ま、冷気は鉄扉と廊下の北窓から入り込んでくるので当たり前なんだけど、いままでこの当たり前が出来なかったのでちょっと感動ですよ。

 フウゥ……また啓太郎ばりに洗濯中心に人生回しちまったぜ……。



 洗濯物取り込むまでの間、TSUTAYAにてレンタルしてきたザンボット3視聴。いよいよ最終話の27話まで観ましたよ! 人間爆弾の件から一気に観たのでちょっと圧倒された。

 いやしかし、70年代にこんなハードなアニメやってたとはね……家族が、友人が、親族がバシバシ死ぬんですよ。死ぬだけじゃなくて、死にまつわるものがちゃんと織り込まれている。もうね、悲壮としか言えないです、この展開。人類のため、地球のためとか言って祖父やら祖母やら父親やら従兄弟やらが特攻同然に死ぬんですよ。脇役とか、主役級とか関係なし。十数歳の、少年の主人公の前でね。

 でも、主人公達は地球の人に感謝なんかされない。物語の冒頭では、おまえたちが居るから(そんなロボットがあるから)異星人が攻めてくるんだとなじられる始末。もうひどい。でも戦う。地球は自分たちの故郷だから。
 そうしてやっと倒したかと思ったガイゾックの正体が、ガイゾック星人の作った、悪しき生命体を殺してまわるただの『掃除ロボ』だったという壮絶なオチ(ガイゾック自身も、自分で作ったロボに滅ぼされている)。なんて救われない話か。

 最後に人の心の光を見ることが出来たのが、せめてもの救い……。


 う〜〜〜ん、ガンダムの系譜に触れるつもりで、富野由悠季が富野喜幸(当時はこう書いた)で、「黒富野」とか「皆殺しの富野」とか呼ばれていた頃の作品を手にしたわけだが、目眩がするほど強烈だった。いやぁ、揺さぶられた!

 でもいつまでも皆殺しという色眼鏡で見ちゃあいけない。いろんなものを乗り越えて、今は『生』の話も書ける人になっているんですから。ターンAガンダム以降は、かなり「白富野」だね。
 オリジナル新作である「キングゲイナー」も生の話であると聞く。これも早く観なくては。いっつもレンタル中なんだよね。

 と、思ったら一気に4〜9巻戻ってるよ! しかも今週100円セール中だよ! 機には乗じよ、だ。全部借りていくぜ!

 1〜3巻借りるまで、観ない。今はダビングだけしておく。



 日曜感想ですが、いよいよ仮面ライダー555が最終回でしたね。
 感想は明日あたりに。まだアバレもナージャも観てないし。


 なんだかんだで幸せだな、おいら。

2004.1/16 FRI「戦いの中で戦いを忘れた……」

 なんて状況にだけは陥らぬように気を付けねば。

 昨日今日と、例の部下はお休みでした。鬱による自律神経の失調は、体温を平熱に保つことも出来なくなるらしい。二週間に三日は休んでしまっている……恐ろしいものだ。
 だからweb日記で簡単に鬱だなんて書くなよやー。

 一人でも、結構立ち回れる。やってやれないことはない。複数のオシゴトをジャグリングしながら忙しく動き回るのは、やってる間は結構高揚感があって好きだ。

 「たとえ素手でも任務はやり遂げてみせると、司令にはお伝え下さい」

 乗り越えるぞ……乗り越えれば、得るものは大きいんだ。

この話は今日でお仕舞い。



 帰り道。どうしてもラーメンをかきこみたくなり、暖かい店内へすべり込む。286円の漫画などをダラリと読みつつラーメンの完成を待った。
 ラーメン到着。よし、と読みかけの漫画を置くと……裏表紙の水着アイドルが、アバレイエローの中の人で腰が砕けそうになった。

 日曜朝番感想、ちょっと書いときます。


 【アバレンジャー】
 デズモゾーリャ復活のため、今日までコツコツと働いていたトリノイド一号が満を持して登場。リジュエルもすっかりデズモに乗っ取られて悪人声です。「100万人の生け贄」をそろえるまでもう少し。後はアバレキラーを「殺」し、中のデズモゾーリャの半身を呼び起こし、リジュエルの半身と合体して肉体を得るのみ。だがキラーに止めを刺そうとするも、リジュエルは動きが止まる。「あたしの手で壬琴を斬るなんて……絶対やだもん!」すんでのところで逃げおおせたキラー。アバレンジャー達と合流し、初の五人必殺技に、アバレンオー、キラーオー、マックスオージャ三大ロボの揃い踏み! トリノイド一号ドラゴンドランを倒し、デズモゾーリャの復活は阻止された。

 「それはいいんだが……ロボ三体揃っての合体技がただの『光線』というのはちょっと……」
 「アバレキラーもなし崩し的に仲間になってるしなー」
 「でも最後に、レッドと握手しそうになって、力石ばりに倒れるところは好き」

 まだ四話あるんだから、もっとアバレてー。


 【仮面ライダーファイズ】
 「草加やっぱ死んだァー!」
 テルオの中にオルフェノクの王が居ることを知るも、本当に倒せるのか? 殺せるのか? あの子供を!
 王を殺せばオルフェノクは死んでゆくばかり。生かせば人は滅びるより他はない。オープニングの歌詞のようにジレンマは終わらない。テルオの中の王を復活させようとする木場。王が居ないと死ぬことを信じようとしない北崎。自身が生きるため、北崎を葬り去り王を守る決意を固めたラッキークローバー、影山冴子に琢磨逸郎。ちゅーか、めっさ困ってるテルオの保護者同然の海堂直也。そしてオルフェノクでありながら、ライダーとして人を守る決意を固めた乾巧。あと、よく吹き飛ばされたりしてる三原修二。
 い ま ま さ に ド ラ マ が う な り を あ げ る !

 「えー、あのマークって壊せるの!?」
 「ウヒョー、琢磨さんノリノリだぜェー!」
 「北崎さん瞬殺!? てゆーか王に補食されたァー!(ゾクリ)」
 「こんなんあと30分で終わるわけないだろ!」

 オルフェノクの王が「バッタに似ていて、マフラーのような器官がある」ことにニヤリ。
 こういうオマージュは見ていて嬉しくなるね。


 【明日のナージャ】
 ナージャは釈放されたが、いぜんフランシスは牢の中。フランシスにかけられた疑惑を晴らすべく、ナージャは奮起する! だが先に動いたのは本物の黒薔薇。いわれなく弟にかばわれる筋合いはない。フランシスが牢に居るまま姿を現し、フランシスが黒薔薇でないことを証明し、そして本物の黒薔薇は引退宣言をするのだった。

 「アイドルかよっ!」
 「死んだフリぐらいすると思ってたのに……」
 「てゆーかナージャは秘密を探ってるときにまた捕まって牢屋行きですか」

 文句無く獄中ヒロイン。

2004.1/14 WED「これじゃあ150円」

 下の棒が長い方の吉野家にて、カレー丼を食す。

 二度と注文しない。

 店内に立ちこめるカレー臭も、リアルタイムでカレー切れを目撃するのも、店員が(汚れてるのに)カウンターを拭こうともしないのもたまらなく嫌。
 吉野家のカタストロフィだなぁ。ある意味、どうがんばっても見ることの出来ない吉野家を見ることが出来て「歴史の生き証人」になった気分だけど、もうこりごり。
 安心して牛丼も食えない。寒い時代だな……。


 『強殖装甲ガイバー連載十九周年!』とかいうアオリ文句に、素早くツッコミを入れられる男でありたい。よっしーです。なるたるは録画忘れました。


 去年から私を悩ませていた部下ですが、二月いっぱいで退職の方向で動いています。
 鬱病で休みがちでしたが、とうとう療養が必要な域まで行ったようです。

 追い込んだのは半分自分だという自覚はある。シゴトとなれば、自分にも他人にも厳しいもの。自分の求めるレベルを他人にも強要しがちだったかなぁ、とも思う。
 でもね、前にも書いたけどフォローは出来ても保護は出来ないよ。会社というのは利潤を追求する団体であり、博愛を動力とはしていない。こっちに出来るのは、博愛の心で送り出してあげることだけだ。こっちも必死だ。戦場で背中預ける相棒は……選べるものなら選びたいよ。

 前リーダーの退職により、急遽私がリーダーの座に納まってからはそりゃあ必死だったさ。やれないことをやれないと言えない、とにかく「やるしかない」という状況の連続。いやぁ、いい修行になった。
 で、やっとグフの取り扱いになれてきた頃、ザクに乗って来たのが件の新人の部下。
 ……新人とは名ばかりの、四捨五入したら四十になる覇気のない男(未婚)。いくら急時だからとはいえ、他に人が集まらなかったとはいえ、二十代ペーペーのグフ乗りにこの部下を付けるのか、マ・クベ様! とか思ったよ。顔に縦線が入ったよ。やらせてみたら年相応の考えと働きが出来ないんだよ。でも、頼らないと自分が危ないんだよ。

 ……で、約一年。鬱で脱落、と。
 でも、どこかでほっとしている自分は酷いヤツだろうか。
 いや、戦場は非情なんだ。ここでも……どこでもだ。

 マ・クベ様、次の補給線にはドムを載せてください。


 春からは戦況がよくなるといいな……。
 冬は嫌だ。寒いんだもの。



 ポップン11やら、家庭用9やらが動き始める頃には、私のまわりも少し変わろう。

2004.1/12 MON「じゃあL」

 ぼのさんからのモーニングコールで目が覚めた。

 といっても、十一時過ぎだけどね。

 晩ご飯にオムライス食べに行こうとのお誘い。オムライスか。いいな。こういう誘いには乗っておけ、ってね。せっかくの休みだし。

 飛び起きて、部屋の掃除。あふれた本は放置して、実家に向かう。スチール書庫とビデオラックと雑多な私物書籍がまだ置きっぱなしなのだ。先に納めるところから作らないとな! というわけで台車を転がして荷物運び。車なんぞ持っていない。

 三時間かけて運び込み完了。
 いい運動になった。お腹も空いてきた。

 肝心の本の整理は、来週に。正直、疲れた。


 冬は陽が落ちるのが早い。そしてこの冷え込み。たまらん。

 寝ぼけた頭で待ち合わせ場所を聞いたため合流に手間取ったが、無事にぼのさん、CATさんと出会えた。遅れてスマヌ。

 件のオムライス屋はポムの樹とかいった。ぱっと見オサレな女性向けの店舗に見えるが、実はヘヴィなビッグ・オムライスを食すことが出来るところらしい。

SS*女性向け S*普通 M*大盛り L*すごいらしい

 「うん、やはりここはせっかく来たんだから……」


 「た、確かにこれはすごい……」

 そばの丸いのは、おなじみ100円硬貨。25cmぐらいないか?

 ではさっそく……はくはくはくはくはくはくはく……終わらねーよはくはくはくはくはく……クリーム側から食べて正解だった。はくはくはくはくはく……もう一息。カッカッ(かき集める)、完食!

 しかし案の定胃にもっさり感が。普通においしく食べるんならMで充分だな。

 お腹がこなれるまで、日曜朝番の話で盛り上がった。ちゅうか、ファイズはあと30分じゃ話まとまらねーべ。


 遊び足りなかったので渋谷へ移動。ゲーセンで軽くギタドラでセッションを楽しんでみたり、カラオケではっちゃけてみたり。カラオケ久しぶり。しかしいつも思うことだけど、歌うって技術だよなぁ。勢いでしか歌えない。


 うろ覚えの曲目リスト。

 justiφ's
 ターンAターン
 ギャバン
 タッチ
 拝啓、ジョン・レノン
 パタパタママ
 サイボーグ009
 秘伝赤心少林拳
 すきすきソング
 明日のナージャ
 aiko楽曲×4

 もっとあったはずだけど、後は闇の中だ。誰が何を歌ったかは伏せておく。



 パタパタママは俺。


 昼の間何してるか知りたかったんだよッ!


 あー、帰らなきゃ……微妙に遊び足りない。
 でも、明日からまたがんばらねば。

 眠い。

2004.1/11 SUN「1.1.1.ENTER」

 昨日はいやなリアルタイム更新でしたね。でも朝八時から駆けつけて無事フォロー完了。いやぁ、よかったよかった。

 帰ってきてから今期の新番組録画分をまとめて視聴、その後睡魔に勝てず変な時間に就寝。なんとももったいない。その反動で深夜に街をフラフラしてみた。ゲーセン立ち寄ってみたり、半分閉鎖されたサンストリート内を散策したり、ドン・キホーテにびっくりしにいったり。
 夜は夜で楽しいこともあるのだが、一抹の寂しさと……この季節は寒風がよくない。適当なところで切り上げて、帰宅した。

 新番組、ファーストインプレッションだけ書いとく。


 【攻殻機動隊
 士郎正宗原作だったよね? 氏の原作コミックはアップルシードしかちゃんと読んでないけど、それだけの知識でも結構楽しめた。しばらく追っていく予定。


 【SDガンダムフォース
 SDガンダムか! 久しぶりだな。最後に観たのは「逆襲のシャア」上映時に同時上映されていたやつが最後と記憶している。「ガンダム」と「SDガンダム」の違いについては後ほど、ということで。
 キャラも背景もフルCGと聞いていたのでワクワクの視聴。人間キャラの動きに不自然なところはあるけど、充分及第点。モビルシチズン(モビルスーツ)もよく動いていた〜。あ、オープニングはミミとニャミの中の人が歌ってましたよ(違)。
 ストーリー面も、実に良く「少年との出会い、勇気、友情」がそつなく盛り込まれていて好印象。「劇場版ガンダムの同時上映作で、一話完結です」と言っても通じそうなぐらい。いや、想像以上におもしろかった。

 しかしエンディングの数分前

 「口だァー!」
 「(一秒後)そっちが口だったァー!」

 悪い予感はしていたのだが……あのマスクの下に『口』があるんですよ。喋るガンダムだからね……。い、いや、F91にもマスクの下に鼻と口のようなディティールはあるんだけど……恒常的にこーやって喋られるとすごい違和感……。マスクの下で喋るぶんにはいいんだけど。
 しかし逆から言えば口以外に目立った減点材料が無いということ。無論視聴継続。


 【エリア88
 これ、原作のコミック大好き。愛蔵版で全部持ってます。オリジナルキャラクターのカメラマンを狂言回しに、だいだい原作に沿ったストーリーが展開されてゆく模様。
 しかし原作好きだけに、アニメ化されたときの劣化具合が解ってなんとも……。原作を10とするなら3か4。しかたないのかな……。
 全十三話と短いので、最後まで付き合うぞ。


 そういえば、なるたるもアニメ化されたんだっけ。アフタヌーン連載時はまめまめ読んでました。しかしあれを、深夜枠とはいえ地上波で放映か……TBSは読めないなー。

 今年はなんだか原作付き・リバイバル作が多いけど、若手を育ててこなかったツケが回ってきているような気がする。完全新作やらないで、○○の続編、というのをすぐにやる。還暦過ぎたじいさまが現役でいる(富野由悠季御大と宮崎駿氏はたしか同い年で六十二歳)。
 どうにかしないと、アニメ業界は先細りの予感。


 (他の業界にも言えることかも……)



 そして、眠りに落ちる。
 明日こそ休みだ。

2004.1/10 SAT「ひとりではなにもできん」

 やるとなったらやるしかない、と。
 シゴトは無事終わった。光明も見えた。イェー。


 気持ちが少し楽になったところで、ゲーセンへ。ポップン久しぶり。
 「たまにはノーマルモードで、一曲目からはっちゃけるか!」とか思い立ち、IRやってた頃はまるで歯が立たなかったガバ(H)にチャレンジ。さぁ、押せ押せ!

 おぉ……? クリアできた。銀メダル付いたよ。つまったら放置が効くって本当だね。落ち着いて押せた。押せるようになると、あの譜面も楽しいものだな。


 エゥーゴ vs ティターンズも楽しんできた。家庭用も出てるけど、これはゲーセンで100円入れるからこそ楽しいのだ。一人でやると大抵キリマンジャロ基地でサイコガンダムに押し負けてしまうが、ちょっと慣れた人とコンビを組むとかなりいいところまで進める。最近はミッション数設定が1(個別で遊べず、敵になるか味方になるかの二者択一)になっている台でよくプレイする。地元では対戦より協力の方が流行っているので、多くの場合並んでいる誰かが僚機となってくれるのだ。

 私は好んで(ネームをカツ・コバヤシにし、)ローコスト機を使用しているので相棒は大抵クワトロ大尉とかカミーユとかが僚機になってくれる。フフ……わかってるじゃない。だいたいGM II に搭乗したカツを狩るなんて無粋だっつーの。

 そしてゲームスタート。スタートボタン(通信)を押してご挨拶。後から入った方から押すのが一般的。


【味方・よろしく!】
【よろしく!】


 これ! 自分はネットゲームやらない派の人間だけれど、どこの誰かもわからない人と協力しちゃってるこの状況には、なんとも不思議な心地よさがある。家庭用にイマイチ食指が動かない、ってのもこの辺に理由があるのかも。
 やっぱこのゲームおもしろいな。ポップンにはない要素……と一瞬思ったけど、よく考えたらポプも「二人で! 三人で!」のゲームだったよね。忘れかけてたよ。

 今日の戦績・コロニーレーザー内のラストバトルで敵軍の戦力ゲージを95%奪うも、あと一歩のところで敗北。あぁ、おとなりの見知らぬパイロット! 席を立つときに挙げた手は「スマン!」の意味ですか!? うわー! こちらこそもっと宇宙(そら)に適応していればー!

※地上での命中率・70%超 
宇宙での命中率・30%超 
やっぱ俺オールドタイプかよ…… 



 今日見かけたハイパー譜面練習中の女の子ちゃん。ee'MALLのポイントが二万を越えているのに、付いているメダルはDes-ROW名義の赤メダルばかり。ee'MALL楽曲もかなり買いそろえている様子だが、メダルが付いてるのは、メロパンク2以外にいくつあった? 買ってもプレイしてないの?
 あぁんもう! 先生以外の曲も楽しいぞ! というのを背中で語るべく、Henry Henryにダンスおじゃまをつけてメメを飛ばしてみたり、すきすきソングにやはりダンスおじゃまをつけて、マコにゴーゴーを踊らせたりしてみた。頼む! 感じ取ってくれ!

 「そういうが……それは予備カードとかだったんじゃないか?」
 「私も後でそう思った。私のしたことは空回りだったのかもしれん……だが、ゴーゴーを踊るマコは知らなかったと見えて、注目して、笑ってくれたのが後ろで聞こえたよ。少なくとも、なんらかの発見はあったわけだ。それだけでも、私は嬉しいよ」
 「自己満足」

 枠(ルール)がないと遊びにならない。だが、変に個人の枠を持ち込むとまたおかしくなる。難しいですね。




 てゆーか、今緊急の連絡入った。
 明日も社に駆けつけるぜ!(泣)

2004.1/8 THU「きみはきらいだがきみにたよるよりほかはない」

 ガンタンクは!

 上(頭部コクピット)と下(コアブロック内コクピット)にパイロットが乗ることで真の性能を発揮する。上が砲撃担当、下が立ち回りを担当というわけだ。

 だが途中、頭部コクピットのみで一連の操作を出来るように改造された。パイロットのハヤト・コバヤシはマジで凄い。だって、一人で砲撃と移動こなすんだぜ! キャタピラがやられれば「自分はここで砲台になります!」と言えるほどの漢気もある。しかも、体は小さくともジュードーの名手。あのリュウ・ホセイの先生でもある。冴えない脇役と思われがちだが、それだけのことをしてきている男だ。
 主人公にしか注目しないチビッ子諸君にも、是非その生き様を見ていただきたい。

 それと忘れちゃいけないのが、かつてガンタンクの下の人だったリュウ・ホセイ。ホワイトベース隊の数少ない正規軍人の生き残り。民間人を徴用して、ギリギリの航行を続けていたホワイトベースに於いて、彼は常に責任ある行動と発言を伴った男であった。だがその責任感というか、使命感というか……それが災いして死に至るのがなんとも。
 美形キャラにしか注目しない婦女子諸君にも、是非その生き様を見ていただきたい。

 ガンタンクだって、本当は凄いんだ。
 ジムから見たら、ガンタンクは大兄様なんだから(ガンキャノンは中兄様、ガンダムは兄様)。

 今見に行ったらロストしてた……げそり。
 http://web.archive.org/web/20030325234716/http://www12.big.or.jp/~akiman/aboutjm.html

 とにかくまぁ……ハヤトもリュウもガンタンクも……凄いんだよ……ホントだよ。



 ※ 上のニッキを超要約。
   「シゴトの上での相棒が不甲斐なさ過ぎて困っている」。

 きみをフォローすることは出来ても、きみを保護することは出来ない。



 そーだ、エリア88もチェックしなきゃ。
 原作大好きなんですよー。

 昨日録りためた分は、まだ観てない。

2004.1/6 TUE「アッブねッ!」

 攻殻機動隊が深夜枠で放映されることを知り、とりあえず一話をチェックしようとビデオ録画。えーと、日付変更線をまたぐから七日の……七日?

 七日っつたらSDGF(スペリオルディフェンサー ガンダムフォース)第一話の放映日ッッ! 七日の午後六時だから『今』録画予約しておかないと視聴できない! うわー、あぶねー! 一話見逃すところだった! 新年って曜日の感覚が狂うから嫌ですね。明日帰ってきてから録画予約する気でいたよ。

 自分はまだ大丈夫だな。明日録画分を視聴するのが楽しみだ。


SDGFについての説明は後日に 
とりあえず公式サイトはこちら海外公式もチェキ 
注目の人はチーフハロ(ハロ長官?) 
すでに同盟も 

2004.1/4 SUN「へ……変身ッ!(complete)」

 すまん、正直逃げ回っていた。

 今日の晩ご飯はあちこち歩き回りながら、ハンバーグステーキ、フレッシュネスバーガー、カレーショップと飽食三昧。ご丁寧にコンビニでプリンのデザート付きだ。食べることでストレスを発散させようだなんて、体が保たないに決まっている。

 去年の十二月下旬。私を取り巻くオシゴトの環境が大きく変わった。いくつかの問題は、年をまたいでいる。新年から解決に向けて動かねばならない。正直、気が重い。
 だが、この一ヶ月で正直、私の給料はウン万円向上している。大きな力は大きな責任を負わねばならない……こんなのはパワーパフガールズ(アニメ)ですら語っていること。泣いても笑っても明日からまた大決戦だ。
 「バカの壁」で言うところの、身体性をどこかに置いてきてしまったかのような感覚に囚われているが、走り出さねばならない。やるしかないんだうりゃー!

 逃避しつつ入った本屋で、衝動的に買ってしまった本。1000円超えるような値段の本を買うことってあんまりないのだけれど、薬になる可能性があるのなら安いものだ。

 まずは、脳だけの私をいったん殺す! しかるのちに、身体性を取り戻す。心と体のバランスをとらなければな!

 では、仕事始めです。心にベルトを携えて行って来ます。


 久しぶりの日曜感想。あらすじ付きでどうぞ。


 【アバレンジャー】
 自身の体の中にデズモゾーリャの半身が眠っていることを知ったアバレキラー。ゲームをしているつもりの自分が、ゲームの駒に過ぎなかったことを知り「ゲームの相手」をエヴォリアンに定めた。かくして共通の敵を見いだし、アバレンジャー達とアバレキラーは、いったん共闘するのであった。
 そして姿を消すアバレキラー。その一方で、リジュエルに眠るデズモゾーリャの半身は覚醒を果たす。しかし、すべてが夢オチにされそうになったり、つまるところエヴォリアンの連中が一番おめでたいことが証明されたりした。
 最終決戦前の、最後のギャグパートとなるか? 今回のトリノイドはなんだかんだでいいヤツだった……。


 【仮面ライダーファイズ】
 人間に結花を殺され、人間を信じられなくなった木場勇治。今もっとも危険な男、木場が花形前社長の勅命の元、村上社長に代わりスマートブレイン社長に任命された。花形前社長は語る。オルフェノクは急激な進化の代償として種として寿命が短い。「人間の為に動ける」木場勇治なら、オルフェノクを「人間のために滅ぼす」ことも出来ると信じられての社長任命だったが、すでに彼は人間を守ることを諦めていた……!
 一方、すっかり落ち武者状態の村上社長。トリプルライダーキックで瀕死となるも、テルオくんの中に眠る「オルフェノクの王」を発見して大喜び。王が目覚めれば、オルフェノクは滅びずにすむ……村上社長は笑いながら、自らの命を王に捧げるのだった。王の眠りは、覚めつつある。
 そして花形前社長もついに灰化の時を迎え、死に至った。草加雅人に全てを伝えて……。草加もまた人造オルフェノクであり、これ以上変身を続けると死に至るのだ。だが、草加は草加でありすぎた。自らの意志を貫き、最後の変身をし、ラッキークローバーに挑む草加雅人。しかし、誰一人倒せないまま力尽き、木場本人に止めを刺され、灰化するという現実が待ちかまえていた。
 「く、草加ァーーー!」
 「…………(サラサラサラ)」
 草加、散華。自分に正直すぎるおまえは、嫌いではなかった……。


 【明日のナージャ】
 いよいよ祖父の前でローズマリーと直接対決。果たしてどちらが本物のナージャであると証明できるのか!?
 結論・ナージャがあんぽんたん過ぎて完全敗北。同行したフランシスまで「怪盗黒薔薇疑惑」をかけられて通報沙汰に。しかも黒薔薇であるキースをかばう格好で、フランシスが黒薔薇であると認めてしまう始末。無論ナージャもろとも投獄です。
 ナージャはローズマリーの「恩赦」で釈放されるも、すっかり「ナージャを騙ったローズマリー」扱い。いつの間にか鉄格子越しに叫ぶのがよく似合うヒロインになってしまいましたが、このまま引き下がるナージャではありません。次回から反撃開始ィー! ……出来るのか? 正直、ローズマリーは手強いぞ。
 コレットお母さんあたりから、ほころびが出るか……?

2004.1/3 SAT「バルチックパンチ!(やる気無く)」

 今日の晩ご飯は史上最強・バルチックカレーでキマリだな、と思い、店舗住所を携帯カメラに納めていざ出陣!の巻。

 該当住所(街灯さえまばらな住宅地)を一時間ほどしらみつぶしに歩いたけど、そんな店舗発見できませんでした。撤退? 閉店? 新年早々こんな展開かよ! むなしいぜ。

 やるせない気持ちを引きずりつつ、せっかく遠出をしたのだから大型書店に立ち寄る。とくにめぼしい新刊は無かったけれど、手ぶらで帰るのが寂しすぎるので養老孟司先生の「バカの壁」を買って来ちゃいました。図書館や古本でいいと思っていたけれど、まぁ、養老先生の本は昔から好きだしいいかなと。
 読んでみれば、やはりオモロイ。


 明日で正月休みも終わりか……去年捌ききれなかったアレやコレが待ちかまえていることを考えると、ちょっと勇気が欠ける。こんな時こそ燃える何かを持っていないと人は危ないというのに……!

2004.1/2 FRI「史上最強の三が日」

 新年明けました。

 おめでとうございます、よっしーです。

 2003年の一番の大ポカは「井荻 麟(いおぎ りん)」を「いはぎ りん」と読み違えていたことです。あー恥ずかしい。新年からはこういうの無くしたいね。

 家族とのイベントは昨日の内に済ませておいたので、今日は家でのんびりと、東京MXテレビで放映されていた劇場版機動戦士ガンダム三部作をダラリと視聴の巻、です。おおお、しかもこれオリジナル音源じゃないか! DVD版は改悪されたところが多くて泣けたものだが……正月からいいもの観たよ。

 さて、テレビ放映されているので当然CMが差し挟まれるわけですが……そのなかで「これはッ?!」と思うものがありました。その名も、史上最強・バルチックカレー

 史上最強! 史上最強て! 今日日ジャンプでもそんなこと言わないよ? それをここまで堂々と言い切る。なかなかの傾奇者(かぶきもの)よ。気に入った! 近所に店舗があるようだから、明日食べに行ってくるか! 正月から食べるものに相応しいわい。
 顛末は明日のニッキを待て。


 ポプの叩き初めも行って来たよ。

 シンフォニックメタル(N) ダンス+FATポップくん 初フルコン
 アフリカ(H) ダンス+FATポップくん 危うく死にかける
 キョウゲキ(H) 適当にノルマ合わせ 危うく死にかける
 フェアリーテール(EX) シメの一曲

 なかなかの内容だと思う。


 あとee'MALL2ndで、なけなしのポイントをはたいて「Twin bee」「Sweet Illusion」「Henry Henry」の三曲を購入してきました。つか、今回の配信はツボ曲多すぎ。この三曲でしばらく遊んでいられる。

 いいお年玉だ。ありがトゥー!

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