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2004/03/24 WED

クリックで拡大 ポップンイレブンぶんぶんぶん、走れブンブン「わがまま7の新曲まだですかコナミさーん!」

 そんな叫びが響く中、ポップンミュージック11、本日稼働でございます。
 ちょうど四年前は……ポップン4が稼働した日でしたね。あれから七作! 巡って積もって、凄いことになってます。数年前は、今のポップンの姿をまったく予想できなかったなぁ。

 今日はポップン11、ファーストインプレッションのお話。


 今回のイレブン、ロケテストには行っていなかったのでまさにワクワクの展開! 今回のテーマは『トラベル』とのこと。さてさて、今回はポップンを通じていったい何を見せてくれるのでしょうか。

 まずはカードの選定です。ポップン9からカードリーダー、ネット対応となり大活躍のカードでしたが、残念ながら磁気式のカードは使うたびに傷んでゆきます。ポプ9から同じカードを使っている人は、かなりカードがくたびれ始めていることでしょう。そこで今回はデータを新カードに引き継ぐ機能が付いたそうですよ。ためてきたメダルを「カードの劣化」で失う心配が無くなったというのは嬉しい変更点。メダルはやはり履歴というか、ポッパーさんの歩みの記録ですから。

 さて、ポプ10カードを紛失してしまった私にとっては、ポプ11カードは新たな歩みの記録帳であり「パスポート」として機能します! パスポート! いいねこの呼び方。テーマと機能がバッチリ手を取り合っていて気持ちいい。良企画ですね。
 地元のゲーセンの中には、カードを選ばせてくれるところがあるのでそこで購入。カード柄も数種類しか先行公開されていなかったので、それは楽しみに見せてもらいました。
 選んだのは、ご覧の二枚。チケットの意匠をもったミミカード! 比較的早く絵柄が公開されていたカードです。これはもう大本命。旅行気分を盛り上げてくれるステキ小道具です。二枚目は切手柄のカードを選びました。「切手」もまた旅行に縁のあるものでいいですね。まぁ、決まり手はペペとクララだったわけですが。てへ。

 ↑ていうかここまで書いてやっと気が付いたんですが、チケットデザインのカードって「ニャミカード」にも見えますよね。おっかしいなぁ……どこで『ミミ』って刷り込まれたんだろう(さもありなん。でもたぶん11ポスターが原因)。


 さぁ、チケットは手に入れた。それではいざ、ポップン11の旅路へ!
 慎重にカードを引き継いで、ゲームスタート! 初めて体験する画面というのは多くの場合違和感を感じますが、11に関してはそんな印象がなかったです。フラットでも色使いはポップ。10は装飾が効いていたけど、11のシンプルさは好印象。譜面背景の電車(N)・船(H)・飛行機(EX)も「動いているにも関わらず」プレイの邪魔にならない控えめさがGood。実際のプレイには関係ないのにアニメーションする。いや〜、こういうギミック大好きなんです。ポップくんの消え方もね、光るように消える演出から泡になって消えるようになったのも嬉しい。演出がゲーム部分を追い越していない。このさじ加減! 今回かなりフィーリングピッタリです。

 11の画面写真が公開され始めたときはどんな印象になるかと思ったけど、実際に動かしてみると違和感もどこへやら。曲とキャラの奔流にボルテージ上がりまくり。「キャラ」と「曲」については、ここでは語ることをグッと抑えてみます。もうね、カーソルを一周させる前から「アンパンマンをミミがー!」「さなえちゃんがさなえちゃんが!」「むしろジュディさんが!」の勢いだったもんで。
 曲もね……今「これがいい!」って言うと自分と、これからプレイする人の間口を狭めてしまうような気がするので、あえて語りません(お気に入りは見つかりつつあるけどね)。
 だから今は、「ポップン11のテーマ」について語っておこうと思います。


 あえてポプ10を引き合いに出しますが、ポプ10ってそのテーマ的面白さの伝達が遅いタイプのポップンだったと今思うのですよ。ポプ10のテーマは魔法。夜空の星を集めて、大きな光に変える。お星様にお願いをして、隠し曲が出始める……夜の街に魔法がかかり、あの曲あのキャラが舞い降りる! ポップンナイトフィーバー!
 でも……稼働直後のポプ10にもマジカルでメルヒェンな雰囲気はありましたが、収録楽曲を見渡すとそれは「割と一部分だけ」だったんですよね。全体に魔法がかかり切っていない状態というか。太陽(現実的要素)の光が強すぎて魔法の光が見えにくかったというか。
 もちろん隠し要素が出始める頃には夜のとばりが降り始め、ポップン10に魔法の奇跡が起こったのは皆さん御存知のとおり。あの隠し要素の数々には、本当にときめかせてもらいました。

 さて、そこで今回のポップン11。テーマは『トラベル』。そして、ざっと収録楽曲や担当キャラ達を見渡すと非常に「テーマに即した」キャラと曲の多いことか!
 トラベル――旅行、旅立ちと別れ、異国での新たな出会い。お国柄のよく現れた楽曲とキャラクター!
 あ、特に全部が全部トラベルというテーマに沿って作られたわけではないと思います。ですが! ワールドミュージック系の音楽は、それだけでもう『(世界)旅行』を我々に連想させます。異国情緒あふれるキャラクターは、それだけでもう『(世界)旅行』を連想させます。

 ポップンとトラベルの親和性は、昔から凄く高い。

 「世界一周をテーマにエキスパートコースを作れ」なんて言われたら、ポッパーさんなら何コースでもすぐひねれるでしょ? ポップンというゲームの中には、いつの間にか「世界のかけら」がいっぱい盛り込まれていたんですよ。
 数ある楽曲の中から一曲選ぶ。それはすなわち、世界のかけらを拾い上げる行為。パズルのようにピースを組み合わせれば、あなただけの旅路の出来上がりってわけですよ。それはまさにトラベル!

 そして11の新キャラクター達。トランクケースにサングラス。チケット片手に異国の地。観光名所、観光名物、そして食事と同じぐらいお国柄が現れる「音楽」。ポップン11のキャラクター達は、旅をする人、旅先で出会う人、旅に生きる人、新たな世界と出会いに向かって歩み出す人達でいっぱいですよ! ただ三曲選んで音に合わせてボタン叩くだけじゃない、どこを開けてもトラベルというテーマがちゃんと見えているんです。

 もうね、開幕からテーマに血肉かよいまくり。生きている! いろんな意味で。
 「ポップン」に「トラベル」という要素を合わせた時点で、もうこの企画は勝ちってカンジですよ。プレイ終了後にマイレージが貯まっていくのもシャレが効いてる(後に隠し要素解禁に役立つ?)。
 ポップン11、面白いです!


 でも最後に一つだけ。
 ポップン4以来かな? ボタンを押しても無反応のバグがあるようです。最初はボタンのメンテナンスの問題かと思いましたが、各店舗の様子、友人の報告等を鑑みるとやはりそういうバグはあるようです……!
 なんてこと、音ゲーの根幹たる部分が満足に機能していないなんて画竜点睛を欠くもいいとこですよ。ポップン4の頃は修正ROMの配布で対応したそうですが、今はオンラインアップデートが可能なんでしょうか? 一刻も早い対応を望みます。あと、わがまま7の新曲も(しつこい)。

 ポップン4の頃、私はまるで素人で、ボタン無反応バグがあったなんて全然気が付かなかったのはここだけの話(どれがバグのBADでどれが自分で出したBADかまるで不明でした)。


 旅行中の事故は、早く笑って話せるようになりたいよっしーのポップンミュージック。


 最後になりましたが、3/24はよしポプ開設四周年の日でもあります。マイペース運営ではありましたが、こうして続けてこれたのはみなさんのおかげですよ。ありがとうございます。一人だったら絶対ここまでやっていないもの。

 それでは、これからもポップン11と共に歩んでゆきたいと思います。
 みなさん、これからもよろしくお願いいたします。


 「さーて、Vocal Best 5、これから買ってくるかー!」
 「ホントにマイペースだー!(ガビーン)」


よっしーのつれづれなるポップンライフ

2004/03/22 MON

 3/20、21と名古屋遠征を楽しんできました。内容は、名古屋食べ歩きオフ&名古屋ポッパーさんとの親睦を深める会の二本立て! 私の予想をはるかに超えて8〜10人もの音ゲーマーの皆さんが集まりました。東京、神戸、大阪、名古屋に広島。まさに東から西から、ってカンジですね。そして最後はお祝い事(試験合格祝い)でシメ。みなさんお疲れ様でした。

 さて、音ゲー的には「ポップン10の叩き納め」的な意味合いがあった集まりでもありました。
 前のお話で語ったとおり、私のカードはほとんど新品。さぁ、なにかやり残したことは無いか!? と思ったものの、私の前に広がるのは広大なポップン1〜10の畑。あぁ、もうどこからでも耕してッ、な状態。
 でも不思議と「メダルの稲穂を失った」という気持ちではなく、逆にどこから花を咲かせてやろうか、という気持ちで筐体の前に立つ自分が居ました。

 なまじメダルが付いていると「安心してしまって、やらなくなる」傾向があったのでした。難度の高い曲に、調子が走っているときたまたまメダルが付いた。そうしたらもうクリアしたことで安心してしまってそこで歩みが止まる、といった状況にも似ています。
 もう、どこから遊んでもいい。
 メダルやスキルといった色眼鏡が取れている、という状況が新鮮で清々しく、自分でも意外なほど「積み上げてきたメダルの喪失」が気にならないのでした。

 そうなれば、もう選ぶのは好きな曲、叩いていて楽しい曲、ですよ。好きだけれど、メダルが付いてからはご無沙汰していた楽曲も、また新しい側面を見せてくれました。簡単だからいつでも出来る、とその曲のことを解っている、とはイクォールではないのですね。たぶん、カードを紛失していなかったら、解ったつもりのままでした。

 ポップン11はカード情報の引き継ぎ機能があるから、多くの人はメダルを保持したまま次なる旅路へ向かうことでしょう。きっと、11の空は大きく広い。思い出を刻んで振り返ったとき、一番最初に思い出すのは……? メダルが付いているのに、幾たびも選んだあの楽曲かも。
 私の場合、メダルは失ったかもですが、そのおかげで最初に思い出す曲たちが非常に鮮明でした。さて、メダルの花を咲かせたみなさんが、最後に選ぶポプ10レパートリーは、いったいどういう構成でしょうか。

 それがあなたの、ポップンミュージック。


 正直まだ、ポプ10の魔法が効いているよっしーのポップンミュージック。


 魔法が切れるにはまだ時間かかりそう。ポプ11はマイペースで楽しみます。
 そして、名古屋食い倒れ紀行はこちらからどうぞー。


 ポプ10叩き納めの内容はどんなんだったかって?
 とりあえず名古屋に着いて最初にやった三曲はサーフィー、グーニーズ、島唄でした。もう、咲かせまくり。


よっしーのつれづれなるポップンライフ

2004/03/13 SAT

 ポップン11稼働を前に、不覚にもメインカードを取り忘れて紛失してしまいました(3/6のニッキ参照)。あぁ、無くしたポイントよりもメダルよりも、11にカード情報を「どっさりと移植」する感覚を味わえないのがなんとも残念……!

 ショックのあまり稼働するまでポップン控えようかなー、とも思いましたが、そうはいかないのがポッパーのSA-DA-ME。コレクション用の「ポプ10ミミニャミカード」をおろすことにしました。新カードでとりあえず1プレイ。その後以前使用していたカードと同IDを拾得すれば、ee'MALL内の「財産」は相続可能。うーん、このリカバリー方を自分で試す日が来るとはな。

 さっそく、まっさら(非ライトポップ)なカードをリーダーに通してゲームスタート! そして軽やかにキャラセレ。ポップン10稼働当初から使い続けてきたハイジミミをセレクト。いまさらメダル集めでもないので久しぶりにオススメモードを楽しむことにしました。
 さぁピエジルよ、このカードに最初に刻むに相応しい曲を共に選ぶぞ!

 結果。
 レッスン(H)
 ライトポップ(EX)
 フレンドリーLIVE(EX)

 おおおおお……? 初っぱなからミミに出迎えられたり、ウサギ仲間が出てきたり、新たな旅立ちをOver the Rainbowで飾ってくれるとは! ナイスセレクトだピエールにジルよ!
 なんだが最後にポップン10からいいものもらった気分。気持ちよくポップン11に向き合えそうな予感を感じるぞ。

 オススメレーダーが「明るい」に振り切れていたのも嬉しい、よっしーのポップンミュージック。


 でもラッキーアイテムが針金ってどうなのさ。


 2003.11/6 THU

※マイク ON ※


仲嶋さん「(スゥ〜)LOW-SPEEDでプレイしたいか―――ッ!

「オ―――――― ! ! ! 」

バッ



ワシもじゃ ワシもじゃみんな ! !



仲嶋さん「隠し解禁 ! ! ! 」


アナウンサー
「全隠し解禁です ! ! ! ! 」




熊殺しは生きていた ! !
さらなる研鑽を積み動物凶器が甦った ! ! !
ラクガキッズ ! ! ベアタンクだァー ! ! !



最強譜面はすでに我々が完成している ! !
スクリーン、リデルだァ――― ! ! !



手当たりしだい撃ちまくってやる ! !
ナヤ〜ン団代表 ギャング、キッドだァッ ! ! !



素手の魔法なら我々の歴史がものを言う ! !
素手の魔女っ子 魔女っ子メグ ! ! !



真の極寒を知らしめたい ! !
トロイカダンス、イワンだァ ! ! !



ゲームボーイなら5階級制覇だがアーケードなら9階級オレのものだ ! !
ロマネスク、セシルだ ! ! !



ママ対策は完璧だ ! !
全家庭用ポップン モーター5、コービー ! ! ! !



全ポップンのベストヒッツは私の中にある ! !
変声の神様が来たッ エレクトロ、ニコ ! ! !



肉体美なら絶対に敗けん ! !
益荒男のポップン見せたる
炎のキン肉マン、おとこマンだ ! ! !



バーリ・トゥード(なんでもあり)ならこいつが恐い ! !
ポップン体操、すわパンチだ ! ! !



IIDXから炎の双子が上陸だ ! !
カドルコア、murmur twins ! ! !



ルールの無いレースをしたいからポッパーになったのだ ! !
プロのEX譜面を見せてやる ! !
サーキット、ハヤタ ! ! !


妹の土産にベルトとはよく言ったもの ! !
達人のセクシー奥義が今 実戦でバクハツする ! !
ヌーディ、メイファだ――― ! ! !



世界連続参加チャンプこそが地上最強の代名詞だ ! !
まさかこの二人が来てくれるとはッッ
サーフィー、きまぐれポッパーズ ! ! !



鬱だからここまできたッ キャリア一切不明 ! ! ! !
ドロロの脳髄 釈迦ミミだ ! ! !



オレたちはアニメロ最強ではない 音ゲーで最強なのだ ! !
御存知デビルマン、デビルマンの歌 ! ! !



音ゲーの本場は今やギタドラにある ! !
オレを驚かせる奴はいないのか ! ! エレジィ、壱ノ妙だ ! ! !



デカアァァァァァいッ、説明不要 ! !
全長18m ! ! ! 重量20t ! ! !
 マジンガーZだ ! ! !



お色気は実戦で使えてナンボのモン ! ! !
超実戦諜報 ! ! 本家アニメロからキューティーハニーの登場だ ! ! !



キングはオレのもの 邪魔するやつは思いきり叩き思いきり踏むだけ ! !
ポップンステージ統一王者 スペース☆マコ!



自分を試しにアーケードへ来たッ ! !
家庭用全AORチャンプ ポール ! ! !



フォークソングに更なる磨きをかけ
T燃えてるUテルオが帰ってきたァ ! ! !



今の自分に担当曲はないッッ ! !
新体操部 タッチミミ ! ! !



ギリシア四千年のポプ技が今ベールを脱ぐ ! !
アニメロからセイントセイヤだ ! ! !



ファンの前ならオレはいつでも全盛期だ ! !
プレシャスアンコール ハマノフ
プリティーと登場だ ! ! !



ミラクル☆4の仕事はどーしたッ ピン立ちの炎 未だ消えずッ ! !
斬るも突くも思いのまま ! ! サイバーアラビアン ツーストだ ! ! !



特に理由はないッ 先生が強いのは当たりまえ ! !
                     wacにはないしょだ ! ! !
ミクスチャー! ジャックがきてくれた――― ! ! !



暗黒街で磨いた実戦剣術 ! !
家庭用のデンジャラス・ライオン アントニオだ ! ! !



レトロゲームだったらこの人を外せない ! !
超A級 8bit グーニーズだ ! ! !



超一流アーティストの超一流の音楽だ ! !
生で拝んでオドロキやがれッ IIDXの鋼鉄人 ! !
アンセムトランス MZD ! ! !



ダンスミュージックはこの男が完成させた ! !
DDRの切り札 ! ! アフロだ ! ! !






若き王者が帰ってきたッ!
どこに行っていたんだッ チャンピオンッッ!
俺達は君を待っていたッッッ!


ウエスタン、キングの登場だ――――ッ ! ! !




 このネタを書くためだけに『グラップラー刃牙』21巻を買ってきた、よっしーのポップンミュージック。
 いやぁ、ポプ8以来、キングが最高の形で復活したのが嬉しくてね……。


 シャーク(ファンクロック)は本人が恥ずかしがり屋のため、補欠選手(リザーバー)だそうで。


 2003.11/3 MON

 星降る夜は、どんなふうに過ごされましたか? 「お星様にお願い!」、ラストスパート。あなたの願いは、いくつかなえられたでしょうか。

 今回のイベントは、ポップン10のテーマに即したメルヒェンな雰囲気が良かったですね。お星様をバケツ(この野暮ったいところもいい!)にためて、いっぱいになると願いがかなう……それは即物的に言うと『隠しの解禁』なんですが、ポップン10の隠し要素は「スタッフが用意したもの」ではなく、「ポッパーの皆さんが願ったもの」であるところがこれまでと大きく違う。今までは雲上から降りそそいでくるだけでしたが、今回は自分の声を届けることが出来ました。もうね、隠しが一つ出るたびに「そう、これだ!」ってなカンジでしたよ。ポップン11ででも、こんな風に声を届ける機会があればいいなぁ、と最後に願おうと思います。

 ヴィジュアル面とバランス面も良かったんじゃないでしょうか。バケツに星がたまっていくのは進行状況がおおまかに解るし、たまった星が光ってるのがまた、私の脳の『メルヒェン野』を直撃ですよ。バケツにたまった星をのぞき込むときは、誰もが少年少女の目のはず。情景が目に浮かびます。星が少ないときは光も小さく、いっぱいになってきたときはもっとまばゆく輝かせてもよかったなぁ、と思いました。あと、星が落ちるときの「ガコンッ」って音もいいですね。あれアクセントですよ。気持ちいい。
 進行状況も、十一月三日現在で全ての願いがかなった店舗が115/1642店舗。あと一息、という店舗も含めると200店舗越えています。オンライン台のみの結果ですが、一割強の店舗が「過不足無く遊べる」レベルまで行ったようですね。ちょっと少ないように思いますが、遠征すればサントラを聴く前に全曲聴ける? という状況じゃないかな、と。
 まぁ、多くの店舗は「一気に解禁された隠し曲で盛り上がる」ようなカンジになると思います。うちの地元もそうだし。全解禁に到達した台は正直少なめだけど、堰を切ったように盛り上がるのもまたよし! です。
 本当に今回の隠しは『ポップン10というゲームを半分隠していた』と言えるぐらいの充実度ですから、解禁の日までサントラも買わずに待つ、って選択肢もアリですよ。かなりネタバレ色強いですから。

 というわけで、『新曲』部分には触れず、今日は再録されたアニメロ系楽曲のインプレッションの巻〜。そう、ポップンでアニメロ楽曲をやりたいって願いがいくつか届いているんですよ! 私アニメロも大好きなんで(楽曲はもちろん、名譜面多し!)これは嬉しい限り。書き下ろしのポプキャラまで付いてとってもお得!
 では、思うままに行きます。解禁まで待つ、って人は後で読んで!


 ●キン肉マン(炎のキン肉マン)
 同時押しの気持ちよさ、かけ声と共に押す快感。アニメロを代表する楽曲の一つ。
 担当は書き下ろしのOTOKO-MAN。この曲を担当できるのは彼しか居ない。マッソー!

 ●セイントセイヤ(ペガサス幻想)
 鳴るところは全部叩く! これまた実にアニメロっぽい譜面構成。
 ギリシア風味のニャミがいいカンジ。流石にペガサス流星拳はなかったもよう。

 ●デビルマン(デビルマンの歌)
 アニメロのボス級譜面がお出ましだ。再チャレンジしてみたら、まだダメダメだった。
 小悪魔、という形容詞がピッタリのはらぺこニャミに大注目。

 ●キューティー(キューティーハニー)
 「なんかちょっと恥ずかしい」というのもアニメロの魅力! 『May』と『July』の間が明かされた。
 やっぱセクシーであのお方の右に出る人は居ないね。あと、ハニーさんが担当したらアレだと思った。

 ●マジンガー(マジンガーZ)
 キューティーにも言えることだけど、ハイパー譜面が無いのが残念。あ、グレートまでおあずけ?
 ロボニャミの意匠がちゃんとマジンガーしてて感動。口とか。剥き出しの頭頂部が弱点というのも同じ(違)。

 ●魔女っ子メグ(魔女っ子メグちゃん)
 これも「音に合わせて叩く」という気持ちよさが満載の譜面! シャランラ♪
 担当の魔女っ子ミミちゃんを見よ! ある意味アナザー10ミミ。小悪魔っぷりと豪華なアクションの数々。
 ポプ10のテーマと楽曲が見事に融和して輝きを増してるよ。裏主役を見た気分。てか、マイキャラにさせれ。

 ●すきすきソング(すきすきソング)
 超名譜面。曲も大好きだ。赤面ものの一曲だが、それがいい! アニメロのキモが結晶化してる。
 担当がスペース☆マコってのもニクいね〜。そしてあのオーバーアクションは刮目して見よ!
 マコはあれぐらいマンガな動きでちょうどいいですよ。キャライメージを的確な方向に向かわせたグッドリメイク! もう大好き。


 もちろんアニメロ楽曲の復活も願っていた、よっしーのポップンミュージック。


 解禁後、集まった星はスープにする方向で(メルヒェンっぽく)。


 そして十月の‘FEEL SO GOOD 8’に来ていただいたみなさん、ありがとうございました。


 2003.9/28 SUN

 東京ゲームショウにて家庭用ポップン9がお目見え! そしてポップンアーティストのミニライブが開催! との報を聞きつけ、さっそく様子を見に行ってきました。でも家庭用8から三ヶ月も経っていないのにもう次回作か……早い、早いよ!

 ポップン9といえばシリーズで初めて過去曲が(ほぼ)全収録され、かつエントリーカード使用、オンライン対応という「第四世代ポップン」とも言える内容ですが、それが家庭用の枠にどう収められるか、ある意味ハラハラしながら見に行きました。
 まず過去曲収録ですが……曲選択画面の構成はアーケードと同じ。すなわち、過去曲のカテゴリ(と思われる)が存在していました。マス目は全部『???』でしたが、過去曲はそれなりに収録される……と希望を持っていいのかな?
 オンライン化についてはどうでしょうね。PS2にはBBユニットとかありますけど、普及率と導入のメリットを考えると苦しいかも。オンラインといえば『pop'n 対戦ぱずるだま ONLINE』がおもしろそうでした。ぱずるだまは初代からのファンなもんで。オンラインオンリーと言わず、単体のソフトで遊びたいなぁこれは。
 画面や操作感の移植については、PS2にプラットフォームを移してからはそんなに心配してなかったです。これまでのCS7〜8、ベストヒッツを見ても、音も画面も問題ないもんね? PS1時代はどのぐらい劣化するかハラハラものでしたが……。

 そしてコナミブースで、お待ちかねのミニライブ。家庭用ポップン8で『フォークソウル(夢で見た翼で)』を提供してくれた兎 usagi の皆さんと、我らがミッキィィマアァァサシッ(ミッキーマサシ/はやP)のトークとライブを楽しんできました。
 兎 usagi のギターを担当しているakiraさんがミッキー……すなわち家庭用ポップンのプロデューサーである、はやP氏とお知り合いであるとのこと。その縁でデモテープを聴いてもらったら「すごくソウルフルでいい曲」との評を受け、晴れて家庭用ポップン8に収録が決まったとか。人脈って財産だね。

 兎 usagi のみなさんがゲームショウで歌ってくれたのは「夢で見た翼で」。そして家庭用ポップン9に収録されるという「蝶になれ」が初お披露目! 夢で見た翼で、よりもアップテンポでノリのよい曲。ゲームにどう組み込まれるか今から期待が高まります。
 MCでの「ホント、みんなあったかくて」というフレーズが印象的でした。トークにはたどたどしさがあったけど、それもまた好印象! ポップンと、ポッパーのみんなを好きになってくれたら嬉しい。

 後半はミッキーマサシこと、はやPの大活躍! 第一回ポップンライブや前回のゲームショウライブでも言っていた「ミッキーは三分しか地球にいられない」がどう表現されるか個人的に期待していたけれど、MCでの「だんだんミッキーとはやPが混じってきた(汗)」発言はちょっとウケた。「(後ろ振り向きから)ハーイ、はやPです! あ、まだミッキー残ってるな……」もよかった。とうとうこの設定、芸の域に達したな。

 MC時、ミッキー(はやP)の口からポップンミュージックというゲームの説明を聞けたのはラッキーだった。
 「音のないカラオケ、のようなものです。たとえば音楽からギターの音だけが抜けていて、ボタンを押すとギターの音が出る。それで演奏しているような気分になれるんですね。ボタンにもいろいろ楽器の音が割り当てられていますし」
 うろ覚えだけど、なかなか的確な説明であったと記憶しています。
 自身のポップンの腕前も問われていたけど、「ハイパーまで、EXはダメダメ」とどこかで聞いた発言を。「どんどん難しいものが求められていますからね」との発言も。ライトポッパーとヘヴィーポッパーの間で揺れる開発者の一面がチラリ。

 さて、歌ったのは「一番古いのと、一番新しいのとで」ということで『パッション(今宵Lover's Days)』と『家庭用ポップン9に収録される新曲』が選ばれました! 「ポップン8の時は忙しくてミッキーの曲が出来なかったので」かなり力入ってる印象。「イギリスの80年代後半ポップス」を意識したという新曲を、ノリノリで歌い上げた。「I'm sorry,sorry」というフレーズが耳に残っています。リアクションを交えて歌っていましたが、あれは恋人との待ち合わせに遅れたリアクションなのかな? 英語の歌詞を聴き取れればなー。
 あのノリノリっぷりと足の振り上げ方は、どことなくマチルダを想起させた。ミッキー最高だよ。

 で、ミッキーマサシのライブも終わり、はやPに気持ちを切り替えた後は家庭用ポップン9の質問をコナミのおねーさんから少々。
 「で、気になる発売の時期は?」
 「いやーもーホント作り始めたばっかりでなんとも言えないんですよ」
 プロモーション画像の方では一応「2004年二月」と出ていたけど、かなりいっぱいいっぱいの状況での発言なのかな? 「作り始めたばっかりで」のフレーズ、三回は言っていた。

 でも「あったかいポップンファンのために全力で作ってます!」と、兎 usagi の皆さんのコメントを受けてはやPはこう言ってくれた! 家庭用ポップン9、期待していいんじゃないかな。完成の時が楽しみだ。
 なによりも、ポップンの最新作を作っている人が、こんなにもノリノリで、ポップンが大好きで、音楽を愛している。これを確かめることが出来ただけでも行った価値があったというもの。スタッフの皆さん、がんばってください!


 でも解禁コマンドを打ち込めず、未だ「お星様にお願い!」がどんなものか知らないよっしーのポップンミュージック。


 ゲームショウでやっと「Sana-mode II」購入。
 再録された音と歌声が染みわたる。「今夜、森を抜けて」が大好き。

※ライブ中のセリフは、すべてうろ覚えです。雰囲気が伝わればいいかな、と。


 2003.8/14 THU

 夏の夜に魔女は飛んだか? あるいは姿を変えて地上に降りてきているかも。
 いよいよボタンの数より多く、シリーズを重ねたポップンミュージック10! 遊んでますかー!?
 ポップン10は夜(明かりの灯る家・星座)、魔法(メインキャラ・オープニングの演出)といった要素で上手く画面が構成されていていいですね。夜だから余計に光が映える! 演出を含めて、シリーズ屈指の美麗さであると感じました。

 版権曲の導入(ポプ6)、全曲収録&ネット対応(ポプ9)と大きな変化を重ねてきたポップンミュージックシリーズでありますが、シリーズ数が二桁になってさらに新しい姿に羽化したような印象があります。タイトルミュージックや、クレジット投入時の効果音が「これまでもの」と変わったのも「ここからまた新しいぜッ」という意志の現れでしょうか? 過去に生み出した作品を礎とし、より高く大きくなっていって欲しいと思います。

 システムまわりも少々変化しましたね。FIRSTカテゴリを設けたり、5ラインモードを自分の意志で9ラインモードに切り替え可能だったり、「ポップンはじめました」な人達を意識した作りは大変よいです。新しいファンの事は常に考えるべき。ee'MALLの普及により私、最近ポップン以外の音ゲーに触れることが多くなったのですよ。いやはや、「他の音ゲー」はやはり勝手が違う。そのことを考えると、このぐらい簡略化して正解です。
 カテゴリブレイク(ノーマルモードで、他のカテゴリの曲を遊ぶには黄色ボタン同時押しが必要)の存在は、慣れた人にはちょっと異質に感じるけど、長くやってる人はすぐに適応できるでしょう。チャレンジモードでは最初からカテゴリブレイク済みですしね。10からポップンを始めてくれた人には是非、さらなる世界へと繋がる扉の「鍵」としてカテゴリブレイクを使って欲しいと思います。願わくば「変ッ身ッ!」とか心の中で言ってもらいたいですな。ライダー風に。

 メダル獲得システムもちょっと変化しました。通常のメダルの他に、BAD0(フルコンボ)でクリアすると「ヒゲメダル」が、ALL GREAT(パーフェクト)で「王冠メダル」が付く仕様となりました。これってアレに似ていますよね……? ポップンミュージックアニメーションメロディー(以下アニメロ)に! あれもBAD0でクリアするとご褒美アニメーションが流れる、というおまけが付いていました。
 アニメロにおけるこのシステム、凄く大好きだったんですよ。ご褒美アニメはもちろん、BAD0という目標があるから一曲に対するモチベーションが下がらなくて。BADが減って、きれいに「演奏」出来てゆく課程もまた楽しくて。
 そこで思い当たることが一つ。ポップン10での新曲って、全体的に難度が低めじゃないですか。これは是非きれいに演奏して、ヒゲメダルの獲得を目指してください、ってことなんじゃないかと思ったのです。あり得ない物量のポップくんを、満身創痍で捌いてクリアがどうこう、というのはもう飽和状態になりつつあると思います。さすがにもうポップくんの数は増やせないでしょう……? そこで上級者が目指す次のステージは「きれいに演奏」という境地なんじゃないかな、と。

 新メダルシステムと、思ったより低めに設定された新曲難易度から、私はそんな模様を読みとりました。もちろん、今作もスタッフからの挑戦状的譜面もありますし、いろんな人が、いろんな楽しみ方を出来るようになっていると思っています。シリーズを重ねても、間口が狭くなっていかない、というのは喜ばしいことです。私も自分目標を持ち、ポップン10に向かい合っていこうと思います。


 さて、この時期タイムリーなのが二つあります。pop'n music スーパーコレクション ポップンライブDVD3ですね! スーパーコレクションの方は、ポップングッズを網羅した資料集的一冊。グッズやCDはもちろん、インターネットランキングの景品やチラシに至るまで掲載。新しい発見のある本でした。
 残念なのは、購買層が狭め?なのと、情報にまだヌケがありそう……というところかな。13ページでのポップン8の解説文で、サドゥンのことがスルーされているのがちょっと気になった。もとより枝葉末節まで書くページではなかったのかもだけれど。ビジュアル本として見るぶんには問題なし、だけどね。
 ポップンライブ3は幸い参加することが出来たので、DVDでは「あの場面をもう一度」的に楽しんでいます。アーティストのアップと、楽屋裏を見ることが出来たのがよかったです。会場では細かい表情の変化まで解らなかったものね。

 最後になりましたが、前回のトップコメントに誤りがあったのでここでお詫びと訂正です。私ミコシバさんの性別とお仕事を間違えて書いていました。ミコシバさんは男で、むぎばたけのキャラデザはカメイトモユキさんでした! 間違いを二つも重ねてしまって申し訳ない気分です。以後このようなことの無いよう、気を付けます。


 穴があったら入りたい、よっしーのポップンミュージック。


 次は新曲について書けるといいな。お気に入りは見つかったかな?


 2003.8/3 SUN

 来週の今頃には全国でポップン10をプレイできるようになってるかな? それとも新たなポプ本「pop'n music スーパーコレクション (グッズ、ポスター等の資料的画像集?)」や、ようやく発売にこぎ着けたポップンライブDVD3を楽しんでいる頃でしょうか。
 私は今、ポップン9でメダル獲得のラストスパートと、家庭用8でパッドプレイの練習です。今日は家庭用ポップン8の白眉とも言えるスタディチャンネルについてのお話。

 シリーズを重ねるごとに難易度の底が上がりつつあったポップンは、新たなファン層に対してやや厳しい一面を持っていました。そこで考え出されたのが、ポップン5から採用された「5ラインポップン」です。この新たな選択肢の登場により、ライトポッパーさんでもいろんな曲を楽しめるようになったと思っています(初心者向きの譜面は、どうしても数が少ないですからね)。

 スタディチャンネルは「難しいのなら、ボタンを九つから五つに減らしてみよう」という発想のさらなる発展系です。このモードでは使用するボタンを1〜9から選ぶことが出来、かつ専用の譜面まで用意されています。こういうのは家庭用ならでは、の要素ですね。ポップンというゲームは、一度プレイしているところを見ればすぐに「やるべきこと」は理解できます。姪(幼稚園児)に見せたとき、それは確信しました。説明していないのに、音楽に合わせてボタンを叩くのです。
 でも、それとすぐに遊べるかどうかは別問題。5ボタンでも多すぎるという場合は多々あります。そこでこのスタディチャンネル! 1〜3ボタンであれば横で見ているだけであった友人にも、家族にも勧めることが出来るのです。八作目、かつ家庭用でやっと「誰でも遊べるポップン」が実現したことが本当に嬉しいです。
 言うなれば、やっと門戸が本当に開かれた、と!
 八作目にして、ようやく「やってみなよ」と言えるようになった、と!
 これは凄いことなんですよ。

 で、このスタディモード。初心者向けの機能かと思いきや、熟練のポッパーさんが触れても得るものは多いのでありました。最初は「まぁ、せっかくあるものだし」ぐらいの気持ちで始めた1ラインポップンでしたが、リズムアクションゲームの「核」とも言うべきものを感じました。音に合わせて叩く、という気持ちよさの原点と言うのでしょうか。遊びとして機能している、という事実にびっくりでした。
 ただクリアの可否だけに目を向けると緊張感はありませんが、自分で縛りや目標を設定すると俄然面白くなります。最初にやってみたのはスコアアタックでした。日頃スコアアタックとは縁のないプレイをしているので、新しい緊張を味わえます。目標を十万点にするとですね……一個一個のポップくんを大切に、って敬虔な気持ちになりますよ。今までは「クリアできていれば御の字」という考えで、取りこぼしたポップくんには目も向けないようなスタイルでしたが、スコアアタックをやってみて初めて「スコアラーの皆さんが見てきた世界」の一端に触れることが出来ました。こういう緊張、目標の世界もあるということですね。

 縛りのその2は「パッドプレイ」です。専用コントローラーを用いず、プレステに付属している標準コントローラーを用いてのプレイ、ですね。これはもう本当に頭の体操! あっというまに初心者の気持ちになれます。初心者……そう、ここでまた生きてくるのがスタディチャンネルです。パッドプレイへの登竜門ともなるのですね。
 低難度の譜面、パッドプレイ……ここでようやく見えて(聞こえて?)くるのが「音の世界」です。いままでボタンを叩く音でかき消されていた音がちゃんと聞こえてくるんですよ。アーケードではまず体験できなかった世界です。あぁ、裏にこんな音があったのか、この音の部分を叩いていたのかと新たな発見がいくつもあります。
 高難度の譜面をがむしゃらに叩くうちは、解らなかったことがいくつも出てきたスタディチャンネル。誰にも優しく、訪れれば新たな発見がある。やはりこのモードこそが、家庭用ポップン8の白眉であると思っています。


 あと、スタディチャンネルは勉三ミミをマイキャラに出来るのが最高だネ。
 それとウィルソン先生の生足(超個人的意見)。


 ポップン8インプレッションの最後は、気になった点……キャラクターについてちょっとだけ。
 家庭用でのキャラ展開って、絶対悪くはないはずなんですよ。アーケードとは違う畑であることを知ってか、独自のワールドを展開するのは好もしいと思っています。違う畑なんだから、同じものを創る必要は無いと。アオニサイ氏の絵は結構好きですし。ウィルソン先生とか。スタディ、トレーニングの絵とか。スミレの連投を避けたのは賢明だと思いました。
 ただひとつ、「!?」と思ったのがラテンエンカの「むぎばたけ」。なんていうのかな、これは曲と何の関係も無くただ変なだけ、というか。ミコシバ嬢のデザインですよね、これ?
 ミコシバ嬢は私、良い意味でポップンワールドに新たな方向性を示してくれる新人と思い期待を寄せていました。実際彼女はトラウマパンクでの釈迦ミミとか、パビリオンのミドリさんとか良キャラを輩出していますし。
 でも「むぎばたけ」は、曲となんの関係のないところで絵を描いている、というのがいただけない。キャラだけなら見所もあるが、曲とセットで見ることがどうしても出来ない。ポップンというゲーム中で「異物」になっちゃってるんですよ。どういう意図でこのキャラを描いたのかは知らないけれど、「そんなことされても嬉しくないなぁ」というのが正直な印象です。次回に期待。応援してるから。


 世界を拡張するための破壊、をミコシバ嬢に期待していた、よっしーのポップンミュージック。


 旧家庭用キャラが衣装を替えて再登場、という切り口は実によかった。
 ee'MALLでの着せ替えもこんなのだったらよかったのに!


 2003.7/21 MON

 夏だ一番、ポップン8祭り〜! もう夏休みって人、多いんじゃないでしょうか。いいなぁ。
 当方ようやくポップン8の隠し要素を100%に出来ました。今日は内容面のインプレッションいってみましょう。

 ポップンと連動した企画として、6でのステップアップチャレンジ、7でのビンゴ de 7等がありましたが、いずれも家庭用に収録されることの無かった企画です。ステップアップチャレンジはマシンの性能の限界、ビンゴ de 7はプレイヤーの性能の限界(笑えん)の壁があったため収録が見送られたものと思いますが、ポップン8の企画「すごろく de 8」は家庭用で再現されることと相成りました!
 でも、さすがにあの「苦行とも言える升目の多さ」までは移植されず一安心。そこまで完全移植だったら本当に夏休みが終わってしまいます。ルーレットの出目を目押しできる、というのが最高に嬉しい。アーケード版は出目に介入することが出来なかったので、傍観するより他はなかったですからね。これだけで「参加」という意識を引き出せました。出目の期待値が3.5でも、15回ぐらいのプレイで日本一周出来るというのもほどよいバランス。無論隠し要素を100%にするためにはもっと廻らなければならないのですが、タイムリリースよりも進行状況がはっきりと見えるので隠し出現までの道のりは、それほど辛いものではありませんでした。
 家庭用向けに、ほどよく調理されていると思います。これなら家庭用ポップン9(仮)の企画「ギャンブラーZ」も期待出来るかな……?

 そして収録楽曲。今回は本当によく頑張ったと思う! 結論から言うと「サンダーバード」と「8」が未収録となりました。私、特にポップン8に収録された版権曲は本当にどれもハズレ無し、と思っています。ゆえに未収録の二曲は本当に残念でしたが、収録は厳しめと思っていた「タッチ」や筋肉少女帯の楽曲が入っていたことに対して万雷の拍手を送りたいです!
 浅倉ミミミや釈迦ミミのためだけにじゃないヨ。

 家庭用オリジナル楽曲も、粒ぞろいという印象。今回は特に方向性が気持ちよくバラけていて嬉しいです。ポップン3以来となった、Cathy Lauさんの復活も嬉しい限り。詳しくは曲語りの方に譲りたいと思いますが、インディーズっぽさがなんとも好印象でした。
 家庭用ならでは、といえば「アヌビス」とのコラボレーションは普通に嬉しいプレゼントでした。合っている、合っていないはさておき、ポップン風味の味付けはきらいではないですし、こういう「遊び」の部分こそ家庭用ならではだと思います。

 システム面。以前にも書きましたが、ポップン7の長所とベストヒッツの利点が反映されていてナイス。クリアマークが付くようになったのも便利。ただ、ベストヒッツの利点は全部盛り込んでもよかったんじゃないかな〜? 一曲終わるごとにカーソルが最初の位置に戻るのはやや不便。おじゃまノルマも記憶されないし。ネームエントリーの情報は記憶されるのにね。それがちょっと残念。アーケード版と感覚が異なってしまうというのなら、オプションで各項ごとにON/OFFが出来たなら……と思います。カーソル位置の記憶、見やすいバナー表示……。フリートレーニングモードの利便性が本当に高いので、よけいにそう思います。
 小さいことですが、使用ラインの細かい設定が可能であることを知って感動。ポップン2以来では? 7ラインポップンが出来るのは! あんまり需要無いかもだけど、超絶EX譜面の「真ん中だけ」とか「左側だけ」遊ぶのもオツなものですよ。
 ベストヒッツにあった「プレイの記録」は家庭用デフォルトの機能にしてくれないかなぁ。

 そして、ポップン8の白眉とも言える「スタディチャンネル」! すごろく全国行脚で疲れた体に、このモードは本当に染みたァー! ポップン7のスタディモードは気持ちネタ要素が強かったけど、これは本当に遊べる! 1ラインから!
 1ラインポップンってのもどうかなー、とは思っていましたが、いざやってみたら音ゲーの原点を見た思いですよ。これなら本当に家族で遊べる。ここにきて真の意味で「みんなのポップンミュージック」になったことが喜ばしい。横で見てるだけだった友人にも勧められるというものです。


 スタディチャンネルでパッドプレイを始めた、よっしーのポップンミュージック。


 次回はパッドプレイとスタディチャンネルの密な関係と、キャラクター方面のお話をしたいと思います。
 そして前回の訂正。V-レアに収録されている「rings on the water」は家庭用8の新曲「レイニー」、「The chamomile of nighe」は「アダルトコンテンポラリー」の事でした! いままで気が付かなかった……。他の楽曲についても、ご存じの方は教えてくれると嬉しいです。


 2003.7/13 SUN

クリックで拡大 家庭用ポップンミュージック8発売されて早十日。すごろくでクラフトを歩かせてますか? 日本何周しましたか? 隠し要素はどのぐらい出ました? お気に入りは見つかってますかー!?
 今日は家庭用ポップン8インプレッションの巻。

 今回もコナミスタイルより特別版を購入しました。ときめきを覚えつつ、ひとつひとつ見ていきましょう。

 ●家庭用ポップン8ポスター
 ポップン8のイメージであるパステル調でまとめられた絵柄が良。もともとこういう絵柄好きなので、さっそく額に入れてみようかと思います。
 ●ポップンミュージックカバン夏バージョン
 これまでのポプ缶、ポプコン用カバンより実用性があるのが嬉しい。生地も厚いし、作りもしっかりしてる。このデザインなら日常で使る。リバーシブルカバンでもあり、中の絵柄はポプキャラ満載。あぁいかん、見てると使うのもったいなくなる。側面に携帯用ポケットが付いているのが、なんとも今風。
 ●ししゃもマスコット
 タオル地におなかはビーズ入り。これは単体でも商品になるでしょう! 出来いいです。かわいい。これがお目当ての人も多かったのでは? 先ほどのカバンの、携帯ポケットに入れて吉。
 ●雷舞うちわ
 一歩間違うと失笑を買うアイテムだが、思っていた以上にちゃんとした作り。プラスチックだったら安っぽいことこの上ないが、本格的に竹を使って正解。マジメに作ったからこそ、ネタが血肉を得た例。キャラグッズとしてではなく、日常の中に織り込ませたい一品。普通にいいデザインだしね。
 ●ポップンミュージック缶バッチコレクション
 定番のおまけ(商品だけどね)。書き下ろしのヒナです。くまのプーさん風味? ししゃもがいい味だしてる(はちみつ漬け?!)。
 ●V-レアサウンドトラック
 あけて一番びっくりしたのがこれだったり。いままでV-レアは極めて普通のCDケースに入っていたけれど、なんと今回のケースはDVDケース! 豪華! 入れるところが二枚分だから、なにとペアにしようかな。やはりCS8か? ジャケットの裏表とCDのレーベルはこれまた描き下ろし。カレンダーとかの商品は使い回しが激しすぎて魅力が薄かったけど、今回ぐらい描き下ろしに力入れてくれていると嬉しくなっちゃうね。よくがんばった! ていうか伝票見て驚いたんだけど、V-レア自体は本当におまけ(タダ)で、ジャケットに代金が発生してるんだ……。でも安くてこの内容なので納得。
 で、V-レア。Des-Row・組はやっぱかっこいいね。Raspberry Heartは誰の曲だったっけ……? でもいい曲。White Eve(unplugged version)Naya^n氏の編曲が光る。Sanaさんが新たに歌っていて満足。期待していた とどのすけ とめたろう の100sec.kitchen Battle!!も愉快。でも元の歌詞が「料理の作り方」であることを考えると、その辺もパロった歌詞だともっとよかったかも。rings on the waterとThe chamomile of nigheも耳に覚えの無い曲だなぁ……これもいい曲だけに、解説のインストが欲しかったところ。GB音源はナイスおまけ。マンボ楽曲があったら、もっとよかったですよコナミさん。
 ネットでの特別版情報をシャットアウトしていたので、あれこれ驚かせてもらいました。次回もこの勢いで、ぜひ!

 そして、いよいよポップン8のディスクをPS2上で走らせる。第一印象は……
 「このポップン8すごいよ! さすがポップン9のお兄さん!」
 ポップン7の長所はすべてもらっている。ベストヒッツの利便性が向上したようにな!

 次回は本体についてもっと掘り下げる予定の、よっしーのポップンミュージック。


 勢いでガンネタいれちゃったヨ。


 2003.7/3 THU

 ポップン10への期待が高まる中、いよいよPS2にて家庭用ポップンミュージック8が発売!
 到着を、いまやおそしと待ちかまえています。

 新ソフト発売に合わせてサイトイメージを変えてみた、よっしーのポップンミュージック。

 8について語るのは、思う様8の花畑を飛び回った後の予定〜。


6/22

ハミングバード、無事ゲットできましたー。
ふじのまなみさんの歌詞が、片岡嗣実さんの楽譜の上を走る。
フルサイズでの収録も嬉しい限り。ゲームVerだけじゃ解らないこともある。
二番の歌詞を知って、初めて全体の物語を知ることが出来るのだ。

『Filament Circus』、前奏の部分から聴けて感動。やっと本当の姿を見られた。
情熱的な『甘い生活』が好き。
恋のシャレードもそうだけど、パーキッツはたまに熱く燃える側面を見せる。
センチメンタルな『カナリアの涙』も好き。
歌詞もさることながら、曲が悲しいままじゃないところが好き。
サビのところで、まけるもんかっって盛り上がるのね。
作詞・作曲の役が逆転している『Giraffe』も興味深い。
男の人はこう書くよなぁ、という歌詞。そう思う。
そして気持ち無骨な歌詞に、ふじのさんの曲が優しくかぶる。
そして生まれるのは、やはり「パーキッツミュージック」。

よいアルバムでした。
ポップンアーティストのことを、もっと好きになれる一枚です。


6/18

パーキッツの新アルバム、ハミングバードが本日羽ばたきましたですよ。
今度はどんな旋律に、どんな言葉をのせてくれるのでしょう。
ポップン10収録曲が早くもお目見えしたり、ゲームサイドには見せていない角度から
繰り出される新曲にも、期待が高まったり。

あー、早く届かないかな。
もう雨の旋律は聴き飽きました。


5/26

ポプ10ロケテ、最終日だけちょっと見に行きました。
さすがに混んでいたのでプレイしてこれなかったけど、
他サイト様のロケテレポからは読みとれなかった部分に触れられて満足。

とりあえず注目したのは、10仕様ミミのアクションの数々。
「お星にお願い」でお目見えしたウィッチコスチュームが採用されたんだね。
ちなみに黒コスチュームは、2Pカラー仕様です。


【ノーマル】
左斜め45度を向いて(すなわち画面右側)、両手は腰に。マジックワンド(杖)は持たず。
左足を前にして、軽くトントン、とリズムを刻む。

【GREAT】
えびぞり気味に、小さくジャンプ。いつの間にか杖を手にして、上に振っています。
杖からは、もちろん☆が飛びます。

【GOOD】
正面を向いて、にっこりジャンプ。手は胸の前、杖は持たず。
かぶっているウィッチハット(帽子)も、ちょっと飛び上がります。

【BAD】
かがんで、顔は(><)
上から何か落ちてきている?

【フィーバー】
右手は腰にやったまま、左手で帽子をとってウィンク。
頭の上にはなんとナナ(鳩)が!

【フィーバークリア】
黒マントの本格的な魔女スタイルにへんし〜ん!
広げたマントの中は、まるで星空のよう。

【非フィーバークリア】
ほうきに乗って空を飛んでいます。


おさげが細いのがやや気にかかりますが、等身(ボディバランス)も良好。
ポップン10の構成テーマ(星空、夜の祭典、夜の世界を支配するのは魔法?)に即したキャラ作りもGOOD。
今度のミミニャミも当たりですぞ。


もちろんゲーム部分も見てきましたとも。
タイトル画面は星空に街のシルエット。画面左右にミミとニャミのぬいぐるみ。
ぬいぐるみが突如けむりを放ち、ミミとニャミに変身します。
Oh、ファンタスティック!

選曲画面にも夜の街のシルエットが。一度に表示されるカテゴリは一本だけになりました。
時間設定が「夜」であるため、画面は全体的に暗いのですが、
星座を模した「9/5ボタンセレクト」や、ネオン表示の文字が非常に映えます。
気になったのは、デフォルトで表示されるカテゴリが「pop'n 1」である点。
やっぱり新曲をやりたいし、今まで通りデフォルトは最新カテゴリにして欲しい。
いきなり「ファンタジー(AC1)」が表示されてびっくりしました。
それと、曲名の書かれたバナーはもっと明るく、見やすくした方が良いと感じます。
現状では、ちょっとバナーの色が暗めで背景に溶けてしまっています。

曲選択後、オプション設定等を決めた後、ゲーム画面への以降の仕方がちょっと変わっていました。
今までは「画面切り替え」でしたが、10からは「星形のウィンドウが回転しながら飛んで」ゲーム画面に切り替わります。
ちょっと説明しづらいなぁ。視覚的に一番変わったところなので、脳が敏感に反応しました。
あ、もちろん好演出だと思っています。目もすぐに慣れたし。

楽曲の評価は、稼働してから。
とにかく、惰性で作った続編ではない、という意気を示してもらいたいと思っています。
ポップンスタッフの本気を見てみたいのです。
どんなジャンルのゲームでも、マジで作ってる部分があれば、絶対ファンは付いていきます。



以下は、小ネタ。

サンディがチャイナ仕様になった、とか聞いたので期待して見に行ったら、思ったほどチャイナ服ではなくてげそり。
ポプ8の人気キャラ「ししゃも」が再登場。今度は佐藤さんの自転車のカゴに入っています。プリティー。
新曲「禅ジャズ」は、非常に選曲率の高い印象。キャラは耳無し芳一? その包帯の下は!? 耳は?! ギャー!
版権曲「ガッチャマン」の担当キャラはヨシオ。科学「忍者」だからなぁ。
ちなみにヨシオ観によると、科学イクォール白衣らしい。
誰も版権曲「仮面ライダー」選ばねぇ……。



ポップン10の星空に、魔法の軌跡はなにを描くのか?
ポッパーの願いは星に届くのか?

1〜9は太陽の下で展開された物語であったようだが、
月の光はなにを奏でるかまったくの未知数!

最後の願いはやはり、「このワクワクを裏切らないで!」だ。


5/16

ていうか、ポプ10のロケテやってるの?
そういう時期かもだけど、なんかびっくりさ
いい夢見させてください


5/10

ee'MALL楽曲の貸し借りを始めてみた
これでやっと、普通に楽しめる雰囲気
目には目を、ネットワークにはネットワークか!


2003 5/4

サイト改装、およびコンテンツ見直し開始
復活はどんなに遅くても七月三日(CS8発売)までには


 2003年三月二十九日、pop'n music アーティスト大集合3(ポップンライブ)開演! 初めてのポプライブが開演されてからほぼ一年経ちました。今回は会場を東京国際フォーラムへ移し、5000人近いポッパーさんが会場に集まりました。ここにいる人、全員ポプ好きなのかぁ……そう考えると、圧倒されます。数の力は、目に見えたとき特に顕著に現れる。
 今回は会場の広さと開演日時に恵まれて、ライブに参加することが出来ました。今日は各アーティスト様の歌、語り、叫び、出来事の中で特に印象深いものを書き連ねてゆこうと思います。一ポッパーを通して見えた、ポプライブの側面を見てください(敬称略)。

 ●フレディ波多江●
 突如鳴り響いた前奏は……「禁じられた契約
(ダークネス2)」! 彼がライブの口火を切るのは第一回以来二度目。中盤で声のトーンが本当にガラリと変わったことにびっくり。やっぱり一人で歌っていたんだ!
 ゲームサイズで一曲終えた後は、Mickin'さんが登場してお二人で司会進行です。

 ●亜熱帯マジ-SKA爆弾 feat. MAKI●
 「Cassandra(AC8スカ)」、「Ska Ska No.3(AC6スカ)」と存分にインスト曲を聴くことが出来て大満足。やはり生演奏の迫力は違う。トランペットを、サキソフォンを吹き鳴らす彼らの格好いいこと! あれだけ楽器を自在に操れたら、最高だろうなぁ。
 後半からはヴォーカルのMAKIさんが黒エナメルのメイド服?で登場。正直、ポプライブ2での浴衣姿の印象が強かったので普通に驚いた。「ラブラブブギウギ(ブギウギ)」で生『じょ』を聴けたのが実に良かった。締めはロングの「林檎と蜂蜜」で。二番の歌詞が大好きなんで、聴き入ってしまいました。

 ●Sana●
 かなり速い登場にびっくり。後半にはなにが待ちかまえる!? 今回もイギリス国旗柄のスパンコールを着用。あぁ、あれ見るたびビリー・カーン思い出してしまう(関係ない)。三回目の登場と言うこともあり、だいぶ場にも慣れてきた印象あります。バックダンサーも今回は無く、一人でやり抜きました。
 「White Eve(ウィンターダンス)」、「翔べない天使(モダンエイティ)」とお気に入り楽曲が続いてしびれた。なによりも素晴らしかったのはCS7のレアサントラに収録された「@n H@ppy Choice」を生で聴けたこと! 歌詞にSana観が盛り込まれ、オリジナルへのアンサーソングとも言える一曲。選曲に文句無し!
 トークの際、感極まって涙ぐむ姿も、強く心に刻まれました。ライブだなぁ。あ、第五回ライブ(仮)でやる予定だったバク転はV字開脚に変更みたいですヨ。

 ●SASEBO BROTHERS●
 「エピキュリアンへの少数意見(シャッフル)」でその名を馳せた佐世保ブラザーズ。今回のライブが「お披露目」となったわけですが、腰の低いいい兄さんという印象。すで決めゼリフが「すいません」。卑屈というんじゃないな、いい人だ! 好印象! あと、やっぱり良い歌を歌う。CS8に収録予定の新曲も披露してくれました。これから多くのファンに愛されて成長する予感があります。
 ちなみにCS8用の新曲は、ハイテンポで譜面も難しめだとか。YUMETOさんの手の動きから察するに、1+4+6+9の同時押しがあるぞ! 気を付けろ!

 ●Des-ROW・組スペシアル●
 今をときめくDes-ROW先生の登場に会場は明らかに一段階ヒートアップ。それに負けないほどの大爆音の演奏で答えてくれました。「cobalt(ハイパンク)」、「大見解(ヒップロック)」、「男々道(ヒップロック2)」と怒濤の攻め。最後は「夢有(デイドリーム)」でゆらり、と。坪井さんの犬トークは「飼い犬のフン」の話なれど、人生観すら感じさせる熱いものであった……! きたなくなんかねー!
 どういうわけか、奏者の中にWAC氏が猫フードをかぶって混じってました。
 先生「脇田、お前にゃおーんって言え」
※一番印象に残ったセリフ

 ●School●
 15分の休憩をはさんだ会場に始業チャイムが鳴り響く。再び、会場をいきなり沸点まで持っていったのはすわ ひでお! 登場の際コケるのはお約束だ! 今回もレインボーな衣装かと思いきや、地味目の茶色いコート? だが今回は『野生』がテーマとのことなので毛皮だと思うことにした。
 「ステテコ捨てていこう(バンプ)」でちょっと前奏がズレた?ものの颯爽と立て直す。男は何度でも立ち上がるのだ! 「デパ地下のお話(デパファンク)」を歌う前の「国際フォーラムをデパ地下にしてやるゥー!」の叫びが熱すぎです。Sanaの「@n H@ppy Choice」に対してこちらも「愛車はタワシで洗ってる?」をやるかと期待していたけど、締めは「H@ppy choice(メロコア)」で。ちゃんと間奏の間、セリフを入れてくれました。オヤジィー!
 司会とのトークの間、また会場にサインボールを投げ込んで恋のキャッチボール。二階席までボールを投げ入れたすわはやはり強肩。あ、狂犬は「ワン」ね。

 ●Mickin'●
 Schoolからメンバーを「継承」する格好で司会であるMickin'も「Over the Night(レディメタル)」を披露。ちゃんとロングで歌ってくれました。Mickin'さんは声が力強くて、本当にしびれる。

 ●パーキッツ●
 前奏部分でちょっとだけtsugさんが「Invisible Lover(ベストヒッツ新曲・エレクトロ)」を歌ってくれました。あの声がtsugさんだと予想していた人は居たかな? ふじの まなみさんが登場して「水中家族のテーマ(ケルト)」をロングで。三曲目は「次回作(ポップン10?)」に収録予定の新曲「ピンポンダッシュ」。「チェイス!チェイス!チェイス!(フレッシュ)」以来の衝撃でした。期待!
 お二人のトークの、ほんわか加減もおなじみ。今回tsugさんは「電子音とともに○と×を出す機械」でまなみさんと会話(?)。だが途中で電池が弱くなり機械の反応が鈍く。とうとう肉声で「(楽屋で)すわっちが遊びすぎた」と告白。うわー、ライブだ!
 観客へのプレゼントは、今回はフリスビー。最初に卸業者から買った「50枚のフリスビー」は堅くて危ないのでお蔵入りだとか。「とりあえず車のホイールに使うんだって!」
※ミミニャミ風に
 トークの最中に「悲しい〜」「おまえらみんなベタだー」とtsugさんからブタパンチの片鱗がチラチラ。だが今回は降臨ナシ。だがこれで良かったと思う。「第二回ライブのアレ」が伝説になりさえすればいいと思うし、ブタパンチ部分を前面に押し出してしまうと、もうパーキッツではなくなってしまうものね。
 最後は「Over The Rainbow(フレンドリー)」で。「また?」とか言うべからず。これはみんなで歌うための曲なのだ。ビバ、ライブ!

 ●NAOKI presents TЁЯRA/小坂りゆ/白石のりあ●
 NAOKIの代名詞とも言える「ハイパー楽曲」である「STARS☆☆☆(ハイパーJ-POP)」と「North Wind(ハイパーJ-POP2)」で観客のハートを鷲掴み。これだけの大人数の前で歌うのは初めてとの事でしたが、そう言われるまでは信じられなかったほど堂々としていました。小坂りゆさんの「会場のみんながよく見えない」の声に答えてすぐにスポットライトが消え、会場の照明がすぅと明るくなったときはナイス照明! と思いました。Sanaさんの時にもこの「照明の小粋な気配り」はありましたね。
 本編とは関係ないけど、のりあさん登場時の「Glorious Days(アンセム)」とdj TAKA登場時の「Late Riser(ヴィジュアル3)」にぞくり。「今回はLate Riserは歌いません!」「えー!」
 dj TAKAは歌わない代わりにキーボードを担当。「LOVE2シュガ→(ユーロビート)」で大活躍。りゆ&のりあさんがそろったら……そう、「☆shining☆(ガールズロック)」です! やっぱりやってくれました!
 「みんな元気ー!?」。元気になれました。

 ●新堂敦士●
 トリを飾ったのは今回も新堂兄やん。時間に追われる格好であまりトークが無かったのは、トリのジレンマか。タイトルが超長い事で有名なサイバーロカビリー。今回はタイトルの長さに負けないようロング版で歌ってくれました。そのままパワー系楽曲(Shake!/パワフォ7・Fashion/パワフォ6)で攻めたのは大正解。疾走したまま最後は「きみを壊したい(パワーフォーク2)」。パワー系楽曲の中で一番好きな曲なので気持ちよく聞き終えることが出来ました。

 エンディングは今回も「ポップスアンコール」をBGMに、舞台上に全アーティスト大集合。そう、これは「アーティスト大集合ライブ」なのです。看板に偽り無し、こうでなければね。第一回の反省が今も生きているようで嬉しかったです。
 司会進行の手際の悪さと、アーティストに対する知識の不足(フレディさん、Mickin'(ミッキン)を『まっきん』と呼んだのは、さすがにまずい)が残念だったけれど、盛り上がれました。楽しかったです!


 すわさんの「前転、後転で入退場」とtsugさんの「あ・り・が・とん汁ー!」が心の中で双璧を成している、よっしーのポップンミュージック。


 実は第四回ライブよりも、第一回インストライブをやってもらいたいと思っています。いや、ライブというかコンサート? 静かに座って演奏に耳を傾けるのさ。
 スカとアンセムに、夢の片鱗を見ました。

(2003.4/2 TUE)


 ポップンの歴史を束ねて見せた、ポップン9。それと同じ事を最初にやってのけたのは……そう、ポップン4でした。過去の楽曲が(ほぼ)すべて収録されたそれは、大きな驚きを持って私たちの前に現れました。第一世代ポップンが生んだ、金字塔的作品であると思っています(私見では、第一世代1〜4・第二世代5、アニメロ、ミッキー・第三世代6〜という認識です。9はやはり第四世代となるか?)。
 それはもう、三年も前のお話。

 その三年前。ポップン4という巨人の後を追うように歩み始めたものがありました。
 なまえは「よっしーのポップンミュージック」といいます。
 そう、いつの間にか、開設三周年。

 巨人に追いつき追い越せの心意気で歩み続けてきましたが、ポップンの方はすでに第四世代(ネット対応)の領域へと進んでいます。追う背中は、まだ遠く。けれども歩みは止めません。まだまだポップンが大好きだし、今日まで応援してくれた人も居るのだから!
 「みんな、ありがとゥー!」

 さて、開設一週年時は『Sanative』、二周年時は『Sanaコレクション』とCDに恵まれてきましたが、三周年のこの時期にもちょうど新譜が届いています。三月十九日に発売の『ポップンミュージックヴォーカルベスト4』です。毎回遊び心とテーマのあるジャケットがいいカンジのこのヴォベ4(俺略称)、今回は「宇宙(月)旅行」がテーマのようです。ジャケットを全て開くと、地球から月、メルヘン王国?まで一望できるようになっていますね。デザインは後からついてくる、すきなものをどんどん描いていこう……そんな楽しいらくがき帳的雰囲気がポップンらしくて好感触。こういう描き下ろしをたくさん見られるのも、ヴォーカルベストのいいところ。
 それでは、各楽曲のインプレッションを。


 ●0/1 ANGEL(A.I.テクノ)●
 ポップンならではの一曲。命を吹き込まれた電子音。間奏の間がGOOD。

 ●しりとり(ストレート)●
 キーマニからの移植曲だそうですが、曲調も歌詞もリサに似合うね。

 ●Late Riser(ヴィジュアル3)●
 ロングになってカッコよさ倍増。ギターが、凄い!

 ●Can't Stop My Love(J-R&B3)●
 ヴォーカルベストに入ると、J-R&B系はすごく印象に残る。良さを再認識。

 ●森の鼓動(パストラル)●
 これが本来の姿? 待望のフルサイズ。でももうちょっと聴きたかった。

 ●夢有(デイドリーム)●
 この長さなら、たゆたえる。ラップに身をゆだねて。

 ●エピキュリアンへの少数意見(シャッフル)●
 辛口の歌詞が、アルバムのいいアクセント。曲も無論良。

 ●林檎と蜂蜜(昭和カヨウ)●
 二番の公開で話の全貌が見えた。悲しくも、背筋は伸びたまま。

 ●Escapes from your love(クリスタル)●
 ボタン音を混ぜたくなかった一曲。水晶のように、混じりけなく聴けました。

 ●Flapper(ストリート)●
 ジュン&シンゴの担当曲はライトな譜面で損をしがち? 本当は歌も歌詞も良い。

 ●翔べない天使(モダンエイティ)●
 作詞も新谷さなえさんなんだね。本当に彼女らしい歌で大好き。

 ●HONEY-BEE(昭和ワルツ)●
 昭和カヨウと同じく、二番の歌詞が開けられて真の姿が。こんなの切なすぎる。

 ●Over The Night(レディメタル)●
 アーケードと全然違うー! 太く、力強い歌声にしびれっぱなし。

 ●BONANZA(USハードロック)●
 作詞もミッキー御大かと思ってました。熱く濃いのはお好き?

 ●お天気とチョコレート RUM CUSTARD MIX(モード)●
 パーキッツ楽曲がアレンジで収録されているとは。お得感アップ。

 ●掌の革命(プライド)●
 ナチュラルベアコレクションと同じ? 未聴の人は歓喜して吉。


 ヴォーカルベストは四枚目となりますが、パワーと質は上がり続けていると思います。
 しばらくはこのCDがエンドレスです。まわれまわれ、四年目の私を後押しするように。


 三周年目にもステキCDと巡り会えて嬉しい、よっしーのポップンミュージック。


 ee'MALLには、まだ触れていません。

(2003.3/24 MON)


 ギャンブラーZ、三月十二日に放映終了!
 ポップン9での店舗対向企画としてスタートするも、無事にワルドックを倒してさっちんを救出できたのは、日本全国でわずかに41店舗。おそろしいことに残りの店舗では、ギャンブラーZは『打ち切り』になっているのです。
 なんてこと! ギャンブラーZのボディパーツを集め、各階のボスを倒し、ワルドックと戦ってさっちんを救出したかった! でも「達成」するまで続けるのはちょっと……というのが正直な感想。
 ビンゴすごろくもかなり早く一部店舗にゴール(隠し全解禁)された過去があるけど、コナミさんは早解きをいやがっているのかなぁ……。ギャンブラーZの「普通にやったら期間内に終わらない」長さを見ると、そう思ってしまう。
 ハードル設定が高すぎ。途中経過が設定にまったく釣り合わず退屈。ゴールできたのはひとつまみの店舗。後の店舗は番組打ち切り。隠し解禁コマンドで後始末をするより他はない……。よしポプ的にも、今回の企画はどうだったかなぁ、と。
 一番最初の店舗対向企画である「ステップアップチャレンジ」って、今振り返ると本当によく出来ていたと思います。平等な進行(チャレンジポイントの累計)、モチベーションの継続(徐々に開くイラスト&歌詞CG×3)、段階を踏んだご褒美(緑/青/赤譜面の解禁)……。後の企画も、骨組みは同じなのになんでこんな肉付けになっちゃったんでしょう。なんだか皮肉な展開です。
 ギャンブラーZ再放送(無いだろうけど)では、ホントに名誉挽回して欲しいと思います。

 さて、ギャンブラーZはひとまず置いて、ここからはソフトロック long (227の項目/二月二十七日)の日に満を持して発売された「ポップンミュージックベストヒッツ」のお話。
 全国のポッパーさんからの曲投票で、ポップン1〜6まで選りすぐりの曲が収録されたこのベストヒッツ、アーケードオリジナルが存在しない、というのを逆手にとって、家庭用オリジナルの構成が好感触。モードやキャラセレクトのスキップON/OFF、ノーマルからEXまで自由に遊べる枠無しのスタイル。過去曲とはいえ新作譜面とリミックス曲が良質! 追加要素と新曲の数に喰い足りなさは覚えるものの、音楽番組をモチーフにした「ベストヒッツモード」が想像以上にワクワク出来たので総合では満足しています。予備知識ゼロでプレイして大正解でした。ランキングを開いていくのが楽しいことっ。
 隠し曲も時限解禁ではないし、ベストヒッツモードででも隠し曲が演出たっぷりに紹介されるので、全曲出現までにさほど時間がかからないのもお気に入り。これまでのは隠しが全部出る頃には力尽きていたので。
 「小粒だけど良作」ですぞ。

 同時に届いた「pop'n music BOOK! ポップンな関係 EXTRA」とVレアサウンドトラック4についても少々。ポプ本はルーズリーフ形式で「どこででも開ける」形式で大正解。じっくり向き合えるのが、紙媒体のいいところ。(誤植は多くとも)ソツのない記事構成。キャラのアニメーションパターン掲載数の少なさを残念に思うのは、以前に出版された「ポップンミュージックキャラクタービジュアルガイド」が資料として素晴らしすぎたからか。
 Vレアサウンドトラック4は、リミックス曲とポップンGB音源の二本立て。インストとリミックス曲とはいえ、インストカードが無いのは残念。リミックス曲にハズレはないと思うけど、前回の「すわ Sanaとりかえっこ」のインパクトが強すぎて損をしている? 欲を言えば、GB音源も生演奏にしてもらいたかった。ピコピコ音もステキだけどさー。
 あと、ピクチャーCDはミミニャミでナイス。

 なんだかんだ言って、ギャンブラーZで受けたダメージはけっこう回復している、よっしーのポップンミュージック。

 ホワイトデーのイベントも、忘れるなっ。


 ……やはり私は、ベストヒッツ投票で『レッスン』に入れなければおかしかったんだろうか?
 まだしゃべっていい?
 「人生の万能薬が欲しい! 自分も、生きるのに不器用ですからッ!」

(2003.3/14 FRI)


MZD「3月か……3月3日!」
ミミ「ミミの日だよねっ!?」
MZD「雛祭り! おーいヒナ、ちょっと働き蜂使って全国のポッパーにプレゼント届けてやってくれ」
ミミ「ヘコー!」

 みたいなことがなくて、心の底から安心する昨今です。
 オンライン化したポップン9の新要素である「P(ポップン)-フレンド」! ニャミ、リエサナに続いて三番目の主役に抜擢されたのはみなさんの予想通りミミでした! ぱちぱち。

 ミミ好き管理人の運営するこのサイト的には、公式サイトで三月三日がミミの日と認定されたことが一番喜ばしいですな。公式サイトで……しかも神(MZD)が祭りを企画してくれるというのならば、こちらも太鼓の一つでも打ち鳴らしたい気分。
 そこで以前から暖めていた企画を一つ、実際に「かたち」にしてみました。拙サイトの私設ファンクラブから新企画ページへ、どうぞお越し下さい。

 垂直(まっすぐ)なMZDに惚れる勢いの、よっしーのポップンミュージック。

ALT「3月3日ダカラミミノヒダナンテ垂直(あんちょく)デスネ」
MZD「ヘコー!」

(2003.3/3 MON)


 二月は寒く、短くともイベント盛りだくさん。五日にAC9&CS7サントラが、いつもより一足早くお目見えしました。「このタイミングでのサントラ発売は古今例がない」。メダルをたくさん獲得した人にご褒美として届けられた隠し曲のみならず、「企画イベントが始まらないと絶対に聴けない曲」まで収録されていてオドロキでした。
 隠し曲をゲームよりも先に聴いてしまうことに多少抵抗はありましたが……まいどあり、結局買った! とデパファンク風にゲットしたワタシ。「絶対先にゲームで聴けない曲が入っている」ということは、もうポプ9からは隠しだからと言って、いつまでも曲をしまっておくのを止めたのでしょうか? あるいは、先に曲を公開しておかないと困る人たちが出てくるから……? そして忍び寄るee'MALL(イーイー・モール)の影! 以下次号! ウソです!
 とりあえず、隠し曲を(あえて)除いた現在のマイベストを、ヴォーカル編/インスト編と暫定的に選び出してみました。

【ヴォーカル編】※サントラ収録順に10曲
俺ポップ/パストラル
ダークネス2/ピーチアイドル
ハイパーJポップ2/ガールズロック
A.I.おばあちゃん/スプラッシュ
モダン80/テラピー
【インスト編】※サントラ収録順に5曲
大河ドラマ/バイオミラクル
ロックフュージョン/モッズ
メランコリー

 趣味と嗜好が見え隠れ。CDを聴いてから評価の上がった楽曲を優先したつもりです。そしてこぼれ落ちた楽曲の数々に気を取られて、曲をのせた盆を取りこぼしそうになる。そもそも! いらない曲は無いので、埋め合わせは曲語りの方をお待ち下さい。

 サントラ発売後の六日はニャミの日、十二日は、戦わなければ生き残れないギャンブラーZが起動、十四日はリエサナヴァレンタインと急に筐体まわりが忙しくなりました。ニャミ、リエサナのP-フレンド降臨サービスは普通に楽しく、嬉しかったですね。オンラインならではのお遊びだと思います。語呂合わせでもこじつけてもいいから、またやってもらいたいものです(とりあえず三月三日はミミの日の方向で)。

 さて、時期的に今は店舗対向企画「ギャンブラーZ」の真っ最中なわけですが、どんなカンジだったでしょうか。フタを開けてみれば「ステップアップチャレンジより達成へのモチベーションが低く、ビンゴ de 7よりは無茶な事をやらされず、すごろく de 8よりは進み方が公平」という印象でした。
 基本的にギャンブラーZは、ポップン9に付属したおまけゲームのようなもの。プレイヤーが何も知らなくてもゲームが停止してしまう事のない「ゲーム型進行チャート」みたいなものだと思っています。面白ければ儲けもの。つまらなくても……進行表の表示なのだから仕方なし? みたいな。

 ですが、残念だと感じるのは、やはり「面白いところがちゃんとある」からなんだと思います。アホっぽい(褒め言葉)アイキャッチが好きだ! ファミコンみたいな陳腐な音も好きだ! トオルくんのおかれている状況も燃える! アイテムを見つければ嬉しいし、ボスが出てくれば地沸き胸躍る!
 でも
 途中経過が残念すぎるんです! あまりにもなにもなさ過ぎ。ダレて当然。一部屋ごとにアイテムやボスを置け、とは言いません。もうちょっとね、部屋の中に何か欲しかったです。「次はなんだろう?」と思えるようなヤツを。家具、調度が置いてある(ワルドックの趣味が丸出しのヤツだ)。趣味の悪いワルドックの肖像画が飾ってある(しかも微妙に百面相)。まれにポプキャラが出てきてトオルに激励の一言をかける……。
 途中イベントゼロ、ってのはあんまりすぎ。ギャンブラーZ再放送(あるのか?)では一考をお願いしたいところです。

 そして二月最後のイベントは……二月二十七日(227の項目/ソフトロック long の日)に満を持して発売される「ポップンミュージックベストヒッツ」でキマリですね。家庭用ならではの、業務用には出来ないアプローチで作られているようなので、かなり期待しています。

 ギリギリ二月に発売されるチケットにも興味がある、よっしーのポップンミュージック。

 (蛇足)
 ポプ9のリエサナはマイベストヒットだァー!

(2003.2/20 THU)


 ポップン9が稼働して早一ヶ月。ポプってますか? カード作りましたか? フェイバリットは見つけられましたか? もしかしてポップンフレンド来た? おこづかいと相談してる? おこづかいと反比例してメダルが増えているって?
 あなたの数だけ、ポップン・ア・ラ・モード。
 今日はカフェテリアで、ポップンミュージック9のお話。

 前回から幾度と口にしてきましたが、ポップン9最大の特徴は「カードによる個人データの管理」と「1〜9楽曲を(ほぼ)全収録」の二つがもっとも大きなものです。さて、いきなり数百曲という楽曲の海を目の前にして、ポッパーは立ちつくすのか、とりあえず水辺で遊び始めるのか。始めは砂遊び、波遊びでオッケーオッケー。その手にあるものを見てみるといい。そのカードを使えば遠泳だって出来るさ!
 さてこのポップンミュージックカード、マイキャラクター、ゲームオプションの保存のみならず、クリアした楽曲に「メダル」が付く仕様になっています。単純なアイディアですが、これが実に有効に働いている。こういうのは心理的に「集めたくなる」んですね。それは結果、ポッパーに昔の曲を再体験させる契機となっています。
 懐かしかったり、上手く出来なかったところが出来るようになっていたり。感じるものは人それぞれ。しかもその気になれば簡単に「創世記」の頃にまで遊びに行けるのです。第二世代(ポプ6で版権曲が入った頃?)ポップンしか知らない人たちでも、過去で学ぶことが出来るのです。
 一口に全曲収録といいますが、これはなにげに凄いことですよ?! カード対応、という事実よりも凄いことだと思っています。「ポップン9には歴史が入っている」のです。

 メダルシステムにより過去曲に再び意味を持たせる。始めはメダル目当てでも良い。過去の歴史から、何かを感じ取って欲しいと……古参ポッパーである私は思ってしまうのです。さぁ、せっかくだから1〜3の楽曲はノーマルスピードでやってみるものいいだろう。これがすべての始まりだった。「その頃」を知っているというのなら、過去曲にさまざまな「おじゃま」を付けるとよい。歴史に「if」を持ち込むのは、いつだって面白いのだ。
 カードはそのまま、あなたの歴史を刻む。歴史(過去曲)あってのカードです。今は無心に、楽しもう。カードがその真の力を発揮するのは、おそらくインターネットランキングや、ポップン9での新企画「ギャンブラーZ」がスタートしてからでしょう……!

 歴史といえば、昨日一月二十七日にとうとう「よしポプ」は10万ヒットを達成いたしました。三年弱で10万というのが早いか遅いかはさておき、歩みは遅くともここまで歩き続けることが出来たのは皆さんの応援あってのことです。一人ではここまで踏ん張れない。ありがとうございました。

 ソフトロックの日(127の項目)に10万ヒットしたことがなんか嬉しい、よっしーのポップンミュージック。

 ポプり続けるぼくらは、胸に何を抱いて走る?

(2003.1/28 TUE)


 新年明けましておめでとうございますー!
 ポップン9で叩き初めはしてきましたか? 1〜9楽曲に家庭用曲までそろっているから、あなたのフェイバリットで攻めることが出来ますよ。2003年は、かつてない大作であるポップン9とじっくり向かい合いたいと思っています。

 そして、新年最初の更新は「真・ポップンコントローラー作成レポート」の完結です! 本当に長い、長い間お待たせいたしました。じっくりとこたつの中とかで、その歩みをなぞってみて下さい。
 さて……一応ここはテキスト中心のポップンサイトということで運営してきましたが、ポプコンコンテンツのインパクトが強すぎるのと、テキストコンテンツが納得できるほど充実していないという二つの理由から、よしポプは「テキストサイト」というよりも「ポプコンサイト」として認知されてしまったきらいがあります。ポプコンコンテンツの完結により、ある意味このサイトは大きく推進力を失ったと言えるでしょう。

 DE・SU・GA! むしろこれからが正念場! 本領発揮! ポプコンコンテンツの完結は脱皮、新たな出発の契機であります。例えるなら、三段ロケットの三段目を切り離した気分。
 2003年からはもう、ポップンコントローラーについてあれこれ気持ちや時間を割かずとも良いのです。これからはすべてのパワーを「テキスト」に向けることが出来ます。
 さぁ、まずは凍結状態にあるテキストコンテンツのサビ落としから始めます。それが終わったら「新たなコンテンツ」の開拓に取りかかります。それがよしポプの2003年の抱負です!

 二段目の点火を応援してくれたら嬉しい、よっしーのポップンミュージック。

 それでは改めまして、2003年も「よっしーのポップンミュージック」をよろしくお願いいたします!

(2003.1/5 SUN)

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